時間軸は、2010年6月初頭にさかのぼります。
英国遊学の終了まで一ヶ月を切り、「最後にどこに行こうか」と言う時に、たまたま聴いていた音楽。
夏影-Cornwall Summer mix
http://www.youtube.com/watch?v=bAhejPXWwTc
この、透明感ある歌声のタイトルに飛び込む「Cornwall」の文字。
2009年の秋に訪れた時には「寝台車の予約を間違えた」り、「庭園に行けなかった」など、悔いが残る旅行になったことを思い出し「ならば、もう一度、自転車でここに行くしかない!」と、前回の反省を活かして英国の鉄道会社「First Great Western」社の「Night Riviera Sleeper」のサイトから「寝台付き」をしっかりと予約。別のインターネットサイトからペンザンスの宿も取りました。
そして、やってきたのが2010年6月21日、「出発日当日」となります。出発時刻が23:45のために、準備の時間がタップリとありました。この時に思い立ったのは「サイクリング主体になるから、ある程度日持ちするお弁当を持って行こう」というもの。
弁当として選んだのは「押し寿司」でした。この頃は英国で購入した/持ち込んだ和食の材料が大量に残っていたため、すし酢などを一気に消費する必要があったのです。これは牛肉をタレに漬け込み、よく焼いた後にきゅうり、錦糸卵と合わせたもの。
こちらは冷凍サーモンを解答してわさび、味醂を効かせたヅケにした押し寿司。湿度が少ない英国だからこそ、このお弁当はできたと言えるでしょう。
その日の「夜食」に先のヅケにしたサーモンにエビ・ホタテを入れたチラシ寿司。
これらを直前まで冷蔵庫に入れて保冷バッグに入れ――
着替え・洗顔用具・自転車修理キットなどと共にパニアバッグとリュックサックに詰め込みます。
自転車が整備されていることを確認してフラットを出たのが21時頃。
そうして、英国では2度目の寝台列車の旅が始まりました。
次のエントリーでは、「ナイト・リビエラ・スリーパー」の車内の様子をご紹介です。
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