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KDEのデスクトップとdigiKamファーストインプレッション。

迷走の末にLinuxMintのKDEに切り替わったLet's note。結論から言うと、KDEは僕好みのデスクトップ環境でした。

2013-05-12Widget

それは、デスクトップやツールバーに設置できるウィジェットの存在。風景と溶け込み、欲しい情報が目の当たりにできるあたり、Androidのウィジェットに通じるものがあります。現在入れているのは

・RSSリーダー
・CPU情報
・ディスク情報
・月の満ち欠け
・天気予報

などなど。これらを入れても、リソースをそれほど消費しないのは嬉しい限り。

そして、迷走するきっかけと相成ったdigiKamは想像をはるかに超える使いやすさでした。

2013-05-13digiKam

shotwellと比較にならない起動速度の速さ、使いこなすまで時間がかかりますが、直感的なインタフェース、多彩なエフェクト・加工などなど……。 僕が欲しかった機能のほとんどを兼ね備えている感じです。

まぁ、ここに行き着くまで色々とありましたが、OSを含めた大改修を行なって良かったなと思う次第です。

迷走したLinuxディストリビューション選び。

先だって、LinuxMintに変更した僕のノートPC。

全く問題なく使えていたのですが、金曜日の夜に今月発売の日経Linuxを読んでいると「digikam」という写真管理ソフトがあることを知り、インストールしてみようと思い立ったのが全ての始まり。

当初入れていたLinuxMintのデスクトップシステムはMate版。しかし、digikamはKDE用のソフト。なので、インストールしても動かず。さて、どうしたものか……

と、KDEを探して入れてみると今度はシステム自体が不安定になってしまいました。その焦りと深夜まで起きたハイテンションで「新たにOSを入れ直す」蛮行に出てしまいます。最終的に「そう言えば、LinuxMintにKDE版があったじゃないか」と気付いたのが日曜の午後!

2013-05-12KDE

ようやく、動くようになりました。しっかし、ここまで来るのにLet's noteは

Windows Vista

Windows XP(購入時)

Ubuntu 12.1.0

Ubuntu 13.0.4

LinuxMint 14(Mate)

OpenSuSe 12.3

LinuxMint 14(KDE)

と変遷を遂げたわけで…… 今度こそ、長期運用できればいいなと願っています。

中古PC・再生計画-8-ネットやアプリケーションの速度を心持ち上げる

LinuxMintに変えて、厄介なフリーズや一時的なハングアップが無くなって快適そのもの。やはり「ハードに合わせてディストリビューションを選ぶ」ことは極めて重要だと思いました。

さて、今日のエントリーはそんなLinux機をほんのちょっとチューニングしてネット巡回時やアプリケーション起動時の速度を上げるチップスです。ちなみに、この検証はLinuxMint14。なので、Ubuntu12.xや13.04でも有効だと思います。

・キャッシュを有効にしてネット接続の速度を上げる
端末で下記を実行。

$ sudo sh -c 'echo cache-size=500 > /etc/NetworkManager/dnsmasq.d/cache.conf'
$ sudo reboot

DNSのキャッシュを有効にしてから再起動。ブラウザ起動時にタブを10個ぐらい表示させるような設定にしても、快適なネットサーフィンを楽しめるようになりました。

・よく使うアプリケーションのファイルをメモリ上に待機させる
同様に端末で下記を実行します。

$ sudo apt-get install preload

よく使うファイルをメモリ上に「先読み」させることで、HDDへのアクセス頻度を下げて体感速度を上げるものらしいです。これはまだ導入して間もないので、まだ検証次第といったところでしょうか。

いずれにせよ、LinuxはWindows以上に「ちょっとした工夫で大きな改善」が見込めるので、学びがいのあるOSです。

LinuxMint:画像ビューアの問題点。

さて、「5年前のLet's noteには最新版のUbuntuは重い」と結論付け、LinuxMintに変更

まる一日かけてOSの全入れ替えとデータが完了しました。今のところ、「この機器にはこのOSが良かった」と思っております。元々がUbuntuの派生系ですから、操作感覚は変わりませんし、デスクトップが広々と使えるのはとても素敵。

そこで、今まで置き去りにしていた問題点が浮かび上がって来ました。

Shotwell

画像の管理はUbuntuから利用していた「Shotwell」を引き続き使用しています。MacOSのiPhotoを思わせる使い勝手で、非常にいい感じではありますが

「起動までに時間がかかる」

という見過ごせない問題が。まぁ、10万枚近い写真を撮りためているのをアーカイブしているので、仕方ないと言ってしまえばそれまでではありますが……。

理想は、Picasaのように起動も検索もオンラインサービスとの連携も速いソフトLinux版のPicasaはあるにはありますが「日本語が文字化けしてしまう」看過できない大問題を抱えています。

Wine経由でPicasaをインストールしてどうなるか…… 試して見ることにしますか。

中古PC・再生計画-7-OSをUbuntuからLinuxMintに変更。

3月末に購入し、様々な改修を施したLet's note CF-W7。今までは使い慣れたUbuntuを利用してきましたが、下記の問題が見つかりました。

・重い
 やはりこれに尽きます。僕が前にメインで使っていた頃のUbuntuは9.10。この頃はネットブックでも軽快に動いていました。ですが、バージョンを重ねるにつれ、インタフェースが他のOS並に豪華になった反面、かなりのスペックを必要とする皮肉な自体に。

 そんな「重い」OSを使っていたのは、その変遷を今まで知らなかったからですね。なので、もっと他の軽いOSを探していました。

・デスクトップが狭く感じる
 これも、過去に使っていた時のバージョンにはなかった"Launcher"機能に起因します。15インチ以上のワイドディスプレイでは便利なシロモノですが、12インチ程度のモバイルPCでは、ただでさえ狭いワークスペースを狭めることになってしまいます。(尤も、これはLauncherを無効にすることで回避されますが)

・不安定
 ここ一ヶ月、Ubuntuを使っていた最大の不満がこれでした。1時間に3回以上の頻度でキーボードやマウスのクリックを受け付けてくれません。3分ぐらい待てばフリーズから解けますが、その不安定さは許容できるものではなく。

そんな中で「LinuxMint」なるOSの存在を知ります。聞けば、重くなるUbuntuを嫌ったコミュニティが「軽量で使いやすいOS」を求めていったとか。……そんな流れも知らなかったとは、正直、不覚でした。

 ・軽い
 ・過去のUbuntuと同じリポジトリが使える
 ・今や一番人気のディストリビューション

という事を知り、早速インストールです。選んだのはMint14のMate版。

http://linuxmint-jp.net/download.html

この記事に、日本語化まであっさりとうまく行きました。また、Ubuntuと同じような資産が使えるので、デスクトップも好きにいじることができます。

image

すっきりしたインタフェースは、まさしく過去に使っていたUbuntuと同じ。後はデータの移行だけ。

 ・エッセンシャルなファイル:DropBox
 ・インターネットのブックマーク関連:Chromium

で管理していますし、写真や動画データは日頃バックアップに使っている外付けHDDを利用しているので、OSの入れ替えはそれほど苦ではありませんでした。

後は、このOSが安定することを祈るばかりです。

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