話は猫達の避妊手術の前にさかのぼります。
家族が先住の兎をケージからだし、猫と対面させて見ました。
本来なら、猫と兎は「狩る側と狩られる側」の関係なのですが、互いに我感せずというか、むしろ猫のほうが興味津々の目で見ています。
それでも、肉食動物としての血が騒ぐのか、背後から言葉通りの意味で「虎視眈々」と機会を伺っていましたが。
しかし、先住民の貫禄か体格差でも数でも劣る兎が猫達を気配で圧倒したのはさすがだと思った次第です。
年の瀬も迫る25日――
我が家の猫達が避妊手術を受けてきました。
手術当日は絶食のために水入れとえさ入れがないことに疑問と不満を持っていました。
手術そのものは無事に終わります。ただ、雌のために「腹の毛皮を剃る」→「全身麻酔後、腹部を切開」→「子宮と卵巣を切除」→「再び縫合」という流れがあるために一泊入院。その晩は灯火が消えたかのようでした。
そして、帰宅。手ぬぐいの服を着せているのは、縫合跡を保護するため。抜糸まで我慢してもらいます。帰ってきた晩は食欲もあまりなく、ぐったりと疲れているようでした。ただ、(いたずらはするものの)人に噛みついたり引っ掻いたりしない我が家の猫達は獣医さん達に好評だった模様です。
痛みが残り、慣れない服装で手術前よりも活動量が落ちていますが、日に日に元気になっている姿は見ていて安心します。
年末年始、初めての「猫と過ごす年明け」です。
今週の猫達は、「身体の一部分」にクローズアップです。
我が家にやってきてからとても仲のいい姉妹。じゃれあっているうちに加減を覚え、人に引っ掻いたり噛んだりしても傷つけることはしません。
割とマイペースで容量のいい三毛猫のパーツは……
肉球。ピンクの合間に黒い模様が少しだけ混じってます。
耳の中もびっしりと毛が生えています。
結構、色々な場所にちょっかいを出し、甘えてくる茶トラのパーツは……
足・爪と尻尾。特に尻尾は三毛猫よりも太いのが特徴的です。
そして、スコティッシュフォールド最大の特徴である垂れ耳。割となだらかなカーブを描いています。
両者ともに長い毛と短い毛が混じっているのはブリーダーさんが長毛種とミックスしたからだそうで……。
それはともかく、こんなに接近して撮影できる猫達の信頼感に感謝です。
冬毛に生え変わり、リビングに常時暖房が付くようになると、これ幸いとばかりに我が家の猫達はくつろぎ始めました。
特に顕著なのが「食卓の椅子を占領するようになった」こと。
割合に御行儀良く寝る三毛猫に対し……
茶トラは完全に腹天。完全室内飼いならではのリラックスです。
また、日が短い分、寝る時間も増えました。朝の時間に豪快なアクビをするほどです。
そして、最近になって茶トラは「ドアを開けろ」と要求するようになって来ました。ドアを開けると廊下を走りぬけて3階のドアの前まで走りぬけ、また1回に戻るを平均3セット繰り返します。「新たな散歩コース」と認識したようです。
まぁ、夏の時期と比べて冬の時期は毛布などで暖かくできる分、割と安心して見ていられます。
先だっての、猫達と狭い空間に関して話した続きです。
下手なおもちゃよりも段ボール箱や紙袋を好む我が家の猫達。なので、来客時以外はリビングにそれらが置いてあります。
ある日、家に帰ると三毛猫が箱の縁に顎を載せて寛ぎ中でした。
また、ある日は段ボール箱の中と外でのコンビネーション。
そして、これは日曜日の朝。箱の中に入れた紙袋の中に入っています。
「こんなに狭くては逆に窮屈ではないのか」という心配とは無縁の猫達ですが、こういう時は目を離さずに危険な出来事が起きないよう気をつける必要があると思いました。
冬の足音が一歩一歩近づいている今日この頃――
猫のケージに新たなものが追加されました。
それはフリース。元々は「猫の毛が付いても大丈夫なように」と姉が居間で着ていたものが、思いの外気に入ってしまい猫専用の毛布となってしまいました。
居間ではこの通り。包まったり寄り添ったりしながら寝ています。
かなり機用に「毛布として」使っているのには驚きでした。
かと思えばマットとして使っていたり……。
写真を見てもお分かりのように、フリースには猫の毛だらけで最早、服としての体を成していません。普通の毛布ではなく、こういうのがお気に入りというのは、うちの猫達にとって一番心地いい「におい」が飼い主のものなんだなぁと思ったわけで……。
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