英国で暮らしていた頃―― ちょっとしたエクスカーションを行うことにしました。
まずは自転車を電車に積み、英国国教会の総本山、大聖堂で有名なカンタベリーまでGo。
1300年代からある街の第二のトレードマーク「Old Weaver's House」を冷やかし、チラム村(Chilham)まで足を伸ばします。
30分ぐらい前は晴れだったのに、今にも降りそうな曇り空。(英国の天気の変わり様は有名ですが)
そしてチラム(Chilham)到着。漆喰の壁が印象的な、中世の村です。
村の中心部には領主の館。普段は非公開であるのですが、特定の時期には庭園が開放されます。それはまた別のお話。
西洋の村には付きものの小さな教会。この、石造りのたたずまいが冬の灰色の空に映えていました。
しかし、その内部は落ち着いていて穏やかな雰囲気。
教会内部に鎮座された彫刻もまた、見ているだけで心が鎮まります。
村の果樹園で採れたと思われる林檎が5ペンス(当時で8円程度)で投げ売り。投げやりな手書きも、ひなびた小村という雰囲気。
華やかな場所ではありませんが、ゆっくりと時を過ごすにはピッタリの場所でした。
帰り道の一枚。フィルターをかけているので、曇り空と相まって牧歌的な一枚に仕上がりました。
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