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夜の準備。朝イチの楽しみ。(ボードゲーム『アグリコラ』ソロプレイ)

Tweetで「夜、寝る前にボードゲームの準備をしておけば朝一番ですぐにゲームを楽しめる」というような投稿を見てやってみました。

アグリコラ準備

寝る前に

  • ゲームボードの準備
  • 大きな進歩のセット
  • ラウンドカードのセット
  • 初期資源のセット

までを行い、

職業カードと小さな進歩を裏向きで7枚抜き出しました。これらは起きてからの楽しみです。

ゲーム開始~終了

そして翌朝――

起き抜けのテンションでそのままゲームに移行できるのは本当にありがたいです。部屋に入ったら準備をすっ飛ばしてゲーム。朝から脳がフル回転。

結果は53点。《地質学者》によりダブルオーブンがセットできたこと、《調教師》により柵を設けず羊を維持できたのが非常に大きかったです。

このやり方のメリットと懸念

この手法

  • 起床→ゲーム開始のハードルが一気に下がる。
  • 朝一番に重めのタスクを行うことで満足感。

ってメリットがありますが、以下の懸念もあります。

  • 準備したまま、そのままゲームをしてしまう可能性。
  • 寝ぼけ方がひどいと準備したことさえ忘れてしまいそう。

何にせよ、休日朝から充実のボードゲームができました。

ボードゲーム『ガイアプロジェクト』対CPU 1 vs 1。

アプリ版の『ガイアプロジェクト』は時間と難易度調整のため、vs AI2人(いずれもイージー)で行っていました。

そんな中「物理のソロプレイはvs オートマ1。練習のために使えないものか」とAIとサシで勝負をしました。

vs 地球人(アンバス)

3人戦に慣れきっていたので

  • マップ狭い
  • ラウンドブースターの選択肢が少ない
  • 受動パワーをもらいにくい

に尽きます。その上、マジョリティ(ゲーム最終目標)の参考数値が固定されているため、それを下回ってしまうと点数が取れません。

そのため「相手の動きにどう合わせるか」以上に「自分の理想の動きを高めるために少ない選択肢からどう選んでいくか」

が求められました。

これは難易度イージーということもあってわりとあっさり。ですが、3人のときよりも同盟が1少ないのが残念です。

vs イタル人(ダー・シュワーム)

難易度ノーマルともなると、流石にステージが違います。狙っていた惑星改造の同盟タイルや展開したかった惑星を絶妙のタイミングでカットされました。

それ以上に、マジョリティの参考数値「同盟の建物:10」と「すべての施設:11」が集中して戦略を練ることを余儀なくされます。

今回うまく勝利できたのは

  • 同盟に強い種族を選んだこと
  • ラウンド行動「研究2点」で知識を蓄えていたこと

がしっかり意識できていたからです。

もう少し数をこなして、「物理でも問題なくプレイできるように」していきたいです。

ボードゲーム『ガイアプロジェクト』の決め打ち。

モバイル版が出たことで、更にプレイへの敷居が低くなった『ガイアプロジェクト』。

今は「どういう方針で行けば高得点を狙えるか」を考察しています。

ガイア計画ルート - 地球人 -

次元横断星が連なっているところがあったので、

  • 航法を伸ばし
  • そこに向かって連続で入植

と決め打ち。そうなると種族は地球人です。この方針は非常にうまく行ったのですが、タクロンにガイア計画のゴールをカットされたのが玉に瑕でした。

惑星改造ルート -アンバス人-

逆にガイア計画を狙わず、惑星改造と宙域の広さを狙ったアンバス。技術タイル「入植した惑星タイプごとに1知識」が一番強く使えるルートです。

研究/ラウンドブースタールート -ダー・シュワーム-

ラウンドブースター

  • 交易所/2点
  • 首府・学院/4点

のアドバンテージに着目。いち早く同盟を築けるダー・シュワームの特権を利用して研究ゴールをかっさらっていきました。

まとめ

  • 同じ局面が現れず
  • 戦略の考察が次々に溢れ出て
  • ラウンドごとの最適解を狙う/狙わないで特典プランを考える

本ゲームは極めて中毒性が高いです。

サイズの見切り、小箱の仕切り。

先だって購入したボードゲーム『真打 pocket』と『ワインレーティング pocket』。小箱にありがちの問題がついて回りました。

ボードゲームとスリーブ問題

「スリーブに入れて遊びたいゲームほど箱にキッチリしていて元の箱に収まらない」問題。

今回のようにコンポーネントがカードのみの小箱はなおさら。

  • オリジナルのコンパクトは損なわず
  • 箱も一緒に収納したい

ということでいつもの手口を使います。

箱を大きく

セリアで売られていた本型のケース。売り場で見つけるやいなや「これはぴったり」だと確信がありました。

そして確信は事実に変わります。

  • オリジナルの箱
  • スリーブに入れたカードケース
  • ちょうど2分割できる仕切り

2作品とも入りました。高さも誂えたようにジャストサイズです。

収納

あとはラベリング。これで、「箱をサイズアップしながらも元のコンパクトさは失わず、ゲームも箱も収納できる」格好です。

ボードゲーム『真打 Pocket』感想。

小箱ボードゲームの中でも好きな部類に入る作品『真打』がリファインされたという印象です。

外観と内容

カードのみの潔いコンポーネントは変わらず。

落語の内容をそのままズバリと表したデザインはそのままでした。(オリジナル版では4だった『死神』が13と忌み数にグレードアップされているのも高ポイントです。

ノーマル版との比較

なんといってもカードがサイズアップしたこと。市販のスリーブに入れて保存できるのは思いのほか大きかったです。

そして、各カードが1枚ずつになっているのも特徴的でした。

ソロルール

今回、これを購入した最大の理由は「ソロ専用ルール」が備わっていること。

  • 18枚のユニークな演目カードをルールに従って振り分けていくフェイズ
  • これを元にネタを高座にかけ、トリの座を争うフェイズ

に分かれています。振り分けられた演目はカウントできるものの、ランダム勝浦向きに配置されるため「どのネタで勝負するか」は「前の落語会でトリを逃さないと」できません。

そのため、確率やカウンティング、そしてあらかじめ定められたセットコレクションを定めながらネタを選んでいきます。

こちらが全8回の落語会の結果。うまく大ネタをかけていき、トリを5回もつとめたにも関わらず、点数評価は「前座級」。

最初の振り分けの時点でセットコレクションを意識する必要がありました。

まとめ

  • 落語という好きなテーマ
  • 覚えやすいルール
  • いかに勝つか負けるかの線引きの悩ましさ

が楽しかったオリジナルがリファインされたのは素晴らしかったです。何よりも一人でプレイできるのが最高でした。

オーガナイザー、再差し替え。(Tower Rex製『アグリコラ リバイズド』)

『ブルゴーニュの城』オーガナイザーに引き続き、新たなオーガナイザーはこちら。

Tower Rex製オーガナイザー

アグリコラ専用オーガナイザーです。

以前のDicetroyerは重箱的な配置が大好きでしたが

「頻繁にやり取りする資源が全て1つに収まっているため取り出しにくい」

という欠点がありました。それを補うためにこちらを利用です。

組み立て

『ブルゴーニュの城』オーガナイザーで感動したカーブは健在。これで、資材や家畜の取り出しがもっとやりやすくなります。

強度も上がっていて、ボンドなしで全てがフィットしました。

整理と収納

縦置きできるように資源トレイはアクリル板でホールド。

  • 家畜
  • 資源
    • 木材
    • レンガ
    • 石材
  • 野菜の種
  • 小麦
  • 食料

のやり取りがしやすくなったのは利点です。

あとはこれを対人でやる機会があればいいのですが。

2つのボードゲーム、2つのオーガナイザー。

先だってカードスタンドを入手したのと同じタイミング。

The Dicetroyer製『ブルゴーニュの城』オーガナイザー

購入していました。既に持っている『ブルゴーニュの城』本体とです。

その時に導入したTowerrex 製のものも美しかったのですが、こちらもそれに負けず劣らずだったので思わず入手。

組み立て

難易度は高めでした。

  • 各ヘックス専用のホルダーがある
  • 収納スペースも多い

が問題。そして、Dicetroyerはボンド接着が前提。コンポーネント付着を警戒して乾燥はいつも以上に時間をかけました。

収納と比較

組み立て後、いっきつうかんでタイルを抜き出して収納。

左:Dicetroyer 右:Tower Rex

両者の比較は興味深いです。各ヘックスがしっかりホールドされてるDicetroyerと、余裕がある分スペース内でのシャッフルがしやすいTowerrex。どちらも素晴らしいものがあったので両方とも買ってしまったわけで。

新たな背景

これらをまた「背景」として用いることができるのはやはりのしゅうかくです。

ボードゲーム『大鎌戦役(Scythe)』インスト-12- 秘密の目的と得点計算

秘密の目的について

  • ゲーム開始時、あなただけが見られる目的カードが配られます。
  • 手番完了後にその条件を満たしたとき、表にして「条件を満たしている」ことを宣言してください。
  • そして、その星章を受け取ります。
  • 2枚ありますが、達成できるのは1つだけです。(同時に満たす状況が発生したとしても)

得点計算

誰かが6つめの星章を獲得した時点でゲームは終わります。ターン途中の処理が残っていとしても、直ちに中止されます。

支持による得点テーブル

「どれだけ自勢力に愛されているか」の支持は、最終得点時の基準点となります。

  • 0~6:グレード1
  • 7~12:グレード2
  • 13~18:グレード3

グレードが上がるほど、下記に示す基準点は上がります。

星章の数

以下のテーブルを元に算出。1つにつき以下のコインを獲得します。

グレードコイン
グレード13
グレード24
グレード35

グレード1で星章を6つ獲得しても18コインですが、グレード3に達すると30コインももらえます。

支配する地域

支配する地域とは

  • ユニット(英雄/メック/ワーカー)がいる地域 または
  • 施設が建てられている場所

を示します。施設が建てられているところに他勢力のユニットが居座っている場合、支配権は失われます。

本拠地は「支配する地域」となりません。0として扱います。

支配する地域1つにつき、以下のテーブルで算出します。

グレードコイン
グレード12
グレード23
グレード34

ファクトリーを支配していた場合は領地「3つ」分として扱います。

獲得済みの資源

ゲーム終了時に持っていた資源2つ(種類は問いません)につき、以下のテーブルで算出します。

グレードコイン
グレード11
グレード22
グレード33

施設ボーナス

  • このタイルに沿った条件で追加のコインを得られます。
  • 他の勢力に占有されていてもこのボーナスは有効です。

所持しているコイン

純粋にコインの数を足します。

勝敗決定

この、

  • 星章のコイン
  • 支配権のコイン
  • 資源のコイン
  • 所持しているコイン

の合計数が一番高い勢力が勝利となります。何度も繰り返しますが、「先に星章を6つ獲得した勢力ではない」のがポイント。

故に、必死に戦闘を仕掛けたとしても負けてしまうことが多々あります。

これから- まとめにかえて -

これにて、『大鎌戦役』インストの集中連載は完了です。

これからは散発的に

  • 各勢力の戦い方
  • 産業マットの使い方

などを書いていこうと思います。

ボードゲーム『大鎌戦役(Scythe)』インスト-11- 戦闘

大鎌戦役の「戦闘」。相手と直接やりあう処理となります。

戦闘フロー図については別項で記載済みです。

戦闘について

  • 英雄かメックが他勢力の英雄and/orメックのいるマスに到達したとき、戦闘が発生します。
  • 侵入した方が攻撃側、された方は防御側です。
  • 戦闘の勝敗はこの上なくシンプルです。「戦力が多い側が勝つ。同点の場合は攻撃側が勝つ」
  • 引き分けはありません。
  • 勝者は星章を1つ獲得できます。
  • この、戦闘による星章は最大2つまで獲得できます。

戦闘の手順

  1. この、数字が書かれたダイヤルで、投入する戦力を指定します。
  2. 所有する戦力より大きな数は指定できません。
  3. 最大7までしか指定できません。
  4. 0を指定することはもちろん適正です。
  5. 戦闘カードを、戦闘ユニットの数だけ追加することができます。(ユニット1体の場合は1枚、2体は2枚)
  6. それぞれの「投入する戦力と戦闘カードの数の合計」を公開します。
  7. このとき、投入する戦力をゲージから減少させます。
  8. 勝敗を確認します。
  9. 敗北したユニットは本拠地に撤退します。

ユニットの撤退

  • 敗北したユニットは本拠地に撤退します。
  • ワーカーもついでに撤退します。
  • 攻撃側がワーカーを撤退させてしまうと「非戦闘員がいる地域で戦闘を行った」として、ワーカーの数だけ支持が減ります。
  • 防御側が一緒に移動してきたワーカーを撤退させた場合は支持は減りません。
  • 資源はそのまま残ります。そして、所有権は勝者のものになります。
  • 攻撃側が資源を一緒に運んでいて敗北した場合は、その資源が防御側のものになります。

戦闘カードについて

  • 数字が書かれたカードが戦闘カードです。
  • 枚数の内訳はボードに書かれています。
  • 戦力投入時に追加することで戦力の足しにできます。
  • 敗北側が戦力を1以上投入していた場合、戦闘カードを引くことができます。
  • このカードは使いきりです。
  • 裏向きに置いておき、あなた以外、内容を見ることはできません。
  • ただし、枚数は公開情報です。

戦闘のポイント

  • 明らかに敗北すると分かっている場合、0~1を投入しましょう。特に1保有していれば、戦闘カードを得られます。
  • ただし、相手もそれを見越して少ない戦力を投入する可能性があります。
  • 連続戦闘は難しい仕様になっています。返り討ちに遭ったり漁夫の利を起こされないよう注意しましょう。
  • 戦闘は「移動」の一環で行われます。そのため、敵の資源がいるところで攻撃し、資源を奪い、奪った資源で下段アクションを行うことも当然適正です!

ボードゲーム『大鎌戦役(Scythe)』インスト-10- 下段アクション(改良)

この項で『大鎌戦役』インストのアクションは完了です。

改良(×6で星章)

実はこのゲーム、リミッターがかかっています。それを解除していくアクションがこれです。

上段アクションの選択肢を増やし、下段アクションに必要な資源を減らしてくれます。序盤はこれを実施していきましょう。

必要な資源: オイル

  • オイルを指定された数だけ消費することで改良を行います。
  • アクションマット上部のキューブを1つ取り、下段の任意のところに置きます。
  • 上段アクションのリミッターを外し、下段アクションの資源が減るようになります。
    • 例1) 改良を行い、生産のキューブをメックのところに置きました。次から、生産できる地域は2から3に上昇し、メック展開に必要な鉄が1減ります。

改良のポイント

「上段アクションのアドバンテージを増やし、下段アクションの必要資源を減らす」改良は真っ先に狙っていきたいアクションです。

特に「移動可能ユニットを2から3に増やす」と「生産可能拠点を3つにする」はいち早く解放していきましょう。

また、交易の下にある下段アクションの資源を減らすことは、最もわかりやすいアドバンテージの取り方です。

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