カテゴリー: ボードゲーム

百均グッズによるボドゲ収納『ニューファンドランド』の整理。

『アグリコラ』の二匹目のドジョウの記事。こちらには知名度で大きく劣りますが、とても大好きな作品の収納についてです。箱に余裕があってサイズを見切れれば遊び心満載の収納になりました。

海洋に覇を唱えた帝国の総督となって北大西洋の島々を開拓、植民し、得た資源を欧州各地に配達するボードゲーム『ニューファンドランド(Race to the Newfoundland)』。

  • ワーカープレースメント
  • タイルプレースメント
  • エリアマジョリティ
  • 資源獲得

などをギュッと詰めた“双六”と言うべきもの。様々な要素が絡んでいるのに90分ほどで終わり、運の要素もそこそこ。しかもワーカーの維持に支払いが必要ないからボドゲ初心者のステップアップにもいいという、個人的な名作。

前置きはこんな感じで、コンポーネント別に「どう収納していったか」を説明します。

ゲームボード・個人ボード

ボードはなんと六つ折り。そこにマスキングテープライターで和訳を貼った個人ボードを箱の下に置きます。

実は箱に余裕があります。(ボール紙製のインサートで底上げされていたほど)なので、その他コンポーネントは思いっきり趣味を入れました。

船タイル

船となるワーカーを収める箱はキャンドゥで購入。

この通り、宝箱型です。フレーバーにも雰囲気もぴったり。サイズも測ったようだったのが幸いでした。

各種タイル

  • コンパスタイル
  • 契約タイル
  • 島タイル

は同じくキャンドゥの宝箱型ケース(小)と鞄型ケース。これまた情感を醸し出すのにマッチしていると自賛しています。

カード類、プレイヤー初期セット、マーカー

これらに関しては実用性を優先。ミニユーロサイズを入れるにはこのケース、各種キューブは80mmタッパーセットと、ある程度の経験則によるものです。

資源

『アグリコラ』でも用いているダイソーの『Case and Case 4分割』。大概のアクションで得たり支払ったりする資源は、プレイヤー間でパスできるのが、このケース最大の魅力です。

ケースに入れる前に……

小さくないスペースが生まれました。スペースが足りないのは大問題ですが、余裕があって運ぶときに各パーツが浮き上がってしまうのも困りもの。さて、どうしたものかと思っていたところに

「資源やカード置き場を追加で入れてしまえ」とおしぼりの皿が実にうまい具合にハマりました。

各パーツをブレイクダウンし、用途やジャンルごとにまとめられたことは、これ自体が「三次元タイルプレースメント」というべきもの。楽しい作業でした。

百均グッズによるボドゲ収納『アグリコラ(リバイスド エディション)』の整理。

過日投稿した「ボードゲームの収納問題」の個別記事。「どのようにして『アグリコラ(リバイスド エディション)』のコンポーネントを整理していったか」がテーマとなります。

『アグリコラ』に限らず、割と時間がかかるボードゲームのコンポーネントは以下のように分類されると思います。

  1. セットアップの時に使うもの
  2. ゲーム中、頻繁にやりとりするもの
  3. ゲームの進行で増減があるもの

概ね、この3つのカテゴリーに分けることでセットアップやクロージングがスムーズに行え、プレイ感も軽くなります。

ゲームボード

セットアップ時に使い、最後まで用いるもの。これは箱の下に収納。偏りがないよう並べます。

ワーカー、厩、柵

ダイソーのビースケース2つ(4セクション)がうまくフィットしてくれました。薄い上に視認性が高く積み重ねも簡単です。

家畜・畑/部屋・スタプレ

ダイソーのビースケース(6セクション)2つ。特に畑/部屋タイルが誂えたようにハマった時は感動しかなかったです。(ただ、畑/木の部屋全てが入らなかったのでスタプレマークの下に1枚敷いています。

資材・食料・物乞い

累積のチキンレース、獲得や消費で頻繁にやり取りする資材・食料についてはダイソーのCase and Case(4分割)が最適にも程がありました。サイズ、置きやすさ、取り回しのよさ等すべてがボードゲームのために作られたのではレベル。

各種カード

こちらはキャンドゥのTCGケース。場に並べるアクションと大進歩はハードスリーブ、手札となる職業に小進歩はソフトスリーブで区別しています。

最後に……

これらのケースを順序よく配置して蓋をし、バンドでまとめて完成。

工夫とサイズ感の把握、コンポーネントひいてはゲーム進行の理解で専用オーガナイザーを使わずとも

  • セットアップのしやすさ
  • プレイ感の向上

を両立させた整理はどうにかなるなと思った次第です。

ホードゲーム『真打』感想。

元々好きな落語をテーマにしたボードゲームがあると知り、早速入手して遊んでみました。

まず目につくのは抽象的ながらも演目のイメージに沿ったカード。このカードを場に出すことでゲームは進行していきます。

  1. 親から順番に演目のカードを出す。
  2. 一番演目の高い人がそのラウンド(落語会)のトリを務め、次の親となる。
  3. トリは演目の上に落語会カードを置いて得点の目印とする。
  4. 一番低い人から場にある演目のカードを選ぶ。
  5. 演目カードを並べ、次のラウンドに進む。

と、各ラウンドごとにやることも単純。

数字の高い大ネタを出せばトリの可能性は高くなります。しかしながら大ネタを出した人ほど次に仕入れるカードの選択肢が狭まります。

また、『寿限無』『初天神』などの前座噺をかけないとマイナスになる条件カードや同じ噺を3回高座にかけると『十八番』として最終得点が追加されたり、噺を特定の時期にかけると加点されるシステムが実に“らしく“グッときます。

そして、9ラウンドを終えて最も多くの点数を稼いだ人の勝利。

  • 落語というなじみやすいテーマ
  • 実際の演目や演芸場のある地名
  • 短期(各ラウンド)、中期(次に仕入れるネタの選択)、長期(称号や十八番を見据えた動き)の目標がハッキリしている
  • 勝負のしどころを見極め、ここ一番で大ネタを仕掛けられたときの爽快感

など、テーマも戦略性も素晴らしい小箱ボードゲームでした。

マスキングテープライターによるボードゲームの整理。

ボードゲームは

  • タイル
  • カード
  • マーカー(キューブ)
  • カード

など、様々なコンポーネントにあふれています。そういった大小のパーツを適切なタイミングで展開、配置し、終了時には手早く片付ける。そのため、先のエントリーで挙げたように百均の収納グッズを活用してコンポーネントを格納しているのですが……

そんな「コンポーネントごとの整理」に特に威力を発揮しているのがこちらのマスキングテープライター(こはる)。

いわゆるテプラの派生形。用いるのがテプラテープではなく専用のマスキングテープというシンプルな商品ではありますが、これが自分のボードゲームライフに無くてはならないものとなっています。

複数人で遊び、片付けを手伝ってもらうときに「どの容器に何を入れればいいのか」、かなり具体的に言うことができるのです。

また、粘着力が弱めのため、日本語化されていないボードに直接翻訳したテキストを貼り付けられるのもメリット。

人数によって挙動が変わるゲームの注意書きを貼れるのも便利。

セットアップとクロージングに物理的な手間が存在する以上、整理・分類・ラベリングによって軽減していくのもまた、“盤外の”楽しみです。

ボードゲーム『コーンウォール』で遊びました。

降ってわいた月曜休み、友人宅で2018年末に購入したボードゲーム『コーンウォール』を回しました。

ずいぶんと前のエントリーでも述べたとおり、グレートブリテン島西部のコーンウォールは自分が一番思い入れのある英国の土地。

その名前を冠したボードゲームだったので入手したのはいいのですが、思った以上に機会に恵まれず、ようやく本格的に遊んでみたという次第です。

ゲームそのものは、有り体に言ってしまえば「『カルカソンヌ』の亜種」です。手番ごとにタイルを引いて、すでに配置されているところに矛盾がないように配置し、ミープル(人型の木製駒)を置くか置かないかを決め、地形が完成したら得点計算を行う――


“本家”との違いは下記の通り。

  • 真四角ではなく3つにつながったヘックス。
  • ミープルに大中小の強さがある。
  • 「お金」の概念がある。
  • お金を使って一度に2つ以上のミープルを配置できる。
  • 更に「既にミープルが配置されているエリア」に追加でミープルを置ける。(自分のでも相手のでも)
  • 地形の完成は『カルカソンヌ』と同じ「閉じられた土地」に加えコテージが描かれた場所がつながった場合
  • 地形が完成したらミープルはパブへと行ってしまい、回収するにはお金が必要。

上記の違いがやや煩雑だという印象があったので「じゃあ、『カルカソンヌ』でいいか」と乱暴な思考でプレイは敬遠したいたのですが、この機会に再評価を行いましたら、本家と違っての利点があることに気づきました。

  1. 一般的なこたつ机に収まる盤面なので場所をそれほど必要としない。
  2. インスト入れても45分ほどで終わるサックリとしたプレイ感。
  3. 運の要素が強いので経験値の違いによる得点差が出にくく初心者に優しい。
  4. 本家より「相乗り」が気軽に発生するため、短い時間ながらも緊張感。
  5. 得点計算も存外単純。

特に「それほど広くないテーブルで遊べる」ところと「短い時間で終わる」というのはかなりの利点。

それでいてタイルプレースメント特有の「感想戦が楽しい盤面」はしっかりと持ち合わせています。個人的には「コーンウォール特有の地形」を彷彿とさせるアートワークがお気に入り。

オフ会などで「いつもと違ったタイルプレースメントを楽しみたい」方にもおすすめできると思いました。

ボードゲームの整理・収納問題を解決していきました。

ボードゲームにのめり込んだ方なら避けては通れない問題、いよいよぶち当たりました。


買い始めた頃は「とにかくサクッと広げられればいい」ということでカラーボックスに入れておりましたが、20本、30本と買いそろえていくうちに部屋が埋まっていきます。

そんな中、一つの転機となったのが『ウイングスパン』の存在でした。

この、「鳥の生態系を作り上げていく」ゲームは2019年の個人的ベストの一つであり、機会を見つけては回していきました。セットアップやインストのしやすさ、美麗なコンポーネント、初心者でも形になるゲーム性とそれだけで一本のキジにしたいほどなのですが、一番は

ゲームに必要なコンポーネントが完全に箱内に収まったことです。「じゃあ、これと同じように他のボードゲームも整理・分類したら必要なときに展開できるし持ち出せるのでは?」と、リアルタイルプレースメントが始まりました。

  • サードパーティーのオーガナイザーは極力利用せず
  • ジップバッグよりきちんとしたケース
  • かつ基本的に百均で手に入るもので収納
  • ゲームの展開に沿ってコンポーネントを分類していき
  • 過不足なく元の箱に収めることが目標

という縛りをつけ、いわゆる「大きめボードゲーム」の大半以上がうまくいっている形です。

それが済んだら高く積まれたボードゲームの“群れ”を収めていきます。年末年始に時間を見つけて家具の再配置/不要なものをどさっと処分。そうして――

かなり満足のいくレベルまで達成。とはいえ、未完成のボードゲームもまだあり、これから増えるとなると、新たな家具を導入しなければなりません。

「欲望は無限、部屋のスペースは有限」というジレンマに折り合いをつけながら、やっていくしかないなぁと。

2018年、ボードゲームにのめり込んでいった過程-3- まとめ

安定:ボードゲームで得たもの、学んだこと(2018年12月)

めくるめくタイルプレイスメントの広がり

ボードゲームに手を出して5ヶ月目。ここでようやく、タイルプレイスメントの定番、名作『カルカソンヌ』を入手します。比較的わかりやすいルールながらもインタラクションやジレンマが大きいこのゲームは「名作」と呼ばれるに十分なものでした。

また、自分が英国で一番好きな地域『コーンウォール』というタイルプレイスメントがあることも知り、迷わずに入手。(ゲーム性やルールのわかりやすさ等は流石に『カルカソンヌ』に軍配が上がるものの、これはこれで味があります)

大晦日も迫った中で購入した『京都ダンガン』。京都市街の碁盤の目を模したゲーム盤に道路タイルを配置していき、割り当てられた名所を巡っていくもの。かつて、毎月のように京都に訪れていたこともあって、盤上で京都観光を再現する楽しさは筆舌に尽くしがたい物がありました。

(余談ではありますが、『京都ダンガン』は余りにも気に入ったため、『ボドゲーマ』に紹介文とインストを上梓したほどです

これらタイルプレイスメント、

  • 成果(完成形)が一目瞭然
  • 読み合いや邪魔の予測も立てやすい
  • アドバイスもしやすい

など、ワーカープレイスメントと並んでかなり好きなメカニズムとなりました。

複合型ゲーム『NEWTON』

この月に購入した中で「ひりつくように頭を使う」ゲームとして、現在も継続的に遊んでいるのが『NEWTON』。プレイヤーは学問を究めるために欧州各地を巡り、講義を受け、発明/研究をしていきます。

やることは「対応するアクションをボードに置く」ワーカープレイスメントに近いものの、アクションの順番やタイルの配置などが複合的に合わさり、得も言われぬプレイ感を醸し出しています。

最終的に、2018年12月に購入したものは下記の通り。この年の合計は28本です。
『カルカソンヌ』
『ワードバスケット』
『カルカソンヌ拡張 塔』
『コーンウォール』
『アナクロニー拡張エグゾスーツコマンダーズパック』
『NEWTON』
『5x5 City』
『ソクラテスラ』
『海底探検』
『京都ダンガン』

・ボードゲームで得たもの

なんと言っても「休日、自宅内の行動の選択肢が増えた」こと。仕事や家庭の都合で家にいることが多くなったので、室内でガッツリ遊べるこれらは「福音」と言えるべき存在となりました。

また、先のエントリーで言及したように「唐突にボードゲームを広げたい」と思うより先に各種コンポーネントを広げてさっと開始、終わったらすぐ片付けられる程度には整理整頓の習慣ができたことも大きな収穫です。特に、この途上で購入した折りたたみテーブルはプラモを作る際の作業台としても活躍しました。

・ボードゲームで学んだこと

「各種段取りの大切さ」は学びました。コンポーネントが予め分類されているのとされていないでは、セットアップの速度に雲泥の差があります。

・今後の展望

未プレイの人や不慣れな人でもすんなりと遊ぶために「わかりやすいインスト」も欠かせません。これを更に磨き、スムーズな説明をつけていきたいと思っています。

そして、現時点でのボードゲーム所持数は50(拡張含む)本なので、流石に部屋に収まりきれなくなっています。これ以上は棚を増やす、ライフスタイルを変えるなどで折り合いをつけたいところです。

・まとめ

結局の所、ボドゲ沼に沈んでいったものの、全体を通して「いい変化」だっことは自信を持って言えます。ボードやダイス、駒(ミープル含む)、カードで様々な世界を体験できるボードゲーム、どこまで継続できるかはわかりませんが、当面は楽しんでいきたいですね。

2018年、ボードゲームにのめり込んでいった過程-2-

変革:アルルの丘と爆発的に増えていくボードゲーム(2018年10月~11月)

前回のエントリーで挙げた『ナショナルエコノミー』で知った「ワーカープレイスメント」は衝撃的でした。
「ワーカー(駒)を配置することで、何らかの資源やアクションを得る」
「基本的に複数のワーカーは配置できないことでジレンマが発生する」
は自分には思いもよらない概念だったのです。
また、
「ソロプレイ可能」
も非常に重要なファクターでした。

そこで、次に買うボードゲームとして選んだワーカープレイスメントが

『アルルの丘』

になります。「北海に面した村を開拓・建築し、生産や交易で資源を得て発展させていく箱庭ゲーム」と、言うだけなら簡単なのですが……

兎にも角にも「コンポーネントの質も量も凄まじい」重量級ゲーム。大きさの比較対象が「猫」だったという段違いの世界に足を踏み入れてしまいます。

後日、ボドゲの熟練者から「よりによってこれ?」言われたのも今では納得しかありません。

この『アルルの丘』で「百均で売られている収納ケースを使い、コンポーネントを分類/整理してセットアップをしやすくする」方法を学んでいきます。それでも、なお、大きすぎる壁にぶち当たりました。

  • 「コンポーネントに比してルールブックが薄すぎてどうしたらいいかわからない」
  • 「そもそも、こんな大型のボードは今持っているちゃぶ台ではメインボードを広げることすらできない」

ボードゲームカフェやゲームショップなどを用いる案もありましたが、工夫すればどうにかなりそうだし、「自室で快適に遊びたい」という要件を譲歩する気は毫もありませんでした。

そこで、自分は以下の方策をとっていきます。

・部屋の模様替えと収納スペースの刷新
 膨大なコンポーネントを迷いなく広げ、今後増えるであろうボードゲームの収納場所を確保するためには、自分の部屋の家具の配置を見直すしかありません。そこで、デッドスペースとなっていた収納棚をまとめていきました。
 不用品をバッサリと捨て、後述するプレイスペースを確保しても問題ないように家具を再配置。
 これにより、アルルの丘を含めた重量級ゲーム3つが収まるようになっただけではなく、動線が劇的に改善し、出勤時や帰宅時の衣服の収納が格段にしやすくなった副次的効果を生みます。

・折りたたみテーブルの導入
 結論から言うと、これは2018年のコペルニクス的転回でした。キャンプで用いる折りたたみテーブルは不要なときには部屋の片隅に置けるので自室を圧迫することはありません。また、模型を作るときの作業スペースとしても非常に有用でした。

・収納スペースの追加
 模様替えの際に空いたスペースに整理棚などを追加。特に『アナクロニー』は『アルルの丘』を上回る量のコンポーネントを有していたため、収納可能なスツールを導入。

こうして、「ちょっとした時間があれば自室でボードゲームのソロプレイ」ができる環境を手に入れ、周りから引かれるレベルで増えていきます。

2018年10月~11月に入手したゲーム
『アルルの丘』
『ブラッディ・イン』
『アナクロニー』
『ダイスセトラーズ』
『アルルの丘拡張 紅茶と交易』
『ブラッディ・イン拡張 旅の一座』
『SAGRADA』
『ワイナリーの四季』
『ワイナリーの四季拡張 トスカーナ』
『ワイナリーの四季拡張 ラインガウ』
『ポンペイ滅亡』
『Blade Rondo』
『Blade Rondo Night Theater』

2018年、ボードゲームにのめり込んでいった過程-1-

昨日のエントリーで、2018年よりボードゲームにハマったと書きました。

買い始めた8月まではMtGの片手間としてプレイしていたのに、今では全くの逆。むしろ「ボードゲームのために自室や生活習慣を最適化する」までになりました。

今後のエントリーとして、ボドゲにハマっていった過程について、過去のツイートの画像を交えながら書こうと思います。

発端:『海底探検』(2018年6月)

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不定期に集まっていたMtGの集まり、「皆様の時間を少しお貸しいただきたい」との声でやることになったのが名作『海底探検』でした。
ライフ(酸素)が参加者全員であること、勝利点を得るために冒険をしないといけないが、そうなると生還できない。かといって臆病になりすぎると勝利点を得られない。そこにダイス運が重なる駆け引きがとても素晴らしかったのです。

ただ、これは3人以上のゲームのためにこういう集まりでしかできないと思っていた矢先……

発展:『バナナグラム』(2018年8月)

2019-08-11 18.03.22

去年のエントリーでご紹介した『バナナグラム』がボードゲームに対する認識を改めることになります。「一人でプレイ可能なボードゲームがある」という事実は、手持ち無沙汰の自分の時間を埋めるには格好のものでした。

また、幸い、バナナグラムはMtG回でも好評だったので他にも探そうということになりました。

2018年8月に入手したゲーム
『バナナグラム』

加速:ワーカープレイスメントとタイルプレイスメント(2018年9月)

そして出会ったのが『ナショナルエコノミー』と『アクアリウムデザイナー』。前者によりワーカープレイスメントの魅力を知り、後者でタイルプレイスメント(エリアコントロール)及びドラフトの楽しさを知りました。特に『ナショナルエコノミー』は温泉宿で嬉々としてやっておりました。

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2018年9月に入手したゲーム
『アクアリウムデザイナー』
『ナショナルエコノミー』
『シェフィ』
『アルゴグラ』


と、とっかかりは、ワーカープレイスメントの序盤のように比較的ゆっくりとしたものでした。2018年10月から拡大再生産よろしく一気にボードゲームが充実していくのですが、それはまた次の投稿です。

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