独特のシステムと分かりやすいシステムが相まってここのところのお気に入りの『コールドウォーター・クラウン』。その拡張が既に出ているということで抑えました。
追加コンポーネント
新たに追加されたのは
- 釣りエリア「海」の追加
- 船コマ
- 海で釣れる4種20枚の魚カード
- 6枚の釣り名人向けカード[Squid]
- 釣り道具[Anchor]
と、「海」を強く意識したものとなっています。
追加ルール
港の1アクションに新たに船コマを海エリアに置く「沖合に出る」が追加されました。プレイヤーが沖合にいると
- 海エリアの魚を釣ることができる。
- 通常の釣りエリア(湖、海岸、川)の魚を釣り上げることはできない。
- 釣り人コマを各エリアに置く/取り除くことで通常通り個人ボードの餌を取り除くことができ、ボード上のゾーンが空になったときに、海エリアにある各ゾーンの魚を釣り上げることができる。(海エリアの魚は餌を問わない)
- 沖合にいるとき、[Squid]以外の釣り名人向けカードカードに餌をキャストすることはできない。
- プレイヤーが沖合に出る場合は港アクションが必要だが、陸上に戻る場合は手番の前か後で船コマを手元に戻すだけでよい。
と、かなり勝手が違うものの、海にいるというのが比較的イメージしやすくなっていました。
そして、[Small species challenge]と排他的オプションとして[Mean species challenge]と[Trout species challenge]が追加。セットコレクションに幅が加わり、リプレイ性が増しました。
新しい釣り道具[anchor]は手番中、港アクションの1つが取れるお役立ちアイテム。
追加ルール感想
単純に種類が増えたことにより、終了のトリガー「12種類を釣り上げる」がやりやすくなり、「8種先取」の競争も激化。
海用のコンテストは「釣り上げた海の魚の重さの合計の絶対数」となり、勝利点も最大で8点と大盤振る舞いのために無視することはできません。
なにより、動きが増えたことにより中盤以降のマンネリ化を防ぐとことができるので、良い拡張と結論付けられます。
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