ハーダークルム展望台でお会いしたご夫婦から教えていただいた「ベルナー・オーバーラント地方の周遊パス」を初日に入手したことは本当に幸いでした。
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ほとんどの電車、ケーブルカー、ロープウェイ、リフトをカバーできるだけではなくユングフラウヨッホ駅も特別割引で行けるまさに「魔法のパスポート」です。早速、おすすめの観光スポットである「シーニゲ・プラッテ植物園」を訪れることにしました。
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インターラーケン東駅からひと駅ほど。植物園行きの専用列車が待ち構えていました。
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中の座席は「ベンチ」です。素朴というか、レトロ感があるというか…… それなりの急勾配を列車は登って行きました。
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途中で下りの列車とすれ違い。よく見ると、レールの真ん中に歯車があって、それでトルクを得ているのですね。そうやって電車は雲の中へと突入していき――
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シーニゲ・プラッテ植物園駅に到着。ここは鉱山植物園ということで六甲山の植物園と提携しているとか。霧に見えるのは雲。この日は曇りだというのは理解していたのですが「雲がここまで身近にある」とは思っても見ませんでした。
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ハイキングコースのような植物園。そこにアルプスならではの植物が豊富に植えられています。
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視界不良でも「知ったことか」とばかりに咲き誇るアルプスの花。言葉通りの意味で「高嶺の花」です。
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岩の間を突き破るかのような淡い紫の植物。
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もちろん、斜面も色とりどり。6月下旬〜7月は「アルプスの花のトップシーズン」だそうで、そういう意味ではこの時期に旅行をして幸運でした。
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そして、写真をあらかた撮影して宿に到着。掛け値なしにボロボロのフラフラで、スーパーで買ったスイスロールで適度に腹を満たし、泥のように眠りました。
(続きます)