九州周遊ツアー最後の宿がある場所、長崎市にやって来ました。
ここではたっぷりと自由行動があります。幸い、ここは2007年に訪れたことがありますので身体がなんとなく覚えています。
まずは長崎駅から市電に乗り築町駅で下車。長崎中華街で昼食です。
入り口は何やらお祭りみたいな雰囲気です。
ちょうど中秋節の時期であり、関帝廟が入り口に設けられていました。路地を適当に歩いて現地の人達が入っていそうな店に入りました。
おかず2品のサービスランチ。それでも手が抜かれておらず、エビマヨの味わいが僕好みでした。
中華を堪能した後、再び市電に乗って大浦天主堂へと歩を進めます。
実はこの場所は僕が子供の頃に訪れた場所として記憶に残っています。なぜなら、その日は「日航機123便墜落事故」の翌日。追悼ミサのために物々しい雰囲気だったことを幼心に覚えています。
それはさておいて参拝を行いました。日本最古のキリスト教教会だけあって、歴史と風格は海外の教会と比肩します。
参拝後に外を出ると、教会正面のマリア像が長崎市街を見渡していました。
坂の町、長崎を形容するような道を歩き、大浦天主堂からほど近いグラバー園を訪れます。
幕末の志士と縁が深いグラバー氏の邸宅。一瞬、自分が日本にいることを忘れさせてくれる雰囲気は古くから西洋と交流のあった長崎を象徴するかのようです。
園内は長崎港を一望できる絶好のスポット。
建物内には居留していた人たちが使っていたものが数多く展示されていました。これは、子供のために作らせたドールハウス。店の様子や人の服装が精巧に再現されていて、これだけでも第一級の資料です。
最後に長崎平和公園を訪れて、この日の観光は終了。しかし、宿では更に驚嘆する出来事が待っていました。
(続きます)