「皮一枚でつながった」というのが今日を通しての全体の感想です。
なんと、目覚ましを2つもセットしたのに起きず、心配した家族が起こしたということで時刻を見て血の気が一気に引きました。
「どんなにがんばっても、新幹線の出発時刻4分前」
という絶望的な数値です。しかも、今回のチケットは時間の変更ができないタイプ。さらに間の悪いことに友人と一緒に行くという時であり、二人分の切符を僕が持っているという、考えられる限り酷いというほかはない状況。
それでも、一縷の望みを託して駅まで疾走すると果たせるかな……
「本来なら出発しているはずの電車がまだホームにいる」
奇跡的な幸運が発生しました。お陰で間に合い、無事に京都に到着です。
さて、向かう先は「見室戸寺」。もちろん、目当ては紫陽花です。
「宝石をちりばめたような谷間」に驚嘆。
本堂では「ここまで無事にたどり着けた」ことに全力で感謝をします。紫陽花で有名なお寺ではありますが、百種類以上の蓮も咲くので、夏の盛りに訪れてみたいところではあります。
雨上がりと言うことで、とてもクリアな水滴を撮影することができました。ここはマクロにとても強いRICOH-GXRの独壇場です。
件の「ダイアモンドの谷」を底から撮影。奥の朱塗りの山門がいいアクセントになっていました。
今日のベストショットはこちら。そうして、紫陽花を堪能して中書島で昼食をいただきます。目当ては伏見の「鳥せい」。
焼き鳥、鴨ロースと鳥ずくしを堪能。本来ならば伏見や宇治を観光するのでしょうが、更に北上します。向かう先は「貴船」。京都の奥座敷。しかしながら、今日は大雨。観光と言うよりも「行軍」と言うべき行くも地獄戻るも地獄な状態です。
容赦のない濁流、カメラの撮影でも雨筋がハッキリと見て取れます。
それ故に、神社に到着した時は感動もひとしおです。とても綺麗な緑色を拝むことができました。
で、せっかくだからということで奥の院まで訪れて今日の日程は終了。相当歩いた一日でした。