この日の『ガイアプロジェクト』CPU戦は、全種族の中でもひときわ癖のある「ランティダ人」です。
素直な強さの地球人の裏側で
- 初期資源が少ない
- 首府を置いてもパワーが回転しない
- 後述する固有能力に制約がある(改良できなかったりガイア3点の対象外だったり)
デメリット持ち。(他のレビューでも『最弱』と呼ばれています)ですが、
他の種族が入植した建物に鉱山を通常コストのみで「相乗り」できる(距離や惑星改造コストを無視)
という、このゲームの「新しい惑星への入植は早いもの勝ち」を捻じ曲げる能力があります。
そして、この方法で「相乗り」した場合は2知識を得るために開拓と研究を同時に行えますから、
以下の条件を満たすと途方も無い爆発力を見せます。
- ゲームの最終目的に建物数(同盟時の建物数含む)がある
- 5~6Rの目標に以下がある
- 鉱山設置
- 研究
- 研究トラック「経済」の技術タイルが収入系
幸いにして、この状況が揃ったためにゲーム開始です。
第3Rまで、研究所や研究で経済を上げることに専念。他が受動アクションをしていたので、少ないパワーで資源を偉得たことも幸いし、第4Rで首府を置いた途端に「噴き上がり」ました。
第5R、目標は「研究」。他の惑星に「相乗り」しつつ知識を得て、研究トラックとスコアトラックを駆け抜けていきます。足りなくなった知識は技術タイルにより補充。
第6Rの「鉱山」では、相乗りしなかった鉱山を交易所への格上げで戻しつつ入植。
最終結果は131点。パワートークンの圧倒的な少なさが災いしたこと、
「相乗り」に夢中になりすぎて鉱山の改良が行えず、同盟が伸びなかったこと
が、この点数に甘んじた原因。
前半は引きこもって研究したのに、あっという間にマジョリティを取り返す後半の爆発力は圧巻でした。
活躍できる条件が限られているので、機会があれば狙っていきたい種族です。