昨日の続きです。ボートを使ってグリニッジへと降り立ち、まずはその「代名詞」的な存在に向かいます。

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旧グリニッジ天文台。標準子午線が通っている、言葉通りで「世界の標準地」です。

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その入口には世界でも珍しい「24時間制のアナログ時計」が時を刻んでいます。この建物、「旧」の名前がつく通り、今は天文台としての役目は終えていますが、子午線やそれに関係した博物館として利用されているわけで。

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これが、その「標準子午線」です。これを基準として世界協定時間(UTC)が刻まれているわけです。

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天文台内部。かつて使われていた望遠鏡が保管されています。

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それから、天文台があった小高い丘を降りて、いくと、O2ドーム(ミレニアム・ドーム)が見えてきました。ただ、ここへは向かわず、旧海軍大学へと足を運びます。

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「陽の沈まぬ帝国」を支えた海軍のエリートを育てた学び舎だけあって、建物の荘厳さには圧倒されるばかり。ですが、それ以上に圧倒したのが……

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旧大学、食堂の内部。天井画・壁画は『大英帝国』の名に相応しいものでした。

それから海事博物館などを訪れましたが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。