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Railsのハマり案件。状況収束。

昨日のこの案件は無事に解決。

対処

原因が自分のRails/Rubyによるものが明らかだったので、それぞれの入れ直しです。

Rubyアンインストール

sudo apt remove --purge ruby ruby-dev rubygems
apt autoremove

として、関連のパッケージを全て削除。設定は特にしていなかったのが幸いしました。

Ruby 再インストール

sudo aptitude install ruby libruby ruby-dev libmysqlclient-dev
sudo aptitude install libapache2-mod-passenger

gemで関連パッケージインストール

sudo gem install bundler racc mysql2

apache再起動

sudo systemctl restart apache2.service && echo $?

→ 0が返ってきたので反映もOK。

後はbundle installもDBマイグレーションも無事に通るようになりました。

Railsのハマり案件。状況発生。

前に見たことがないエラーにとっ捕まったため、状況をメモしておきます。

環境

  • Ubuntu 24.04
  • Ruby 3.2

何が起きているか

Redmineの検証のため、新たに5.1を立てています。

  1. SVNでチェックアウト
  2. DBなどを作成
  3. database.ymlにDB情報を追記
 sudo -u www-data bundle exec rake generate_secret_token

実行後、

rake aborted!
NameError: uninitialized constant ActiveSupport::LoggerThreadSafeLevel::Logger (NameError)

    Logger::Severity.constants.each do |severity|
          ^^^^^^^^^^
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/activesupport-6.1.7.10/lib/active_support/logger_thread_safe_level.rb:16:in `<module:LoggerThreadSafeLevel>'
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/activesupport-6.1.7.10/lib/active_support/logger_thread_safe_level.rb:9:in `<module:ActiveSupport>'
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/activesupport-6.1.7.10/lib/active_support/logger_thread_safe_level.rb:8:in `<top (required)>'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/activesupport-6.1.7.10/lib/active_support/logger_silence.rb:5:in `<top (required)>'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/activesupport-6.1.7.10/lib/active_support/logger.rb:3:in `<top (required)>'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/activesupport-6.1.7.10/lib/active_support.rb:29:in `<top (required)>'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/railties-6.1.7.10/lib/rails.rb:7:in `<top (required)>'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
/home/www-data/hideout/config/application.rb:5:in `<top (required)>'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
<internal:/usr/lib/ruby/vendor_ruby/rubygems/core_ext/kernel_require.rb>:38:in `require'
/home/www-data/hideout/Rakefile:5:in `<top (required)>'
/home/www-data/hideout/vendor/bundle/ruby/3.2.0/gems/rake-13.2.1/exe/rake:27:in `<top (required)>'
(See full trace by running task with --trace)

が発生。そのため、DBマイグレーションも通らないという状況。

この問題はやっかいそうなので、まずは事象が発生したという事実だけメモをします。

Redmine 5.1にパスワードマネージャーをインストール&初期設定

概要

性質上、パスワードをやりとりすることが多いRedmine。その管理を一括で行うためのプラグイン、vaultをインストールしてみました。

特記事項

  • ※パスワードを管理するという性質上、インターネットからアクセスできるサイトでこのプラグインの運用はオススメしません。
  • コンフィグファイルをいじるため、可能な限り検証環境でテストを行ってから導入を試みてください。

環境

  • Redmine 5.1
  • Ubuntu 22.04
  • Apache 2.4
  • MySQL
  • Ruby 3.0.2

※筆者環境のRedmineとApacheの実行ユーザーは www-data です。

さっくりとしているけどさっくりとはいかない手順

Redmineサーバでのターミナル操作です。(要管理者権限)

  1. gitでプラグインをcloneします。
  2. DBのマイグレーションを行い、プラグインをインストールします。
  3. Webサービスを再起動します。
  4. 初期設定をWebとターミナルで行います。

プラグインをgit cloneして配置

  • Redmineのプラグイン配置ディレクトリに移動
cd /path/to/redmine/plugins && pwd

自分の環境に合わせます。 (筆者環境 /home/www-data/redmine/plugins )

  • git clone
sudo -u www-data git clone https://github.com/noshutdown-ru/vault
  • clone確認
ls -ld vault

ディレクトリがあることを確認します。

プラグインのインストール

  • Redmineのルートディレクトリに移動
cd /path/to/redmine && pwd

自分の環境に合わせます。 (筆者環境 /home/www-data/redmine )

  • bundle
sudo -u www-data bundle install
  • DB マイグレーション
sudo -u www-data bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
  • マイグレーションの成功確認
echo $?

0を確認します。0以外は何らかのエラーが起きています。

Webサービスの再起動

  • Webサービス(apache)再起動
sudo systemctl restart apache2.service && echo $?

0を確認します。0以外は何らかのエラーが起きています。

  • Webサービス起動確認
systemctl status apache2.service

active (running)を確認します。

プラグインのインストール確認と初期設定

  • ブラウザでRedmineにログイン

管理者権限でログインします。ログイン後、ヘッダーにKeysというメニューが表示されています。クリックしても

500
The encryption key is not set in the settings

というエラーが出ていますので、対応を行います。

  • 管理画面に移動

管理>Vaultに移動します。

  • 暗号化キーの設定

暗号化キーを、ランダムな文字列:英数記号16文字で入力します。

head /dev/urandom | tr -dc 'a-zA-Z0-9!@#$%^&*()_+{}|:<>?' | head -c 16; echo

等とすると、16文字の文字列を完全ランダムに生成することができます。

この文字列を「暗号化キー」の後のテキストボックスに入れます。

Use Redmine encryptionにもチェックを入れ、適用をクリックします。

この後、Redmineのサーバにターミナルログインします。

Redmineサーバでのパスワードファイルの暗号化

  • Redmineのコンフィグファイル配置ディレクトリに移動
cd /path/to/redmine/config && pwd

自分の環境に合わせます。 (筆者環境 /home/www-data/redmine/config )

  • configuration.ymlのバックアップ
sudo -u www-data cp -pi configuration.yml /path/to/backup/directory/configuration.yml.$(date +%Y%m%d)

任意のバックアップディレクトリを指定します。

  • configuration.ymlのバックアップ確認
diff -u /path/to/backup/directory/configuration.yml.$(date +%Y%m%d) configuration.yml

差分が無いこと(エラーがないこと)を確認します。

  • configuration.ymlの編集

教義・信仰に則ったエディタを用いて以下のように編集します。

production:
  database_cipher_key: "上記で入力した16文字の文字列"
  • production:の項目がある場合は、そのセクションの下に書きます。
  • その際、と、半角スペース2つを行頭に入れるのを忘れないでください。

編集後、保存をします。

  • configuration.ymlの編集後の差分確認
diff -u /path/to/backup/directory/configuration.yml.$(date +%Y%m%d) configuration.yml
+production:
+  database_cipher_key: "上記で入力した16文字の文字列"

を確認します。(productionが既にある場合は + database_cipher_key: "上記で入力した16文字の文字列" )

  • Redmineのルートディレクトリに移動
cd /path/to/redmine && pwd

自分の環境に合わせます。 (筆者環境 /home/www-data/redmine )

  • configuration.ymlに基づき暗号化
sudo -u www-data bundle exec rake redmine:plugins:vault:convert RAILS_ENV=production
  • 暗号化の成功確認
echo $?

0を確認します。0以外は何らかのエラーが起きています。

Webサービスの再起動

  • Webサービス(apache)再起動
sudo systemctl restart apache2.service && echo $?

0を確認します。0以外は何らかのエラーが起きています。

  • Webサービス起動確認
systemctl status apache2.service

active (running)を確認します。

設定反映確認

  1. Redmineのサイトに管理者権限でログインします。
  2. ヘッダーの Keys をクリックしてエラーがないことを確認します。

使い方に関しては改めて。

Firefly-III 1年間の検証結果と運用レビュー

オープンソースの家計管理システム「Firefly-III」を使い始めてから1年が経過しました。この1年間の運用を通じて、得られた知見や感想をまとめました。最初に導入した環境や特徴的なポイントについて、振り返ってみます。

環境の構築

最初にインストールした環境は、Ubuntu 20.04にPHP 8.1を使用していましたが、その後、Ubuntu 24.04とPHP 8.3にアップグレードしました。

(インストールのメモはこちら)

構築自体はWordpressの構築実績があれば理解可能で、公式ドキュメントに従うことでスムーズに進みました。特に専門的な知識がなくても、簡単に運用を開始できる点は大きな魅力でした。

入力の簡便さ

家計簿の管理で最も重要なのは、入力の手間をいかに減らすかです。Firefly-IIIでは、サブスクリプションや保険料など、毎月定期的に発生する費用を簡単にコピーして入力できる機能があり、手間を大幅に削減できました。これにより、月ごとの出金管理が非常に楽になりました。

直感的なインターフェース

「Firefly-III」のインターフェースは非常に直感的で、出金、入金、送金というシンプルな3つの取引項目で構成されています。このシンプルさにより、簿記などの知識に乏しくても迷うことなく運用できるようになりました。

視覚的な管理: グラフの活用

「Firefly-III」では、家計の動きをグラフで視覚化できるため、特に大きな支出がある場合に、どのくらいの金額が減るのかが一目で分かります。また、クレジットカードのような未来の引き落としもグラフに表示されるため、前もって支出を把握することができます。

予算管理とモチベーションの向上

予算を設定することで、趣味や娯楽に使うお金の限度を決めることができ、(ある程度の)無駄遣いを防げました。デジタルガジェットの購入やフィギュアの予約などに備えて出費を抑えられるようにもなりました。

また、「Firefly-III」では予算管理以外にもカテゴリー分けができ、食費や日用品などを細かく把握することができました。これにより、家計全体のバランスをよりよく理解できるようになりました。

入出金は極めて有用なライフログ

家計簿をつけることで、いつ、どこで、何に、どれくらい使ったかという行動の記録が残ります。この記録は、単なる金銭的な管理にとどまらず、ライフログとしても非常に有用です。例えば、病院での支出を記録することで、いつ、どの病気にかかったかがわかり、過去の体調管理にも役立ちました。

また、突発的な出来事の際に、どのような出金が発生したかも目の当たりにできました。

旅行時の支出記録

旅行中も「Firefly-III」は大いに役立ちました。どんな店で何を食べたのか、お土産を買ったのかなど、旅行の詳細を記録しておくことで、後から振り返って思い出に浸ることができました。

すべての支出を記録するのは大変

一方で、全ての支出を記録するのはやはり大変です。LINEなどのトークアプリで自分自身にメモを送ることで忘れずに記録していますが、入力ミスや記録漏れが発生することもあり、後で差分をチェックすることが課題として残っています。

とはいえ、自分自身の予算管理のために多少の誤差は許容できる範囲であり、精度向上のための改善は引き続き行っています。

運用に関する課題

「Firefly-III」をサーバーで管理するため、サーバー運用に関する一定の知識が必要です。また、お金の流れという非常にセンシティブな情報を扱うため、慎重な運用が求められます。

データのセキュリティやバックアップについても配慮が必要です。

今後の目標

今後は、「Firefly-III」のタグ機能を活用して、さらに細かく支出のカテゴリーを分けて管理していく予定です。

また、自動的に支出が登録される仕組み(例えばAPIやスマートフォンアプリを活用)を導入することで、手間をさらに減らすことを目指しています。最終的には、資産の流れをより明確に把握し、効果的な予算の策定を行いたいと考えています。

1年間の運用を通じて、Firefly-IIIは家計管理を効率的に行うための強力なツールであることが実感できました。今後も継続して使いながら、より精度の高い予算管理を目指していきたいと思います。

パスワード生成のrubyスクリプト・改。

以前のスクリプトを改良です。

スクリプト内容

  • password_generate.rb
# パスワード生成関数
def generate_password(length, complexity, password_count, exclude_similar)
  # 発行強度に応じた文字セットを選択
  base_chars = {
    1 => [('a'..'z'), (0..9)],
    2 => [('a'..'z'), ('A'..'Z'), (0..9), ['!', '@', '#', '$', '%', '^', '&', '*']],
    3 => [('a'..'z'), ('A'..'Z'), (0..9), ['!', '@', '#', '$', '%', '^', '&', '*'], ['-', '_', '=', '+', '<', '>', '?']]
  }

  chars = base_chars[complexity].map(&:to_a).flatten

  # 見た目が似ている文字を除外
  similar_chars = %w[i l 1 I o O 0 |]
  chars -= similar_chars if exclude_similar

  if chars.empty?
    puts "文字セットが空です。条件を入力してください。"
    return
  end

  # 指定された数のパスワードを生成
  password_count.times do |i|
    password = Array.new(length) { chars.sample }.join
    puts "Password #{i + 1}: #{password}"
  end
end

# 発行強度入力関数
def get_complexity
  puts "発行強度を選択してください:\n"
  puts "1: 小文字と数字のみ(例: a1b2c3)- 8文字\n"
  puts "2: 小文字、大文字、数字、基本記号(例: Abc1@3)- 10文字\n"
  puts "3: 小文字、大文字、数字、基本記号、追加記号(例: Ab1@-+?)- 12文字\n"
  print "発行強度を1から3の範囲で入力してください (デフォルトは2): "

  complexity_input = gets.chomp

  complexity = complexity_input.empty? ? 2 : complexity_input.to_i

  until (1..3).cover?(complexity)
    print "有効な範囲で入力してください(1から3): "
    complexity = gets.chomp.to_i
  end

  complexity
end

# パスワード数入力関数
def get_password_count
  print "表示するパスワードの数を入力してください (デフォルトは4): "
  count_input = gets.chomp

  count = count_input.empty? ? 4 : count_input.to_i

  count
end

# 見た目が似ている文字を除外するかの入力関数
def get_exclude_similar_option
  print "見た目が似ている文字 (例: i, l, 1, 0) を除外しますか?(y/N): "
  exclude_input = gets.chomp

  %w[y Y].include?(exclude_input)
end

puts "パスワードを生成します。"
complexity = get_complexity
password_count = get_password_count
exclude_similar = get_exclude_similar_option

# 発行強度に応じたパスワード長を設定
length_by_complexity = { 1 => 8, 2 => 10, 3 => 12 }
password_length = length_by_complexity[complexity]

# パスワードを生成
generate_password(password_length, complexity, password_count, exclude_similar)

実行例

ruby password_generate.rb

パスワードを生成します。
発行強度を選択してください:
1: 小文字と数字のみ(例: a1b2c3)- 8文字
2: 小文字、大文字、数字、基本記号(例: Abc1@3)- 10文字
3: 小文字、大文字、数字、基本記号、追加記号(例: Ab1@-+?)- 12文字
発行強度を1から3の範囲で入力してください (デフォルトは2): 2
表示するパスワードの数を入力してください (デフォルトは4): 3
見た目が似ている文字 (例: i, l, 1, 0) を除外しますか?(y/N): n
Password 1: &o26_yTt/j
Password 2: LWn8byl8lO
Password 3: .7R2B/QVHI

として、対話的かつ柔軟なパスワードの生成が可能になりました。

BBC Newsの見出しを取得するBashスクリプト、更に改良

これを更に改良です。

スクリプト

  • bbc_headlin.sh
#!/bin/bash

# デフォルト値の設定
default_section="world"
default_count=3

# メインセクションのリスト
main_sections=("world" "uk" "business" "politics" "health" "education" "science_and_environment" "technology" "entertainment_and_arts")

# グローバルセクションのリスト
global_sections=("africa" "asia" "europe" "latin_america" "middle_east" "us_and_canada")

# 全セクションのリストを統合
all_sections=("${main_sections[@]}" "${global_sections[@]}")

# 引数の処理
if [[ "$1" =~ ^[0-9]+$ ]]; then
section=$default_section
count=$1
else
section=${1:-$default_section} # 引数1が指定されていない場合はデフォルト値を使用
count=${2:-$default_count}     # 引数2が指定されていない場合はデフォルト値を使用
fi

# 引数の短縮形を対応する正式名に変換
case "$section" in
"usa" | "n-usa") section="us_and_canada" ;;
"me") section="middle_east" ;;
"latam" | "la") section="latin_america" ;;
"eu") section="europe" ;;
"science") section="science_and_environment" ;;
"entertainment") section="entertainment_and_arts" ;;
*) section=$section ;;  # その他はそのまま
esac

# セクションの検証
if [[ ! " ${all_sections[@]} " =~ " ${section} " ]]; then
echo "Error: Invalid section '${section}'. Valid sections are: ${all_sections[*]}"
exit 1
fi

# URLの構築
if [[ " ${main_sections[@]} " =~ " ${section} " ]]; then
url="https://feeds.bbci.co.uk/news/${section}/rss.xml"
else
url="https://feeds.bbci.co.uk/news/world/${section}/rss.xml"
fi

# BBC NewsのRSSフィードから見出しを取得
headlines=$(curl -s "$url" | xmllint --format - | grep -oP '(?<=<title>).*?(?=</title>)' | sed -n '3,'"$((count+2))"'p' | sed 's/<!\[CDATA\[//g' | sed 's/\]\]>//g')

# 見出しの表示
if [ -z "$headlines" ]; then
echo "No headlines found for section '${section}'. Please check the section name or try again later."
else
echo "BBC News - ${section} section (${count} headlines)"
echo "$headlines"
fi

改良点

  • BBC 英国版とワールド版の両方のセクションを参照できるようにしました。
  • us_and_canada, latain_americaなどはusa(n-usa)、latam(la)など、省略形を引数にできます。

使用例

  • ヨーロッパのニュースを4件表示
./bbc_headline.sh eu 4
BBC News - europe section (4 headlines)
Six killed in strike on Russia's Kursk after deadly missile attack on Kyiv
Child, 7, dies in stabbing at Croatian primary school
Italy's deputy PM Salvini cleared in kidnap trial of migrants blocked at sea
Eight migrants drown after boat tries to evade Greek ship
  • サイエンス分野のニュースを表示
./bbc_headline.sh science
BBC News - science_and_environment section (3 headlines)
Ancient landmarks closed off to walkers, campaigners say
Trouble in Arctic town as polar bears and people face warming world
Nasa astronauts Butch and Suni's homecoming delayed again

後はupdate-motdなどに仕込むことで、ターミナルでログインすると同時にニュースの見出しを見ることができます。

Apache設定ファイル反映を効率化するスクリプトをコマンド化。

先日ご紹介したApache環境のWebサービス再起動を効率的に行うスクリプトをコマンドとして登録します。

コマンドとして登録

  • 実行権限付与
sudo chmod +x apache_check_restart.sh
  • シンボリックリンク付与
sudo ln -s /path/to/script/apache_check_restart.sh /usr/local/bin/apache_check_restart

スクリプトが配置されたディレクトリをフルパスで書きます。

  • シンボリックリンク付与確認
 which apache_check
/usr/local/bin/apache_check_restart

実行例

sudo apache_check_restart
==== 有効なサイト設定ファイル ====
設定ファイル: atelier.conf
ServerName atelier.reisalin.com
servername atelier.reisalin.com
設定ファイル: bookstack.conf
ServerName barrel.reisalin.com
servername barrel.reisalin.com
構文チェック中...
Syntax OK
構文チェック完了: 問題ありません。
Apacheを再起動しますか? (y/n): 

Apacheが正常に再起動されました。

となり、yならapacheサービスを再起動後にステータスを表示。nならそのままスクリプトを抜けます。

Apacheのサービス再起動と確認スクリプト。

Ubuntu 24.04/Apache環境で

  • 再起動前に稼働しているサイトを確認
  • 構文チェック
  • 再起動
  • 再起動後のサービス状況

を一括で行うスクリプトです。

スクリプト

  • apache_check_restart.sh
#!/bin/bash


# サイト設定ディレクトリ
SITES_DIR="/etc/apache2/sites-enabled"

# スクリプトを root ユーザーで実行しているかチェック
if [ "$EUID" -ne 0 ]; then
    echo "このスクリプトは root 権限で実行する必要があります。"
    exit 1
fi

# 1. /etc/apache2/sites-enabled 配下のファイルとURL表示
echo "==== 有効なサイト設定ファイル ===="
if [ -z "$(ls -A $SITES_DIR)" ]; then
    echo "サイト設定が存在しません。"
else
    for site in "$SITES_DIR"/*; do
        echo "設定ファイル: $(basename "$site")"
        # URL部分を含むServerNameやServerAliasをgrepして表示 (重複行を削除)
        grep -Ei "ServerName|ServerAlias" "$site" | sed 's/^[ \t]*//' | sort | uniq
    done
fi

echo "=================================="

# 2. Apache構文チェック
echo "構文チェック中..."
apachectl configtest
if [ $? -ne 0 ]; then
    echo "構文エラーが検出されました。Apacheを再起動できません。"
    exit 1
fi
echo "構文チェック完了: 問題ありません。"

# 3. Apache再起動の確認
read -p "Apacheを再起動しますか? (y/n): " CONFIRM
if [[ "$CONFIRM" =~ ^[Yy]$ ]]; then
    echo "Apacheを再起動します..."
    systemctl restart apache2
    if [ $? -ne 0 ]; then
        echo "Apacheの再起動に失敗しました。"
        exit 1
    fi
    echo "Apacheが正常に再起動されました。"

    # 4. Apacheステータス確認
    echo "==== Apacheステータス ===="
    systemctl status apache2 --no-pager
else
    echo "Apacheの再起動はキャンセルされました。"
fi

root権限で作成し、

sudo chmod +x apache_check_restart.sh

で実行権限を付与します。

動作例

sudo bash apache_check_restart.sh
==== 有効なサイト設定ファイル ====
設定ファイル: atelier.conf
ServerName atelier.reisalin.com
servername atelier.reisalin.com
設定ファイル: bookstack.conf
ServerName barrel.reisalin.com
servername barrel.reisalin.com
構文チェック中...
Syntax OK
構文チェック完了: 問題ありません。
Apacheを再起動しますか? (y/n): 

Apacheが正常に再起動されました。
==== Apacheステータス ====
● apache2.service - The Apache HTTP Server
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/apache2.service; enabled; preset: enabled)
     Active: active (running) since Wed 2024-12-18 08:23:29 JST; 12ms ago
       Docs: https://httpd.apache.org/docs/2.4/
    Process: 335542 ExecStart=/usr/sbin/apachectl start (code=exited, status=0/SUCCESS)
      Tasks: 11 (limit: 4690)
     Memory: 535.1M (peak: 2.2G swap: 0B swap peak: 67.9M)
        CPU: 510ms
     CGroup: /system.slice/apache2.service
             ├─335551 "Passenger core"
             ├─335577 "PassengerWatchdog (cleaning up...)"
             └─335580 /usr/sbin/apache2 -k start

と表示されます。上記、一連の流れを一括で行うので便利です。

Redmineに「いいね」機能を付与。

Redmineにソーシャルネットワークのように「いいね!」をつけるプラグインです。

環境

以下の環境で確認しています。

  • Ubuntu 24.04
  • Redmine 5.1
  • MySQL
  • Apache 2.4
  • Ruby 3.2

Redmine heartsインストール

  • Redmine プラグインディレクトリに移動
cd /path/to/redmine/root/directory/plugins

自分の環境に合わせます。

  • git clone
sudo -u www-data git clone --branch v3.0.0 --depth 1  https://github.com/cat-in-136/redmine_hearts

バージョンを指定したのは、本Redmineが4.2からアップデートしたこともあります。

  • マイグレーション
cd /path/to/redmine/root/directory/

Redmineのルートディレクトリに移動します。

 sudo -u www-data bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
  • Webサービス再起動
sudo systemctl restart apache2.service && echo $?

0が返ってくることを確認します。

  • 確認

設定後のRedmineにブラウザでアクセス。

いいね!欄がつけばOKです。

inotifywaitコマンドによるファイル書き換え状況の調査。

ちょっとした調査のためにinotifywaitを使ったので、そのメモです。

概要

inotifywait は、Linux の inotify インターフェースを利用してファイルやディレクトリの変更をリアルタイムで監視するコマンドです。これにより、ファイルの作成、削除、変更などのイベントを検知できます。

インストール方法

好みに応じてapt-getを利用します。

sudo aptitude install inotify-tools

基本的な使用例

特定のディレクトリ内でのファイル変更を監視する基本的な例です。

inotifywait -m /path/to/directory

このコマンドは、指定したディレクトリ内のファイル変更を監視し、変更があるたびにそのイベントを表示します。

特定のイベントを監視

特定のイベント(例: ファイルの修正)のみを監視する場合は、-e オプションを使用します。

inotifywait -m -e modify /path/to/directory

出力を tee コマンドでログに追記

監視結果をリアルタイムで表示しつつ、ログファイルに追記するには tee コマンドを使用します。

inotifywait -m /path/to/directory | tee -a /path/to/logfile.log

表示例

以下は、inotifywait コマンド実行時の表示例です。

inotifywait -m -e modify /path/to/directory
Setting up watches.
Watches established.
`/path/to/directory/modified_file.txt` MODIFY

この例では、/path/to/directory 内の modified_file.txt が修正されたことが検知されています。

tee コマンドを使用したログ追記例

監視結果をログファイルに追記する例を示します。以下のコマンドは、/home/mongodb ディレクトリ内での変更を監視し、イベントが発生するたびにその内容を mongodb_changes.log に記録します。

sudo inotifywait -m -e modify,create,delete /home/mongodb/ | tee -a mongodb_changes.log

実行例:

Setting up watches.
Watches established.
`/home/mongodb/` MODIFY index-143--5004584659078615538.wt
`/home/mongodb/` MODIFY WiredTiger.wt
`/home/mongodb/` CREATE WiredTiger.turtle.set
`/home/mongodb/` MODIFY collection-4--5004584659078615538.wt

このコマンドは、変更イベントをリアルタイムで表示するとともに、mongodb_changes.log にも追記します。

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