月: 2020年3月 Page 1 of 4

検証:アプリ版『大鎌戦役』をiPad上で動かしました。

アプリ版のボードゲームはセットアップや対戦相手の心配がないのがアドバンテージ。それをいくつかiPad上でインストールしましたが、SteamアプリをiPadで動かせると聞き試しました。

導入したのは『Steamリンク』。

  • iPadと同じネットワーク上にSteamクライアントが稼働しており、
  • それなりに速いWi-Fi環境ならば

とインストール。

悲しいことにWi-Fiは遅いと言われましたが無事検出。

動きました。ただ、以下の問題がありました。

  • 全体をトラックパッドのようにタッチして動かす必要あり。
  • 解消するためのマウスやゲームパッドは本末転倒。
  • PCより狭い画面

と、結局、PCでの操作に戻りました。

とは言え、これらさえクリアできれば可能性は広いです。

Ubuntu(Kubuntu)19でのVitualbox環境まとめ

以前にも書いたハマった案件が、一応の解決です。

と、Ubuntu19環境下でVirtualBoxのGuestEditionをゲストに解釈させた上でのゲスト起動が完了しました。以下、備忘録のためにメモします。

ホストのハードウェア環境:

  • CPU:Intel Core i5-7500 3.4GHz
  • メモリ:32GB
  • SSD:1TB
  1. Kubuntu 19.1をインストールし、Discover(ソフトウェアマネージャー)よりVirtualBoxをインストール。
  2. ゲストを新規登録。メモリに余裕があるので8GBほど割り当てます。ディスクも50GB導入しました。
  3. OSのISOをダウンロード。UbuntuとOpenSuseをそれぞれ選びました。
  4. ゲストOSをインストール。
  5. インストール後、GuestAdditionsをダウンロードするか聞かれるので、ダウンロード。→ここで詰まっていました。うまくダウンロードできなかったので…
  6. そのリンクをそのままブラウザにコピペしてダウンロード。
  7. あとはゲスト環境のデバイスで読み込ませて完了。

これで検証できたのはUbuntu系とOpenSuseのみ。Cent OSはまだうまくいっていません。

ですが、一歩前進です。

ボードゲーム『大鎌戦役-サイズ-』感想。

ルールをつかむまでが大変でしたが、学んだ先には重ゲー独特の充実感が待っていました。

とかく覚えることが大変なゲーム。「もう一つの世界線をたどった1920年代東欧」を舞台に

  • 戦力増強
  • 資源生産
  • 相手との戦闘
  • 勢力拡大

等を担っていきます。とっつきにくさがあるというのは理解していましたので、プレイ動画でチュートリアルを入念に行い、オートマを用いてソロプレイ。

イージー相手とは言え、最初は敗北。「ゲーム終了のトリガーはゲームの勝利条件ではない」ということと、最終的に稼いだ金額と展開力で決まるのは新鮮でした。

ただ、自動処理が煩雑でしたので、更なるチュートリアルが必要だと痛感。そこで

Steam版に手を出しました。初回はこの通りの敗北ですが、3回目ぐらいでようやく勝利。

まだまだ覚えることがたくさんすぎて「完遂した」って感想しかないのが辛いところ。ただ、もう一度やりたいかは全力で肯定なので、もっと練り込んでいきたいです。

ボードゲーム『サイズ -大鎌戦役-』専用オーガナイザー入手。

ボードゲーム専用オーガナイザーはこれで5つではありますが、「各コンポーネントの展開と同時にオーガナイザー組み立て」はこれが初です。

昨日の『クランズ・オブ・カレドニア』と同じくThe DIcetroyer製のオーガナイザーを入手しました。

個人用コンポーネント

施設、星章、メックやらキャラクターといったアクション時の要となるコンポーネントは各国ごとに微妙にサイズが異なっていました。ですが、キャラクターがしっかり入るとともに、後の収納の伏線へとなっています。

昨日の『クランズ・オブ・カレドニア』のオーガナイザーと同じくDicetroyer社のため、木枠から抜きやすく、透かしなどの意匠が美しいのも印象的です。

リソース・カードスタンド

今回、リソースもアップグレード。没入感アップ間違いなしです。そんなアップグレードされたものが収まるトレイにカードもスリーブ対応。

コインや戦闘ダイヤルも視認性は完璧です。

そして収納

『テラフォーミング・マーズ』や『アナクロニー』のオーガナイザーと異なってギミックがないので比較的詰まらずサクサク進みました。(とはいえ、途中にタイル抜きやらスリーブ入れがあったので時間はかかりましたが)

今度はしっかり説明書通りに収まりました。

見た目はもちろん、「セットアップがめんどくさい」のハードルを低くしてくれるのがオーガナイザーの魅力です。

ボードゲーム『クランズ・オブ・カレドニア』専用オーガナイザー導入。

今回のオーガナイザーは「ルールの勘違い」があった作品『クランズ・オブ・カレドニア』です。

今までのオーガナイザー、Meeple Realtyと会社が別のThe Dicetroyerのため、少々趣が異なりました。

面白いと思ったのが、チュートリアルとしてサイコロを組み立てること。精度は上々。かなり期待できそうです。

初期セット・契約トレイ

箱としては小さめですがコンポーネントがギュッとつまり、セットアップが大変なのがこのゲーム。なので、小物やらタイルが機能的に収納できたのでまずまずです。特にダイス類はサイドを取り外すことで展開が楽になっていました。

コイン・資源トレイ

ゲーム中、頻繁にやり取りをするコインと資源。オープン仕様で、複数資源は専用の収納スペースがあるのもお気に入りです。

個人サプライ

これは本当に素晴らしいと思ったもの。先述したとおりセットアップが面倒な部類に入るボードゲーム。とりわけ面倒なのがこれらおびただしい数の個人サプライ。

これが仕切りに入って見た目も判別しやすいだけではなく、ケルト文様の取り外し可能な蓋により、これまた展開/収納の手間を劇的に減らしてくれます。

そして収納

今までと違い蓋もなく回転機構もなかったので組み立てそのものはサクッと終わり、ボード以外のコンポーネントが揃いました。

日本語版かつ版が違うということで個人ボードの大きさが異なり、説明書通りに入らないという事実が発覚したものの、しっかりと収められました。

問題となった個人ボードを一番下に敷き、個人サプライ→タイル類→資源を並べます。そして、蓋代わりにサマリーカードを置きました。

更に初期セットを重ねて商品ボードを蓋にし、コインを起きます。(オリジナル版はコインの隣に個人ボードが重なるようです。

最終的に契約ボード、マップ、マニュアルを積み重ねて蓋ができました。

早速、このオーガナイザーを使ってソロプレイを行いました。いや、本当にセットアップが楽。視認性も良くてスペースも省けます。

お気に入りの作品なだけに、更にリプレイ性が高まりました。

ボードゲーム『大鎌戦役-Scythe-』を開封しました。

昨日、イヤホンと一緒に購入したボードゲーム『大鎌戦役-Scythe-』。ユーロゲームの骨頂と言うことで、まずは開封から行いました。

カード・タイル

過日の『アナクロニー』と比べて抜くタイルも少なめですし、(本質がカードゲームの)『テラフォーミング・マーズ』ともカードは控えめ。

ボード・ミニチュア類

その代わり、トークン類は強烈。ボードも『チケットトゥライド ヨーロッパ』ぐらいの大きさです。

各陣営に所属するミニチュアは『アナクロニー』とは違い基本セットについてくるというのが豪華極まりありません。5桁円の定価も納得です。

広大な世界観にミニチュアが没入感をもたらしてくれること間違いなし。タイル抜きや収納、そしてプレイがとても楽しみです。

新しいイヤホン入手。

衝動買い、してしまいました。

下のボードゲームはのちのち記事に起こすとして……。

  • 耳にフィットして
  • しっかり移動中にも聞けて
  • ギリギリ出せる値段

ということでSONYのWF-1000XM3を選定。

各種機能や現在再生中の曲なんかが一括で知ることができるというのは、今までの格安の独立型ワイヤレスにはなかったものでした。

また、以前から使っていたイヤホンはアンドロイド機器との相性が悪く、菊に耐えないノイズが入っていたわけで。

やむなくiOSで使っていましたが、そうなるとAmazonミュージックでローカルの音楽を一緒に消えないというジレンマ。

今回、それがなくなっただけでも感動しています。

自宅での「ドハマリ」案件。(ついでにOS差し替え

今日の更新は昨日と比較して控えめです。

サブマシンとしてLinuxデスクトップを構築しているのは以前もご紹介した通り。

かなり余裕のある設計のおかげで仕事関連の勉強が進められるってんでvirtualboxをインストールしましたが、これがまたうまくいきません。
ゲストOSはうまく行っても解像度がフルスクリーンにならなかったり、アドオンDVDがインストールできなかったり、入れたものの最立ち上げができなかったり……。

以前と同じ手を使っているのに、関わらずです。もしかしたらホストOSが違うのかと再インストールの繰り返しで貴重なシフト出社前の時間が過ぎてしまいました。

仕事と違って「このソフトを使わなければならない」という縛りがないのがいいところなので、他の仮想マシン(KVMあたり)を試してみようかとようやく思ったところです。

また、余談になりますが……。 とりあえずUbuntuベースなら使い慣れているし問題はなかろうということでKDEに通じる動きを持ったUbuntu Studioを入れてみました。

見た目もよく、クリエイティブに強いソフトが色々とあるというのでさてはて。

ボードゲーム『イエス! ジンセイ』感想

台湾の夜市を舞台にしたボードゲーム、しかも気軽に遊べそうだということで買ってみたら予想以上の面白さでした。

プレイヤーは夜市の屋台の経営者として様々なメニューを作っていきます。

  • 食材/注文/攻防カードごとにシャッフルして置く。
  • コインの山を脇に置く。
  • 各プレイヤーは食材カード3枚と攻防カード2枚を引く。

でセットアップ完了。

手番ごとの手順は下記の通りです。(そのままインストになるぐらいの単純さです)

  1. 食材カードを3枚引く。
  2. 場に提示されている注文に相当する食材が手札にあれば、それらを捨てて料理とその料金を受け取る。
  3. 場の料理は基本的に3枚になるよう補充されるので手札がある限り料理を作れる。
  4. 手番プレイヤーは任意の回数、2元を支払って攻防カードを1枚引ける。
    1.  -[攻][補]カードは自分の手番のみ、何回でも使える。
    2.  -[防]カードは[攻]カードを使われたときに利用可能。
  5. 行うことがなくなったらターン終了。8枚を超えていたら8枚になるまで捨て、手番を次のプレイヤーに渡す。

を繰り返し、料理カードが尽きたらゲーム終了。一番お金を稼いだプレイヤーの勝利となります。

いわゆるハンドマネジメント/セットコレクションに相当するジャンルですが、攻防カードが恐ろしく強いため、緊張感は相当なもの。

食材を捨てさせられたり、罰金を徴収されたり。防御にしてもそれを誰かになすりつけるなどえげつなさにあふれています。

  • しっかりしたカードとコインの装丁が全体に華やかさを加え
  • 食材カードにしれっと紛れた使えない(腐った)食材が想定違いによる笑いを生み出し
  • 豪快な攻撃を返されるというリスクが緊張感をもたらし
  • 攻防カードによっては「警察がヤクザに負ける」シニカルさがアクセントになる

アートワークはもちろんシステムも豪快なカード群も、まさしく賑やかな夜の屋台の雰囲気です。

パッケージにしても

  • なぜか付属している割り箸
  • そのまま台湾のグルメガイドになる説明書
  • 成分表ライクかつニヤリと来るテキスト

と遊び心いっぱい。

個人的には、変則ルールである「先に8元を稼いだ人の勝ち」が運の良し悪しと攻防カードを買う/買わないのジレンマが組み合わさってよりオススメです。(特に一番稼いでいるプレイヤーはまっ先に攻防カードの対象になりますし)

手軽に遊べてしっかり楽しい小箱の醍醐味が詰まっていました。

ボードゲーム『アナクロニー』感想。

金・土に渡ってご紹介した『アナクロニー』収納。劇的にセットアップ時間が短縮されたので、早速、プレイすることにしました。

時空移動が可能になってしまったが故に近い将来の破滅が明らかとなったディストピアな地球の首都を舞台に、様々な資源を地球や未来から集めて脱出に必要な施設・資源を獲得していくというのがゲームの目的。

  • テーマと一致したゲームシステム
  • 各種プレイヤーキャラクターによる幅の広い戦略
  • 運の要素も絡む恐ろしく高いリプレイ性
  • アートワークと(拡張の)ミニフィギュアが織りなす没入性
  • 戦略通りに動け、大量得点を獲得できたときの爽快感

等が特に素敵な超重量級ボードゲームです。

広大なマップと冗長な個人ボード、そして覚えることがたくさんのルールなどが行く手を阻みますが、それを乗り越えた先に待っているのは、緻密なゲームプランニングと上手な資源のやりくりが必要とされる、やはりディストピアなゲームでした。

このゲーム、いわゆるワーカープレースメントとなっていますが、下記のシステムが特徴的です。

  • 地球(メインボード)でアクションを行うにはエグゾスーツと呼ばれるロボットが必要。
  • このロボットはワーカーがいないと操ることはできない。※
  • ロボット自体、1ターンで使い切りなので充電が必要。
  • ロボットが不要な個人ボードのアクションスペースを作るにはロボットで地球に出て資源を集めて建設する。
  • ワーカー自体を調達するにも基本的にはロボットに乗り込んで調達。
  • ワーカーは基本的に使った後は疲弊状態となり次のターンで使えない。
  • → 再利用するには水を飲ませて回復させたり強制労働で叩き起こす必要あり。

※固有能力や拡張によって無視されるケースもあります

何よりこのゲームを特徴付けるのが、「未来から資源を前借りできる」というシステム。建築に必要な素材はもちろん、水やワーカー、はては充電済みのエグゾスーツに至るまで未来の自分から借りられます。

ですが、借りすぎるて首が回らなくなるというのは世の常。借りた資源はタイムトラベル用の施設を作って過去に送り返さないと、ツケとして時空異常空間なるものが強制的に配置されます。

貴重な建築スペースを占有し、解消するにはより多くの資源とワーカーそのものを犠牲にしなければなりません。(マイナス勝利点のおまけ付き!)

反面、無事に返済できれば追加の勝利点が待っています。(クレジットカードで買い物をしたときに得られるポイントのようなもの。尤も、本ゲームでは勝利点で買い物はできませんが)

本ゲーム、ターンが進んでいくと地球に小惑星が衝突し、いよいよ終局へ向かいます。このとき、脱出に必要な条件が揃っていると、恐ろしく高い勝利点をたたき出せるので、これが実質的な勝利条件。

この条件も勢力によって異なります。(中には先述した時空異常空間を2つ作るというものも)

やることも多く、資源もシビアなものの、各勢力の脱出条件に満たすような行動ができるようになっていますから、戦略の方針は立てやすい方です。

ソロプレイは専用のボードとエグゾスーツを用います。ダイスとチップを合わせることで、ワーカープレースメント特有のアクションスペースを先取りされる緊張感が生まれています。

広いゲームスペースが必要で膨大なコンポーネントと格闘し、一つ一つの行動が重いので人は選びます。

ですが、全てのアクションがアイコンで示されているので覚えてしまえばサクサク進めます。

先述したリプレイ性、テーマ、没入感による快感は「これぞ重ゲー」と呼ぶにふさわしいものでした。

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