メールを元にredmineのチケットを書き起こすパターンが割と発生します。
そんなときに役立つメールクライアント側のプラグインを見つけました。一部動かない機能がありますが、「受信したメールをそのままチケットに起こせる」のはとても便利です。
設定
Redmine側の設定
- 管理者権限でログインします。
- 管理>設定>APIから以下を有効にしておきます。
- RESTによるWebサービスを有効にする
- JSONPを有効にする
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-7.png)
APIキーの確認
- Redmine > 個人設定 を開きます。
- APIアクセスキー > 表示から、出てきた英数字を確認します。
Thunderbirdのアドオンインストール
- アドオンマネージャーを開きます。
- 「redmine」で検索します。
- RedThunderMineBird Plusをインストール後、Thunderbirdを再起動します。
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-6.png)
アドオン設定
Thunderbirdのアドオンマネージャー>拡張機能から設定画面を開きます。(スパナアイコン)
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-8.png)
アカウントごとのRedmine > 自分のアカウントのラジオボタンをクリックします。
以下を入力して保存します。
- Redmine URL (自分のRedmineのURL)
- REST APIキー (先ほど確認したアクセスキー)
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-9.png)
また、redmineのテキスト書式を「Markdown」にしている場合は、「説明のテンプレート」の「<pre>」を「```」に変えておきます。
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-13.png)
設定確認
メールのプレビューに「Redmine」と出るのを確認します。
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-10.png)
「件名と本文でWeb画面を開く」をクリックします。
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-11.png)
Redmineが開き、チケット発行画面にメールの件名と本文が流し込まれていることを確認します。
![](https://manualmaton.com/wp-content/uploads/2022/08/image-15.png)
動作未確認の機能
- 「チケットを作成」「チケットを更新」などがうまく動きません。(設定か、バージョン違いかは不明)