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楔の打ち込みと同盟パズル。(『ガイアプロジェクト』地球人&アンバス人)

『ガイアプロジェクト』、以前の反省を生かしてうまく行ったときの話です。

Case 1:地球人

全員がガイア計画に着手する次元横断星合戦。

「まずは航法を伸ばしていく」が根底にありました。

その目論見は大当たり。研究ゴールの暗黒惑星でダー・シュワームが同盟を築きたいところに配置します。

このせいでダー・シュワームを詰ませられました。

また、ガイア計画ゴールとその下にあったガイア惑星×2の上級タイルにより得点を伸ばせました。

Case 2: アンバス人

これは大満足。航続距離を伸ばす/QICラウンドブースターがあったので航法よりも経済を優先。

また、母星が近くにあったことも幸いして2R目に同盟&経済Lv.を4まで引き上げます。

このおかげもあって着実に惑星を展開していき

「5同盟(しかも6枚の同盟タイル)」という快挙。得点も200ジャストです。

まとめ

  • マップ
  • 他の種族
  • 研究タイル

それが1つ変わるだけでも戦略が変わるこのゲーム。それだけに、最初から最後まで考え抜いて高得点が取れたことは喜びがありました。

『ガイアプロジェクト』反省点。(アンバスチャレンジ)

うまくいく話だけではありませんでした。

Case1:惑星改造間に合わず

次元横断星が安かったからと安直にガイアルートに走りましたが

  • 他の研究が足りなかった
  • QIC不足

が災いし、120点台。何よりも、圧倒的な技術タイル不足が物語っています。

せっかく4同盟まで組めたのにラウンド行動に帰結しませんでした。

Case2:展開不足

これは「むしろ100点よく超えられた」というべき失敗例。

根本的な問題として初期配置が「アンバスの惑星掘りに優しくない」状況でした。

そして、次元横断星も散らばっているためにガイアルートも取れません。

このために序盤の鉱山建設が大きく遅れます。

結局の所

  • マップはその種族が展開しやすいか
  • 他と戦略が被っていないか
  • 得点の基盤はどこになるか

など、終始考えなければならないという事実が浮き彫りになりました。

受けの広さと力押し。(ガイアプロジェクト:イタル&ダー・シュワーム)

先述したように、「ガイアプロジェクトが動く」が大きなアドバンテージとなっているiPad mini。

練習中の種族と大好きな種族の検証です。

case1:イタル人

  • エリア2→3にトークンを燃やしてもなくならずガイアエリアに移動
  • 学院の知識収入が他よりも高い
  • ガイアエリアにあるトークンを4消費して技術タイルを得られる首府能力

と、弱いことが書かれていない強力な種族。ではありますが、使っていたのは最初の頃だったので立ち返って改めて使ってみました。

  • どのタイミングからでも得点を狙える
  • 序盤でミスっても(あるいは囲まれても)リカバリーできる
  • マジョリティも研究も高水準

と、最強種族筆頭なだけあります。何よりも技術タイルを得られることによる受けの広さは相当なものです。

ただ、パワートークンを激しく消費するので終盤にパワーが回転しないのが難点でした。

case2:ダー・シュワーム

  • 最初に建てられるのは首府のみ
  • ターン毎にパワー1の宇宙ステーションを置ける
  • 同盟の衛星はパワートークン消費ではなくQICを消費
  • 「既存の同盟に追加する」形で拡大

と、既存ルールから大きく外れながらも

  • 同盟タイルによる得点と追加資源
  • 研究ゴールや上級技術を狙いやすい

と、これまた強い種族。反面、周りを取り囲まれると動きが取れないために柔軟性は低いという印象です。

それだけに、力押ししたときの爆発力はかなりのもの。このゲームではマップが開拓しやすかったことも幸いし、マジョリティも研究も高水準。

  • 5つの同盟タイル
  • 4同盟
  • 3研究ゴール
  • 2上級ゴール

を達成し、200点オーバーいきました。

まとめ

運の要素が初期しかなく、他のプレイヤーの動向で戦略が変わるガイアプロジェクト。

柔軟性に高い種族と自分の強みを最大限に活かせる種族は強いと改めて思いました。

モバイル版『ガイアプロジェクト』進捗とAI(易)の戦術思考。

実感として:アップデートの影響か、難易度「易しい」でも前より勝ちにくくなっていました。

Case 1:地球人

マジョリティがガイア入植と衛星数だったので地球人を選択。

リソース管理がそれなりに功を奏して154点でした。

Case 2:ダー・シュワーム

マジョリティは入植した惑星の種別と施設数。

ジオデンの片方を孤立させるようにしていったのが功を奏して、大同盟を結ぶことができました。

AI(易)の傾向

他にも、以下のような傾向が見えてきました。

  • 隣接を狙わない
    • 初期配置からして離れた惑星に置きたがり、パワー利用をさせないという意志が伝わってきました。
  • 研究分野に注力しがち
    • そのため、序盤の展開は遅れてしまい、結果としてマジョリティを失っているようです。
  • プレイヤーの研究ゴールをカット
    • 上記では再現できなかったものの、「一切ガイア計画を行っていないのに、こちらのガイア計画ゴール(入植したガイア惑星ごとに勝利点」をカットするためだけに研究を進められたことが多々あり、歯がゆい思いをしました。

この手の「AI特有の思考」を読むことができれば、それを狙った攻略が進みます。

2021年のボードゲーム事情(&この1年の『キャラホメ』)

2021年もあと僅か。この1年、まだまだ禍は続いておりましたけれども、「ボードゲーム」は継続的に遊んでいました。

買い直す/複数買い

  • 『カルカソンヌ』
  • 『京都ダンガン』
  • 『ブルゴーニュの城』
  • 『大鎌戦役』

と、「ソロプレイバリアントがあるから」「人に譲ったものを買い直した」「ボードゲームインサートが2つとも美しかったから本体を購入した」「友人にコマをペイントするため」など、同じゲームを買い直したのが特徴的な1年でした。

重量級の少なさ

50本近いボードゲームを購入しましたが、プレイ時間が90分を超える作品は

  • 『アルバリ』
  • 『アマルフィ』
  • 『大鎌戦役(2つめ)』
  • 『ブルゴーニュの城』

ぐらい。多くが小箱や中量級でまとめられました。

2つの「宝石」

作品名に「宝石」を冠したボードゲーム

  • 『宝石がいっぱい!』
  • 『宝石の煌めき』

のゲームシステムが気に入りました。前者は「ただの神経衰弱と思いきゃ『ハズレがハズレのまま』」に衝撃を受けましたし、後者は「定番と呼ばれるだけには理由がある」と納得。

名作のアプリ

これもまた大きな収穫です。

ガイアプロジェクト

なんと言ってもこれ。要素たっぷり、考えどころたくさんの重量級ボードゲームがアプリ化してくれたおかげで、ずっとこのゲームを研究していた時期がありました。

また、本ゲームで培った思考回路は他のゲームにも転用できた副次効果を生み出しました。

ブルゴーニュの城

運と戦略が程よく絡み、ソロプレイのようでインタラクションも強めの「古典」。プレイ時間が丁度いいということもあり、最近の行き帰りではこちらを遊んでいるほどです。

キャラホメ

『ボードゲーム』と定義するのは難しいものの、今年の特筆すべき作品です。

  • コンポーネントとして推しを用意する(フィギュアでもスマートフォンの画面でも)
  • そのキャラクターに言って欲しいカードを添える

と、それだけなのに、

  • 推しを通じて自己肯定感を高める
  • 自分が言って欲しい言葉を選ぶことで悩みを言語化する

2つは日頃のメンタルケアに必要不可欠なもの。製作者:かわぐち様よりテストプレイの協力依頼があったというのも重畳でした。

この「推しに褒めてもらうこと」により、プロジェクトを乗り切ることができたことや、「キャラクターとカードを一緒に、見栄え良く撮影する」ことでフィギュア撮影の技術が向上したこともいい思い出です。

2021年のキャラホメ-まとめにかえて-

そこで、今年1年、自分自身への「お疲れ様」を兼ねてキャラホメをやってみました。

選んだカードは「よく気がつく」。

仕事やら趣味やら、少しの気づきで改善できたことが多いという自負はあります。

この「言ってもらいたい言葉」を選ぶ行為は自信をつけることにもつながる思いました。

2022年もよきボードゲームに出会えることを祈り、このエントリーの締めとします。

ボードゲーム『ガイアプロジェクト』対CPU 1 vs 1。

アプリ版の『ガイアプロジェクト』は時間と難易度調整のため、vs AI2人(いずれもイージー)で行っていました。

そんな中「物理のソロプレイはvs オートマ1。練習のために使えないものか」とAIとサシで勝負をしました。

vs 地球人(アンバス)

3人戦に慣れきっていたので

  • マップ狭い
  • ラウンドブースターの選択肢が少ない
  • 受動パワーをもらいにくい

に尽きます。その上、マジョリティ(ゲーム最終目標)の参考数値が固定されているため、それを下回ってしまうと点数が取れません。

そのため「相手の動きにどう合わせるか」以上に「自分の理想の動きを高めるために少ない選択肢からどう選んでいくか」

が求められました。

これは難易度イージーということもあってわりとあっさり。ですが、3人のときよりも同盟が1少ないのが残念です。

vs イタル人(ダー・シュワーム)

難易度ノーマルともなると、流石にステージが違います。狙っていた惑星改造の同盟タイルや展開したかった惑星を絶妙のタイミングでカットされました。

それ以上に、マジョリティの参考数値「同盟の建物:10」と「すべての施設:11」が集中して戦略を練ることを余儀なくされます。

今回うまく勝利できたのは

  • 同盟に強い種族を選んだこと
  • ラウンド行動「研究2点」で知識を蓄えていたこと

がしっかり意識できていたからです。

もう少し数をこなして、「物理でも問題なくプレイできるように」していきたいです。

ボードゲーム『ガイアプロジェクト』の決め打ち。

モバイル版が出たことで、更にプレイへの敷居が低くなった『ガイアプロジェクト』。

今は「どういう方針で行けば高得点を狙えるか」を考察しています。

ガイア計画ルート - 地球人 -

次元横断星が連なっているところがあったので、

  • 航法を伸ばし
  • そこに向かって連続で入植

と決め打ち。そうなると種族は地球人です。この方針は非常にうまく行ったのですが、タクロンにガイア計画のゴールをカットされたのが玉に瑕でした。

惑星改造ルート -アンバス人-

逆にガイア計画を狙わず、惑星改造と宙域の広さを狙ったアンバス。技術タイル「入植した惑星タイプごとに1知識」が一番強く使えるルートです。

研究/ラウンドブースタールート -ダー・シュワーム-

ラウンドブースター

  • 交易所/2点
  • 首府・学院/4点

のアドバンテージに着目。いち早く同盟を築けるダー・シュワームの特権を利用して研究ゴールをかっさらっていきました。

まとめ

  • 同じ局面が現れず
  • 戦略の考察が次々に溢れ出て
  • ラウンドごとの最適解を狙う/狙わないで特典プランを考える

本ゲームは極めて中毒性が高いです。

iOS版『ガイアプロジェクト』感想。

ボードゲーム『大鎌戦役』インストを中断してでも乗せる価値が個人的にあります。

iOS版リリース

待ちに待っていた戦略ボードゲーム『ガイアプロジェクト』。そのモバイル版が満を持してのリリースです。

  • 惑星を開拓し
  • 建物を改良し
  • 研究により資源などを蓄え
  • 更に勢力を広げ
  • 時には同盟を結んで
  • 自種族の繁栄を築く

ゲーム。去年から今年にかけて「自分のボドゲ観を変えた」ゲームであるだけに、電車に乗っているときでもプレイできるようになったのは万感の思いです。

モバイル版感想

「テンポ良く進む」につきます。動作のもたつきもあまり気にならず、

  • 点数増減や研究トラックなどのエフェクトが改良されている
  • 合間にノートが取れる
  • 一覧画面で状況がより見やすくなっている

など、Steam版から改良されている印象を受けました。

アナログとの共存

また、このゲームは「運の要素が初期のタイル配置しかないために物理上の再現が可能」という特徴を持っています。

なので、「ゲームでプレイした盤面をリアルにフィードバックする」手段も執れると思いました。

これはPC出来ましたが版でも出来てはいたのですが、どうしても場所を取ります。

なんにせよ、「これを移動中にプレイするためにコンパクトなPCを用意するか」とまで考えていた『ガイアプロジェクト』が文字通り、どこでもプレイできるようになったのは個人的なグッドニュースでした。

知識と力。そして同盟。(『ガイアプロジェクト』ネヴラ&ダー・シュワーム)

「思考の組み立て」「戦略の展開」「拡大再生産のタイミング」がとても楽しいガイアプロジェクト。

ここ1週間、合間を見つけてのナイスプレイが2つほどありました。

ネヴラ人

  • エリア3にあるトークンをガイアエリアに送ることで知識を得られる
  • 首府を建てるとエリア3にあるトークンが2つ分になる

知識と力を併せ持つ種族。このときは第1Rで経済が4まで上げて序盤の展開不足を補い、徐々にリカバリーしていきました。

4同盟も視えたかというところで経済ゴールを取られたことが災いして点数は143止まり。

ただ、研究3ゴール。ゴールに入れなかったところも高水準と、満足行く内容でした。

ダー・シュワーム

マジョリティがガイアと建物数な状況で敢えてダー・シュワームをセレクト。

  • ゼノの展開しないところに伸ばし
  • フィラクの受動パワーを貰える位置に展開
  • 科学を伸ばしていったこと

が幸いし、第5Rでガイア計画を一気に4まで進め、次元横断星を3つ先取りしました。

これが如実にマジョリティの差となって現れ、早々と取得していた「ガイア3点の技術タイル」と噛み合います。

そのおかげで163点。ラウンドブースターの点数も上乗せされたのが大きかったです。

今後の展望

今はまだ「好きな種族の伸ばし方」で遊んでいるので、

  • マジョリティ
  • 他の種族との兼ね合い
  • ラウンドごとの最適構造

をもっと詰めていきたいなと。いや、研究すればするほどやりたくなる実に素晴らしいゲームです。

MarkdownエディタTyporaによるボードゲーム『ガイアプロジェクト』のルール整理(1)。

MarkdownエディタでUMLが作成できると発見し、「流れが必要なものの記録に使える」と実感。

さっそく、練習がてらにやってみました。

ガイアプロジェクト:ガイアフェイズの整理

かなり難解なボードゲーム『ガイアプロジェクト』。その、1フェイズであるガイアフェイズを言ったん見直してみました。

一般的な流れ

まず、こんな感じでTyporaで書いてみました。

```mermaid
graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]
D--ある-->d1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
d1-->E
```

これがレンダリングされると、こうなります。
(参考: https://mermaid-js.github.io/docs/mermaid-live-editor-beta)

地球人の処理

```mermaid
graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ある-->F{惑星首府を}
F--建てていない-->f1[全てのトークンを<br>エリア2に置く]
F--建てている-->f2[フリーアクションと<br>同じレートで<br>資源変換]
f2-->f1
f1-->E
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]
```

イタル人の処理

graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ある-->F{惑星首府を}
F--建てていない-->f1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
F--建てている-->f2[4トークンを破棄して<br>技術タイル取得]
f2-->f1
f1-->E
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]

バル・タック人の処理

graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ない-->E{ガイアフォームが<br>ガイアエリアに}
D--ある-->d1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
d1-->E
E--ある-->e1[ガイアフォームを<br>勢力ボードに置く]
e1-->F
E--ない-->F>ガイアフェイズ終了]
```

書いてみて思ったこと:

  • 単に「トークンを移動して入植準備をする」だけなのに、相当なフローがあったという気づき
  • Officeソフトよりも格段に楽にソートされた状態でチャートが書けるのは素晴らしい
  • 可読性(特に各セクションの定義)に難あり

の3点が実感です。

これを元に、書き方を改善しながらチャート/シーケンス図が翔となると楽しみが止まりません。

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