タグ: ミナックシアター

初夏のコーンウォール旅行記まとめ(2010年6月)

先月より進めていた2010年のコーンウォール旅行記、ようやく全てのエントリーを書き上げることができたので各エントリーへのリンクです。

2010年6月21日:

  1. ロンドン〜パディントン駅
  2. ナイト・リビエラ・スリーパー

2010年6月22日:

  1. ペンザンス、セント・マイケルズ・マウント
  2. ランズ・エンド(1)
  3. ランズ・エンド(2)
  4. ランズ・エンド〜ミナックシアター
  5. ミナックシアター
  6. セント・マイケルズ・マウント

2010年6月23日:

  1. ペンザンス 〜 セント・アイヴズ
  2. セント・アイヴズ(2)
  3. セント・アイヴズ(3)
  4. セント・アイヴズ(4)
  5. セント・アイヴズ(5)
  6. セント・マイケルズ・マウント

2010年6月24日:

  1. セント・マイケルズ・マウント(1)
  2. セント・マイケルズ・マウント(2)
  3. セント・マイケルズ・マウント(3)
  4. セント・マイケルズ・マウント(4)
  5. セント・マイケルズ・マウント(5)
  6. ペンザンス

以上20エントリー。生涯で最も記憶に残った旅の一つなので、完成して大満足です。そして、もう一度、コーンウォールの旅を満喫したいものです。

初夏のコーンウォール旅行記:2010年6月22日-5 ミナックシアター

Webサイトや写真で「ミナックシアターの特異性」は予習してきたつもりでしたが、やはり、見ると聞くでは大違い。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

本気で、切り立った崖に作られた屋外劇場でした。曰く、「この風景にはシェイクスピアの『テンペスト』が似合うに違いない」と、ロウェナ・ケイド女史が50年かけて、言葉通りの意味で「手作業で」作り上げたその光景は、ただただ尊いものがあります。

この青空と海がバックグラウンドでは、生半可な演技はかき消されてしまうでしょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

折しも、地元の少年団による劇が上演されていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

大自然が風景なのですから、文字通り「溶けこんで」いるようでした。上演中でなければ舞台や楽屋などを見られたのですが、そこはまた次の機会といったところ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そうして、劇場を後にして隣接されている海水浴場を眺めます。英国というと「どんよりとした雲に、薄寒い空気」がイメージされますが、コーンウォールは例外の一つ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ゴムボートの影が映るようなクリアな海でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「面白いな」と思ったのは、パラソルを使うのではなく、テントを持ち込んでいたこと。そこで日本の海水浴場との違和感に思い当たりました。ここには「海の家」がありません。

そうして、ペンザンスに戻ることにしました。

次のエントリーでは、午後のセント・マイケルズ・マウントの風景をご紹介です。

初夏のコーンウォール旅行記:2010年6月22日-4 ランズ・エンド〜ミナックシアター

ランズ・エンドを後にして、次の目的地は「是が非でも訪れてみたかった場所」です。その場所は「ミナックシアター(The Minac Theatre)」。その名が示す通り劇場なのですが、「コーンウォールの崖地に、たった一人の女性が50年かけて手動で作り上げた」世界でも類を見ないオープンエアの劇場です。

地図を確認し、観光案内板などを頼りに自転車を漕いでいったのですが……

IMG_1687

思いっきり場所を間違えました。前にスイスでも同じような経験をしたことがあります

IMG_1685

トンネルをくぐり抜けると、ゴムボート。どう考えてもプライベートビーチですね……。

気を取り直して目的地を再設定。駐車場に「Minac Theatre」と書いてあるので今度こそまちがいなしです!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ところが、件の劇場に向かうまでの道が思いっきり獣道なので、若干不安になりましたが……。 しっかり到着。

IMG_1691

劇場にはカフェテリアが併設されており、劇場隣の海水浴場を眺めながらのティータイムを楽しめます。

IMG_1690

頂いたのは「コーニッシュティー」。いわゆる「紅茶とスコーンのセット」ですが、地方によって「デボン・ティー」や「クリーム・ティー」などの呼び方があったり。ここはコーンウォールなので、当然「コーニッシュ」と呼ばれている次第。

IMG_1694

濃厚なベリージャムとクロテッドクリームは、それだけで疲れが吹っ飛ぶ甘さでした。

次のエントリーでは、いよいよ「一人の女性が独力で作り上げた」劇場をご紹介です。

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén