概要

V7.1.xからパッケージ管理がyarnではなくmnpmに変更されました。

その手順に合わせたメモです。

前提

  • 既にgrowiをインストールしていること。
  • systemdによってサービス化されていること。
  • 最新版や安定版がリリースされていることを以下のサイトで確認していること。
  • https://github.com/weseek/growi/releases

※備考

v7.0.x以前はyarnを用います。

手順

さっくりとした手順

  1. growiのサービスを停止します。
  2. gitコマンドで最新版を引っ張ります。
  3. アップグレードを行います。
  4. growiのサービスを再開します。
  5. アップグレードされたことを確認します。

growiサービスを停止します

  • growiのステータス確認(停止前)
systemctl status growi.service

※ サービススクリプト名は自分の環境に合わせます。
※ active(running)を確認します

  • growiのサービス停止
sudo systemctl stop growi.service
  • growiのステータス確認(停止後)
systemctl status growi.service

inactive (dead)を確認します

growiディレクトリに移動します

cd /opt/growi

自分の環境に合わせます。

リリースタグを確認します。

  • リリースタグ取得
sudo git fetch --tags
  • リリースタグ確認
sudo git tag -l

スペースで確認していき、上記リリースサイトと同じバージョンがあることを確認します。

チェックアウトとインストールを行います。

  • 変更を一時的に退避
sudo git stash
  • チェックアウト
sudo git checkout 【バージョン】
  • pnpm install
sudo pnpm install
  • ビルド
sudo npm app:build

growiサービスを起動します。

  • 再開前のステータス確認
systemctl status growi.service

inactive (dead)を確認します

  • サービス再起動
sudo systemctl start growi.service

※ 完全に起動していないと、アクセスしても503エラーが発生します。

  • 再開後のステータス確認
systemctl status growi.service
サービススクリプトを[growi]にしている場合

active (running)を確認します

バージョンアップを確認します。

  1. ブラウザから設定したgrowiのドメイン/IPにアクセスします。
  2. 画面下部にあるバージョンがチェックアウトしたバージョンであることを確認します。