Linuxサーバのセキュリティを保つため、ufwの遮断スクリプトを用いています。
ところが、「UFWが有効になっていない」というメッセージが出始めたため、その対処を行いました。
事象確認
- ufw のステータス
sudo ufw status
- 結果
ERROR: problem running ip6tables
対処
ファイルのバックアップを行います。
- ufwファイルのバックアップ
sudo cp -pi /etc/default/ufw /path/to/backup/directory/ufw.$(date +%Y%m%d)
任意のバックアップディレクトリを指定します。
- バックアップ確認
diff -u /etc/default/ufw /path/to/backup/directory/ufw.$(date +%Y%m%d)
差分が無いことでバックアップができていることを確認します。
ファイルの書き換えを行います。
- sedによるファイル書き換え
sudo sed -i 's/IPV6=yes/IPV6=no/' /etc/default/ufw
- 書き換え確認
diff -u /path/to/backup/directory/ufw.$(date +%Y%m%d) /etc/default/ufw
差分
-IPV6=yes
+IPV6=no
設定を反映します。
- ufwリロード
sudo ufw reload
sudo ufw status
- 結果
状態: アクティブ
となっていればOKです。
考えられる原因
パッケージ全体のアップデートなどを行った関係で、IPv6の設定が強制になったためと思われます。