昨日のちょっとした思考実験。「なぜ料理は後から調味料を入れた方が美味しくなるのか」をすでに実践し、さらなる旨味を作ったという母のやり方です。

メイン料理は肉豆腐…… に見えて、車麩が入っています。つまり、肉と煮汁の旨味をこちらに吸収させるというやり方。
では、そのとき何が起こったかをmermaid.jsで見てみましょう。
sequenceDiagram
participant P as 煮汁
participant V as 既存食材
participant F as 車麩
Note over P, V: 【フェーズ1:盤面の安定】
Note right of P: 煮汁は調味され、適温。<br/>旨味は鍋全体に拡散している状態。
Note over P, F: 【フェーズ2:暴力的介入】
Note right of F: 車麩を投入
rect rgb(200, 220, 240)
Note over P, F: 【物理的介入:温度低下】
F->>P: 大量の常温物質が熱を奪う
Note left of P: 鍋全体の温度が急激に低下。<br/>既存食材の表面が引き締まる。
end
rect rgb(240, 200, 200)
Note over P, F: 【物理的介入:強制吸着 】
Note right of F: 乾燥した多孔質の組織が<br/>強烈な毛細管現象を発揮。
P->>F: 周囲の煮汁を強引に吸い上げる
V-->>P: 旨味を鍋に残したまま、水分だけが移動
Note right of F: 煮汁の濃度が車麩内部で上昇。<br/>旨味が固定される
end
Note over F: 旨味の塊となった車麩の完成
敢えての「暴力的介入」の名にふさわしい逸品となっていました。