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九州旅行まとめ(2013年9月17日〜9月21日)

先だっての九州旅行のまとめを書いていなかったので、改めて公開です。

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様々な見所があり、実に有意義のあるツアーでした。また、神社関係の観光が多かったので決意を新たにできたのも大きな収穫。

さて、次はどこに旅をしましょうかねぇ……。

九州旅行記3日目:鹿児島(2013年9月19日)

周遊ツアー折り返しとなる3日目は鹿児島を中心に巡りました。

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まず立ち寄ったのが鹿児島名産の軽羹と薩摩揚げの工場兼直売所。両方共大好物なので、この直売は正直嬉しかったです。特に大好きな「餡なしの軽羹」は関東ではなかなかお目にかかれませんから。

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青空の下、桜島が姿を見せています。「一日に七回姿を変える」の談が良くわかります。

そこから向かった先は知覧。

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ここでは特攻平和会館を訪れました。

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館内は撮影禁止。ここは撮影が許されていた「三角兵舎」です。各地から集められた特攻隊員たちはここで僅かな日を過ごしていたと言います。館内やここを見ると、言葉を失いました。ただ、The Back Hornの『コバルトブルー』が脳内で再生されただけです。

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特攻に用いられた戦闘機のレプリカが慰霊碑のようになっていたのも胸を打ちました。

昼食を頂いた後に訪れたのが仙厳園。島津公ゆかりの庭園です。

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眼前には桜島がその威容をたたえていました。

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庭園内も武家が好みそうなシンプルかつ瀟洒な造り。ツアーという限られた時間ではなく、たっぷりと余裕がある時に再度訪れてみたい場所でした。

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園内で印象深かったのは「猫神神社」。曰く、朝鮮出兵の際に島津義弘公が猫7匹を朝鮮に連れて行き、猫の眼の瞳孔の開き具合で時間を計っていたそうで、その折に生還した2匹の猫を祀った神社だとか。

個人的には「時間を計る」は建前で「猫と一緒にいたかった」としか思えません。さておき、ここで我が家の猫達のために首輪を購入。

この日の観光はこれで終了。なんと、鹿児島から一気に阿蘇の内牧温泉まで北上しました。そうして、中秋の名月を楽しみながら露天風呂を楽しみ、旅は後半戦へと差し掛かります。

(続きます)

九州旅行記2日目:別府・やまなみハイウェイ・高千穂・霧島(2013年9月18日)

相変わらず快晴が続く九州。2日目は別府から宮崎の高千穂を経由して霧島へと向かう大移動となりました。

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まず向かったのは別府の湯の花採取場。粘土と藁葺き屋根を用いて昔ながらの製法で作っているそうです。

それからやまなみハイウェイを用いて南進していきます。「やまなみ」の言葉が示す通り、青空の下で見る九州の山々は絶景の一言。特に感動したのは

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この、車窓から撮影した阿蘇連山。涅槃像のようになっているのが印象的でした。

様々な景色を楽しみながら観光バスは大分を突っ切り、宮崎の高千穂渓谷に向かいます。ここは前から行きたかった、言わばメインイベントです。

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2つの橋がお出迎え。降り注ぐ陽光と爽やかな湿度の中、軽くウォーキングをしていきます。

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この自然が織りなす渓谷の素晴らしい風景は「神話の故郷」高千穂に相応しいものです。

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パンフレットにもよく出てくる「真名井の滝」を撮影。滝の至近距離にボートが浮かんでいるのは、なかなか他では見られない光景です。

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真上から見下ろす水の色も特筆すべきものがありました。この、深い緑は他の渓谷でも見られるものではありません。

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昼食をいただき、腹ごなしの散歩で見つけた曼珠沙華。そうして、渓谷美を堪能した後に高千穂神社を参拝しました。

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本殿はもとより、境内からひしひしと感じる荘厳な雰囲気に圧倒されました。そこでおみくじを引いたら「大吉」。僕は神社ではよく大吉を引きますが、それは「ご祭神と相性がいい証拠」だそうで、有難いことです。

その後は一般道や高速を乗って行き、鹿児島に大移動。最後の目的地は天孫降臨と馴染みが深い霧島神社です。

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この辺りは僕の先祖の故郷の地なので、「身体がここを知っている」不思議な感覚に包まれました。そして、「西の日光」と言われるだけの絢爛な建物の造りと、今日一番感動した場所でした。

それから程なくして、2日目の宿に到着。

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宿の窓から桜島が見える絶好のロケーション。温泉の質も肌に合い、ようやく「九州で温泉を堪能」した形となりました。

3日目は一度桜島の近くに訪れた後、また北上する移動が続きます。尤も、それも「美味しい部分だけ巡る」ツアーの利点でもありますけれど。

(続きます)

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