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おせちとソロゲはじめ。(2021年1月1日のZENタイル)

さて、年が明けて最初にやったことはボードゲーム『千本鳥居』による「初詣」でした。疲れが出たのか正常な判断力を失っていてプレイミスで負け。

そして、目が覚めて新年を占ってみようとおみくじ代わりにプレイしたのが

『アグリコラ』。今度は強力な職業に助けられ、63点とハイスコアをたたき出せました。

『テラフォーミング・マーズ(拡張入り)』やら『ブラッディ・イン』やら。写真に撮り忘れましたが『みんなでソロキャン!』も行っています。

そして、お正月と言うことでおせち料理を味わいました。

まさに、山海の幸。去年はほとんど外食ができなかった鬱憤を晴らすかのようです。

見た目や味はもちろんのこと、「冷やした状態が一番美味しい」よう味付けされているのが感動です。

そんな、宅内での時間を過ごした年の初め。

この日のZENタイルは、おせちの味に全てが持って行かれました。マイナス感情はプレイミスで負けたことだったり、宅内での仕事があったり。

ボードゲーム『千本鳥居』感想。

戦略とジレンマが満載のインタラクティブなソロモードを備えるタイル配置ゲームです。

とはいえ、ゲームの主眼はどちらかと言うとネットワークコネクションとセットコレクション。タイルを配置し、マークとマークをつなぐ最短距離の道を構築。構築後、その途上にある「鳥居」をくぐることでトークンを入手。

このトークンは消費することでキャラクターの能力を発動したり5個/10個集めることで勝利点としていきます。(交換は強制かつ負荷逆)

キャラクターの能力は

  •  行商人(タイルの交換)
  •  侍(タイルを置けなくする)
  •  歌人(途中のマークを隠し、最短距離を伸ばす)


などどれも強力でトークンを消費する価値は十二分にあります。しかも、発動するごとに勝利点が得られるオマケつき。

道は全プレイヤーが使うことができる上に上記のキャラクターの強力さが相まってトークンはゲーム進行と共に増えていきます。そのため、収束はあっという間。

山札のタイルが尽きたらゲーム終了のトリガー。

  • トークン交換による勝利点タイル
  • キャラクターの力を借りたことによる勝利点
  • 勝利点タイルを全て集めたことによるセットコレクション

で得点計算を行い、一番勝利点を稼いだ人が勝者となります。

ソロプレイは最近のトレンドである専用ボード。ベテランのお遍路「おナツ」と競います。

こちらが(キャラクターの能力を使わない限り)1枚しかタイルを置けないのに、おナツは2枚。

しかも、トークンを得ることなく勝利点タイルを稼ぎます。その上、標準ルールではおナツのボードに鳥居つきのタイルが配置されたら

 ・赤:キャラクターの勝利点タイルを得る
 ・青:プレイヤーのトークンを捨てさせる
 ・赤&青:追加のタイルを配置する(!!)

とやりたい放題です。

そのため、自分の勝利点を催促で稼ぐだけではなくおナツが有利となる行動をさせない立ち回りが必要です。

総じて、わび・さび漂うアートワークとは裏腹にタイルプレースメント(ネットワークコネクション)特有の計算力が必要な良作品でした。

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