先刻手に入れた『アルルの丘』専用オーガナイザー。この態勢になってからのソロプレイを楽しみました。

このゲームはドイツ北部の東フリジア地方の村を発展させていくワーカープレースメント。

  • 資源を獲得し
  • 農地を耕し
  • 建物を建て
  • ワーカーを養う食料を調達する

までは比較的よくあるタイプですが、湿地を干拓して泥炭を切り出したり、堤防を押し出して土地を有効活用していくなどのアクションが一線を画しています。何より、

  • 荷馬車を使った資源の加工や旅路
  • 漁船・交易船による資源の加工と交易(拡張の要素)
  • 紅茶によるアクションパワーアップ・増加(拡張の要素)

などの要素。これらによりワーカーが何人も増えるような効果が出てきます。

最初から全てのアクションがフルオープンで大量の選択肢があるという性質上、ダウンタイムは非常に長め。なので、あらゆる意味でソロプレイ向けです。

「今日は農村主体で行こう」「効率を突き詰めれば」「まだこの建物試したことがなかった」など、序盤にある程度の筋道を立て、それに沿った戦略で動きながら思惑通りに動けたときの快感や

「これぞ箱庭」と言うほかない盤面は好きな人には堪らない一品となっています。

『アグリコラ』などと異なりスタートプレイヤーの奪い合いや食糧供給のギスギス感がないのも好み。

やはり、ボドゲを本格的に始めた頃にこのゲームに出会えてよかったというのが正直なところです。

※おまけ※

オーガナイザー導入時にはお見せできなかった収納図。