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2020年私的ボードゲーム大賞。

まず、今年購入したボードゲーム一覧はこちら全39本。

  1. スクラブル ポータブル版
  2. エバーデール
  3. カヴェルナ 洞窟対決
  4. 真打
  5. 真打拡張 廓噺/食通
  6. ZENタイル ソロ
  7. ウェルカム・トゥ……
  8. イエス! ジンセイ
  9. 明日、旅に出ます
  10. ZENタイル ベーシック
  11. 大鎌戦役
  12. アンダーウォーターシティーズ
  13. コールドウォーター・クラウン
  14. ノイシュバンシュタイン城・拡張
  15. マーズオープンゴルフ
  16. ニュートンミニ拡張
  17. ニュートンプロモ
  18. コールドウォーター・クラウン拡張 the Sea
  19. ガイアプロジェクト
  20. 大鎌戦役拡張-彼方よりの侵攻-
  21. 大鎌戦役拡張-風に舞う策謀-
  22. 『現場は安全っていったじゃないですか!~仕事猫&電話猫カードゲーム~』
  23. ほぼ日の百人一首
  24. フレッシュウォーターフライ
  25. ZENタイル ベーシック 1.1
  26. First Class
  27. ユーコン・エアウェイズ
  28. ぬくみ温泉繁盛記
  29. パッチワーク
  30. パッチワーク Doodle
  31. ハーベイシャス
  32. Fleet the Dice game
  33. Fleet the Dice game 拡張
  34. ウイングスパン ヨーロッパ拡張
  35. エバーデール拡張
  36. 千本鳥居
  37. Invictous the Shogun
  38. Isle of Cats
  39. コーヒーロースター

中には『NEWTON』プロモのようにカード数枚ってのもありますが1本は1本というカウントです。

さて、自分が選んだ『2020年に入手したボードゲーム大賞』は

大鎌戦役
ぬくみ温泉繁盛記

の2本。そして、特別賞として

コーヒーロースター』(バッグビルディング、バースト)

です。24日の時点でノミネートされていなかった作品が入ってしまうのは予定外でしたが、これを1月に買っても結果は同じでしょう。とかく、自分の好みに合ったソロゲームでした。

次に大賞となった二作品。逆順にご紹介です。

『ぬくみ温泉繁盛記』

「これぞ王道」と言わんばかりのワーカープレースメントではありますが、ダイスが絡むために経験者絶対有利とならない絶妙なバランス。

タイル配置は温泉旅館を増築していく雰囲気に満ち溢れていますし、配置後、それらは勝利点になりますしラウンドごとに資金や食料を提供してくれます。

そのため、飯の支払いが緩くなり拡大再生産の醍醐味も味わえます。何より、助っ人が

・資源の仕入れ
・出目の操作
・勝利点

と八面六臂の活躍を見せて本ゲームならではのオリジナリティを加えています。システムよし、アートワークよし。これこそ、温泉宿でゆっくりとソロプレイをしたい逸品です。

『大鎌戦役』

文句なしです。デジタル版の総プレイ時間が全てを物語っています。

実在の国をモデルにif世界の東欧を駆け巡る爽快感。テーブルトップの方でもミニチュアやリソースを手にとる質感は堪えられません。

彼我の勢力/マットに応じて戦術をギアチェンジをしていく様や、どこに戦力を集中していくかのアブストラクト。そして終局となる星章を獲得しても勝てるかの読み合い。

・内政と進軍のバランス
・エリアマジョリティと各個撃破のリスクの天秤
・スチームパンクかつ牧歌的なアートワーク

など、物理的なコンポーネントの重さも広さも全てが「ユーロゲーム」という形でした。

以上3作品が自薦の賞となりましたが最後にもう1本。

ZENタイル

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タイムラインに「その時、どう感じたか」を配置するのみ。配置するのみなのに

 ・その時に何が起きたか
 ・どういう感情が発生したときにトラブルが発生しているか
 ・ネガティブな感情をプラスにするためのコントロール

が鍛えられました。今年、Weblogを再開して日毎のエントリーが途切れなかったのも紙の日記が再開できたのも、この禍のさなかでも心の平静を保つよう努めていられたのも、このZENタイルのおかげ。

故にボードゲーム大賞と言うより座右の一本。『Item of the Lifetime』です。

そんなこんなで2020年は、ボードゲームという点においては素晴らしい作品に出会えました。

2020年私的ボードゲームまとめ。

1年の総決算期。今年買ったボードゲームで良かった作品をノミネートしていきます。

1.エバーデール(ワーカープレースメント/セットコレクション)
とにかく中央に置かれるボードが派手派手。全体的なラウンドは4なのに、次々にコンボが連鎖して場が整っていく様は小気味が良かったです。

2.真打(セットコレクション/ドラフト)
「落語」のイメージを全面に出し、システムもルールも実によく寝られていました。これをプレイしたあとに実際に寄席に訪れたほどです。

3.大鎌戦役(アクションセレクト/エンジンビルド)
様々な意味で重いゲーム。if世界の東欧を舞台に「メック」と呼ばれる機会が闊歩するテイストはもちろん、生産拠点の確立やエリアマジョリティの展開など、どれもが「これぞ」というのにふさわしいものでした。

4.アンダーウォーターシティーズ(ワーカープレースメント/セットコレクション)
海中都市の構築ゲーム。箱庭も、カードのコンボも、拡大再生産とモデルとなったシステムが透けて見えながらもオリジナリティあふれるゲームは得難い感覚です。

5.コールドウォーター・クラウン(ワーカープレースメント/セットコレクション)
この手のゲームにしてはライトに、そして運が絶妙に絡む釣りゲーム。折しも自宅待機の時期でしたから、このゲームでアウトドア気分を味わえたのは行幸でした。

6.ガイアプロジェクト(アクションセレクト/エンジンビルド)
ゲームの重さという点では先の『大鎌戦役』に勝るとも劣りません。運の要素がまったくなく、完全に実力が問われる戦略ゲーム。「どうすれば得点を稼げるか」で一日中遊んでいられました。ソロプレイのシステムも素晴らしかったです。

7.フレッシュウォーター・フライ(ダイスドラフト/セットコレクション)
『コールドウォーター・クラウン』と同じデザイナーの渓流釣りに特化した釣りゲーム。運が絡むのは同じですが、ハッチに合わせて毛鉤を変えたり上流から流して本命を釣り上げようとしたり。

8.ユーコン・エアウェイズ(ダイスドラフト/ピック&デリバリー)
カナダのユーコン準州を舞台に水上機をあちこち飛ばしていきます。飛行機のコクピットを模した個人ボードは各種機能をアンロックしたり得られるボーナスを増加させるメカニズム。作者の実体験をもとにしただけあり、とても良く寝られたゲームでした。

9.ぬくみ温泉繁盛記(ワーカープレースメント/タイルプレースメント)
超王道のワーカープレースメント。飯の支払いがとてもゆるいためとっつきやすく、ダイス運が絡むので経験者絶対有利が程よく緩和されています。施設タイルによる拡大再生産もあり、八面六臂に活躍する「助っ人」に助けられたりと楽しさ満点です。

10.ハーベイシャス(セットコレクション/チキンレース)
ひたすらに簡単なルールに比してジレンマに満ち溢れ、熾烈な読み合いが激しいプランター栽培ゲーム。「得点の機会」と「ゲームが終わるタイミング」の2点のバランスがとても悩ましいものでした。

以上10作品。個人的な大賞その他は大晦日あたりに。

2020年4月時点で保有しているソロゲーム可能なボードゲーム。-2-

昨日からのまとめ、「自分が所有しているソロ可能で中量級以上のボードゲーム」リストです。

レイクホルトアイスランドの温室で野菜を育て、観光客に振る舞っていくワーカープレースメント風味のレース
テラフォーミング・マーズ火星を地球が住めるようにする遠大な計画のもとド派手なカードの押収が繰り広げられる拡大再生産
グラビティ・メイズお代に従って鉄球を落としていく、三次元パズル
スライド・クエスト箱そのものがコンポーネントとなっているアクション。様々な試練をクリアして勇者をゴールまで導きます。
ダイスセトラーズ開拓時代のアメリカでダイスを軸とした4D
メナラマレーシアの失われた寺院を発掘。完全協力型バランスゲーム
ノイシュヴァンシュタイン城“狂王”フリードリヒの願望のもと、様々な城を建築していく値付けとキャリーオーバーが特徴的なタイルプレースメント
エバーデール資源を集めて動物の村を構築。スタートプレイヤーの概念が最初しかない珍しいワーカープレースメント
ワイナリーの四季様々な訪問者の力を借りてワイナリーを再興していくワーカープレースメント
ワイナリーの四季 拡張更に広いマップに加え、施設、特殊労働者などの新要素を詰めた拡張

あとは、小箱系が幾つかありますので、機を見てご紹介していきます。

2020年4月時点で保有しているソロゲーム可能なボードゲーム。-1-

まさか、こんな自体が起きるとは思っても見なかったし、去年の自分にニュースを見せたとしても信じてはくれない状況が続くなか、

“籠城”できるだけのものが集まっていましたが、こんなときに役立てたくはなかったというのが正直なところです。

それはさておいて、所有しているソロゲーム可能な(あるいはソロ可能な)ボードゲームをこの機会に2回に分けてリスト化します。

ERA剣と信仰の時代ダイスを軸にした中世都市建設
ラグーザ建物が連鎖するアブストラクト
(ジャンルはワーカープレースメントですが)
アルルの丘全てのアクションが初手から使える箱庭的
ワーカープレースメント
アルルの丘 拡張上記アルルの丘に船と紅茶の要素を加えた拡張
ヌースフィヨルド漁業と林業で村を発展させるワーカープレースメント
バラージif世界欧州を舞台にした水力発電ワーカープレースメント
バラージ 拡張バラージに新規国家と新たな要素が加わる拡張
アグリコラ説明不要のワーカープレースメントの極北
大鎌戦役if世界東欧の文明と戦争の交差点を軸にした超重量級エンジンビルド
クランズ・オブ・カレドニアスコットランドを舞台にしたアクションセレクト
ニュートン知識を探求するため旅や講義、研究を繰り返していくエンジンビルディング的ワーカープレースメント
Welcome to your perfect home1950年代アメリカの住宅街で不動産を分譲していく紙ペンゲーム
ブラッディ・イン客を買収しては(中略)お金を稼ぐ不謹慎ゲーム
カヴェルナ-洞窟対決-部屋コンボと施設建設を軸にしたワーカーを用いないワーカープレースメント
アナクロニータイムトラベル要素を含んだ超弩級ワーカープレースメント
ウィングスパン自身の保護区に鳥を集めるエンジンビルド
アンダーウォーターシティーズ様々なボードゲームの要素が詰まったワーカープレースメント
明日、旅に出ます。数学的要素がはらんだソリティア専用カードゲーム

レビューに関しては個別記事へのリンクも貼りました。(収納のみのエントリーは省いています)

こうまとめていくと、ワーカープレースメントが大好きだなぁという感想ですし、部屋がボドゲで埋もれるという感覚は実感だったという……。

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