セント・アイヴズでお昼ご飯を食べ終わった頃――
船上の人となっていました。実は、お昼ご飯を食べ終わった頃に波止場で「この近くにアザラシの生息地があるから、見に行かないか?」と誘われ、二つ返事で前金を支払っていたのです。
船は心地よい揺れの中、内海と外海の中間を走って行きます。
緑のそそりたつ崖は、英国ならではの光景。
30分ほどして――件の「アザラシ」が姿を見せました。
もの凄く人慣れしています。コーンウォール固有のアザラシが絶滅寸前だったところを、海域の人たちが「半飼育」しているというのが実際の所らしいです。
その証拠に、別の街からもアザラシウォッチングの船が出ていました。10分ほど観察した後、船はセント・アイヴズに戻りました。
なんと、アザラシは乗っていた船を追いかけて街まで来ていました。(その後、元の海域へと戻っていきましたが)
すっかり満潮となった湾内は地元の子供達が飛び込みをしていました。
また、街はすっかりお祭り騒ぎ。それもそのはず、この日は2010年ワールド杯で、イングランドが予選を通過した日だったのです。
次回のエントリーでは、マラザイオン~ペンザンスなどの光景をご紹介です。