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2021年のボードゲーム事情(&この1年の『キャラホメ』)

2021年もあと僅か。この1年、まだまだ禍は続いておりましたけれども、「ボードゲーム」は継続的に遊んでいました。

買い直す/複数買い

  • 『カルカソンヌ』
  • 『京都ダンガン』
  • 『ブルゴーニュの城』
  • 『大鎌戦役』

と、「ソロプレイバリアントがあるから」「人に譲ったものを買い直した」「ボードゲームインサートが2つとも美しかったから本体を購入した」「友人にコマをペイントするため」など、同じゲームを買い直したのが特徴的な1年でした。

重量級の少なさ

50本近いボードゲームを購入しましたが、プレイ時間が90分を超える作品は

  • 『アルバリ』
  • 『アマルフィ』
  • 『大鎌戦役(2つめ)』
  • 『ブルゴーニュの城』

ぐらい。多くが小箱や中量級でまとめられました。

2つの「宝石」

作品名に「宝石」を冠したボードゲーム

  • 『宝石がいっぱい!』
  • 『宝石の煌めき』

のゲームシステムが気に入りました。前者は「ただの神経衰弱と思いきゃ『ハズレがハズレのまま』」に衝撃を受けましたし、後者は「定番と呼ばれるだけには理由がある」と納得。

名作のアプリ

これもまた大きな収穫です。

ガイアプロジェクト

なんと言ってもこれ。要素たっぷり、考えどころたくさんの重量級ボードゲームがアプリ化してくれたおかげで、ずっとこのゲームを研究していた時期がありました。

また、本ゲームで培った思考回路は他のゲームにも転用できた副次効果を生み出しました。

ブルゴーニュの城

運と戦略が程よく絡み、ソロプレイのようでインタラクションも強めの「古典」。プレイ時間が丁度いいということもあり、最近の行き帰りではこちらを遊んでいるほどです。

キャラホメ

『ボードゲーム』と定義するのは難しいものの、今年の特筆すべき作品です。

  • コンポーネントとして推しを用意する(フィギュアでもスマートフォンの画面でも)
  • そのキャラクターに言って欲しいカードを添える

と、それだけなのに、

  • 推しを通じて自己肯定感を高める
  • 自分が言って欲しい言葉を選ぶことで悩みを言語化する

2つは日頃のメンタルケアに必要不可欠なもの。製作者:かわぐち様よりテストプレイの協力依頼があったというのも重畳でした。

この「推しに褒めてもらうこと」により、プロジェクトを乗り切ることができたことや、「キャラクターとカードを一緒に、見栄え良く撮影する」ことでフィギュア撮影の技術が向上したこともいい思い出です。

2021年のキャラホメ-まとめにかえて-

そこで、今年1年、自分自身への「お疲れ様」を兼ねてキャラホメをやってみました。

選んだカードは「よく気がつく」。

仕事やら趣味やら、少しの気づきで改善できたことが多いという自負はあります。

この「言ってもらいたい言葉」を選ぶ行為は自信をつけることにもつながる思いました。

2022年もよきボードゲームに出会えることを祈り、このエントリーの締めとします。

ボードゲーム『宝石がいっぱい!』収納。

ボードゲーム『宝石がいっぱい!』、特に収納グッズを使わずに箱に収めることができました。

コンポーネント一覧

  • 宝石/化石/金塊カード:TCGサイズ(MtG,テラフォーミングマーズなど)
  • 採掘カード:ミニユーロサイズ(カタンなど)
  • 宝石トークン
  • 宝石辞典
  • 遊び方説明書

と、シンプルなゲーム。これを収納するにあたり

「スリーブは必須」

と考えました。神経衰弱であるため、特定のカードはよくめくられるからです。(逆に、一度表になってしまえば触れられない宝石などが描かれたカードは別)

用いたスリーブ

  • TCGパーフェクトスリーブ
  • ミニユーロ、ぴったりスリーブ

の2種。箱の仕切りに若干の余裕はありますが、普通のスリーブではしきりに入らないだろうという予測。

収納

  • 下段にそのまま宝石カード
  • 上段に採掘カードと宝石トークン

がピタッと入りました。特に、隙間を埋めるようにトークンが入ったのは助かりました。

他の「大型」との比較

反則気味の比較ですが、『アナクロニー』や『ガイアプロジェクト』との比較は歴然。

そのため

  • 鞄の隙間にも入る
  • 待ち時間にサクッと遊べる
  • それでいてとても盛り上がる

実にいいゲーム。元の箱のまま収納できてよかったです。

小箱、到着。(ボードゲーム『宝石がいっぱい!』と『さかな、さざなみ、さようなら』

重ゲーにはない魅力が詰まっている小箱ボードゲームが到着です。

宝石がいっぱい!

これは、11/3のボドゲ会で遊んで感動したもの。

  • 神経衰弱なのに、終盤になればなるほど選択肢が増える。
  • めくったカードは置いておくため、「いや、これはめくった/大丈夫だろう」のジレンマ。
  • 後半になればなるほど跳ね上がる点数。

ルールは単純なのにスリリングな展開があり、大勢で楽しめるものでした。

これが到着です。そこで初めて「宝石トークン」がオマケについているのが判明。

なので、ワンポイントとしてこちらの方面でも活躍するなと思いました。

さかな、さざなみ、さようなら

ボードゲーム『シェフィ』と同じデザイナーの手による一人用ゲーム。『ドミニオン』や『ハート・オブ・クラウン』に代表されるデッキ構築――ならぬ、デッキ解体ゲーム。

「因果や縁によって徳を積んで煩悩を解き放ち、最終的に徳すら解放して悲願や涅槃の域に到達する」

と、仏教用語満載のカードゲーム。ゲームシステムは先に挙げたデッキ構築の逆を行えばいいので割とすんなり頭に入りました。

用語が用語なので、曰く言いがたいというか悟りのプロセスというか、哲学を感じるゲームです。

10分~15分で終わりますし、スキッとしたコンポーネントなのでこれから役に立ちそうです。

2021/11/03 ボードゲーム会で遊んだもの。

2021年11月3日――

状況が落ち着いてきたということでボードゲーム会を開催。対人、対面ならではの楽しみを味わいました。

この日遊んだ主なゲームを紹介です。

『恋文』(Love Letter 和ver)

10分程度で終わるカードゲームの傑作。基本は15枚しかカードを使わないのに、読み合い、心理戦がシリアスでした。

Dr.ラッキーの島

「島内を探索するDr.ラッキーを殺害する」不穏なゲーム。ライブラリーアウトしてからは白熱でした。

京都ダンガン

京都の碁盤の目をそのまま道路に見立て、道を繋げて観光地を巡っていく、このシーズンならではのゲーム。

自分は送り火を巡っていく羽目になったので一歩遅れたのが残念です。

『現場は安全って言ったじゃないですか!』

あの現場猫のゲーム。『ヨシ!』を集めていくだけなのに、ときおり紛れる「どうして」に泣かされました。

スライムレース

ドラゴンクエストの『スライムレース』をボードゲーム化。

全員が大穴をベットする中で一人が大逃げを敢行。前代未聞の「2位と35スラ身差」というある意味で荒れたレースになりました。

カルカソンヌ

実は対人で回したのは2年ぶりかっていぐらいです。

5人戦のために地形がなかなか完成しない中、早々と修道院2つを完成させて圧倒的勝利でした。

宝石がいっぱい!

今回のゲーム会で一番面白かったです。

「カードをめくって、出てきたものを得られる」

神経衰弱方式でありながら、

  • 外れがある
  • 当たっても外れてもカードはそのまま
  • ハズレの場合、裏表カードが同じ

ことから、「あれ? 今さっきめくったやつ」となること多数。人間の記憶の不確かさを思い知らされるゲームでした。

これに関しては別途、改めて記事を設けます。

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