この間の日記に引き続き、アーカイブから雨の日の光景。僕が住んでいたロンドンでの出来事です。
基本的に初夏の英国は穏やかな天気が続きますが「一日に四季がある」と呼ばれるだけあって、不安定なときは不安定。この日は一日中雨が降っていたので「じゃあ、英国滞在も残り少ないから、こういう時の写真も撮ろう」とフラットから歩いてすぐの公園に行ってみました。
何かと取り回しのいいキヤノンのコンデジを持って傘を差してのお出かけです。こんな雨の日は誰もいないだろうと思っていたら……
サッカークラブとおぼしき集団が練習です。こういうフィジカルさはタフですねぇ。
柵の合間に張り巡らされた蜘蛛の巣も雨露に濡れていました。その主はどこに行ったのでしょうか?
葉の陰にさりげなくてんとう虫がいて、天気を凌いでいるようです。
天気を凌いでいるのは鳩も同じ。羽毛が垂れて、別の鳥を見ているようでした。
道ばたに咲く花も雫で化粧をしているかのようでした。
このとき、公園には移動式遊園地が設営されていたのですが、流石にここには人がおらず。
「この通りの雨だから、明日の14:00に再開する」と、適当に書き殴った広告。「こんな天気で遊ぶなんていないだろうけど、一応書いてやるか」的な英国人気質が表れているようです。
ロンドンの雨は結構な頻度で経験しましたが、その雨の中撮影したのは少なかったなぁと思った次第。
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