周遊ツアー折り返しとなる3日目は鹿児島を中心に巡りました。
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まず立ち寄ったのが鹿児島名産の軽羹と薩摩揚げの工場兼直売所。両方共大好物なので、この直売は正直嬉しかったです。特に大好きな「餡なしの軽羹」は関東ではなかなかお目にかかれませんから。
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青空の下、桜島が姿を見せています。「一日に七回姿を変える」の談が良くわかります。
そこから向かった先は知覧。
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ここでは特攻平和会館を訪れました。
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館内は撮影禁止。ここは撮影が許されていた「三角兵舎」です。各地から集められた特攻隊員たちはここで僅かな日を過ごしていたと言います。館内やここを見ると、言葉を失いました。ただ、The Back Hornの『コバルトブルー』が脳内で再生されただけです。
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特攻に用いられた戦闘機のレプリカが慰霊碑のようになっていたのも胸を打ちました。
昼食を頂いた後に訪れたのが仙厳園。島津公ゆかりの庭園です。
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眼前には桜島がその威容をたたえていました。
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庭園内も武家が好みそうなシンプルかつ瀟洒な造り。ツアーという限られた時間ではなく、たっぷりと余裕がある時に再度訪れてみたい場所でした。
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園内で印象深かったのは「猫神神社」。曰く、朝鮮出兵の際に島津義弘公が猫7匹を朝鮮に連れて行き、猫の眼の瞳孔の開き具合で時間を計っていたそうで、その折に生還した2匹の猫を祀った神社だとか。
個人的には「時間を計る」は建前で「猫と一緒にいたかった」としか思えません。さておき、ここで我が家の猫達のために首輪を購入。
この日の観光はこれで終了。なんと、鹿児島から一気に阿蘇の内牧温泉まで北上しました。そうして、中秋の名月を楽しみながら露天風呂を楽しみ、旅は後半戦へと差し掛かります。
(続きます)