タグ: ロープウェイ

スイス旅行記5日目-1:インターラーケン~オーバラー・グリンデルワルト氷河(2009年6月26日)

スイス旅行記も5日目を迎えます。流石に疲れがピークに達しており、ゆっくりとハイキングをしよう…… と考えていたのに、予想以上に肝が冷えた一日でした。

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最早見慣れてしまった感のあるインターラーケンの街。歩きながら「どんなコースを歩こうか」と考えていきます。

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こちらでも紫陽花は咲いているのですね。淡いピンク色が特徴的でした。

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インターラーケンの目抜き通りにある高級ホテル。近代ヨーロッパを思わせる佇まい。

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インターラーケン駅に到着する頃にはルートが決まっていました。まずはラウターブルンネンまで電車で移動し、4日目にハイキングをしたメンリッヒェンへ移動。そこからグリンデルワルドに近いグルントのロープウェイに降りて山を横切ります。

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メンリッヒェンからグリンデルワルドへ下るロープウェイはフィルストと同じくゴンドラ方式。そこで珍しいものに出会いました。赤十字のロープウェイ。急病人やけが人を運ぶための専用ゴンドラです。

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移動中にも荷物運搬専用のゴンドラが流れていました。観光客を運ぶだけではなく、インフラとしても機能しているのですね。山岳地帯でも効率的に荷物を運ぶ生活の知恵に感嘆しました。

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そろそろグリンデルワルドに到着しようかと言うとき、濁流が目の前に広がります。25日のトリュンメルバッハでも思いましたが、あれだけ強烈な水量を誇るのですから、流れも強烈なのが頷けます。

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グルント駅からグリンデルワルド駅はわずか一駅。一車両のみの電車に乗っていきます。せっかくの乗り放題パス。様々なルートを試してみようと考えたのは正解でした。

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グリンデルワルド駅からバスに乗り換え。多少の乗り換え違いはあったものの、この日のメインイベント。「オーバラー・グリンデルワルト氷河で氷河の終端を見る」を実行です。

(続きます)

スイス旅行記4日目-1:インターラーケン~ラウターブルンネン~メンリッヒェン(2009年6月25日)

気がつけばスイス旅行記も折り返し。テーマは「ハイキング」です。

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ホテルからインターラーケン駅への散歩道。昔はこの水くみ場が言葉通りの意味でライフラインだったのでしょうね。

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24日は西回りの電車でクライネ・シャイディック方面に向かいましたが、今日は東回り。「ラウターブルンネン駅」に乗り換えます。日本人が大勢いたグリンデルワルドと異なり、こちらは大陸系の人々が多かったです。

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街の象徴はなんといっても、このむき出しの滝。街の名前もこの滝から来ています。乗り換え駅からはわずか一駅で乗り継ぐための「移動手段」駅に移動しました。

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フィルストへはリフト形式のゴンドラを使いましたが、ここでの乗り物はケーブルカーのような大きなロープウェイ。山頂まで一息で向かうのです。

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今、改めて思いましたが…… 鉄道、ゴンドラ、ロープウェイと「窓のガラスがとてもクリア」です。高高度や気圧変化に耐えられるのに、こんなに視界が良好です。

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「斜め上」から見下ろすラウターブルンネンの滝は、日本の滝とはちょっと異なった雰囲気です。この断崖絶壁に沿うような細い流れは異国情緒満載です。

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ロープウェイのゴンドラは急斜面を「浮かぶように」昇っていきます。雲の形とその印影までハッキリしている辺り、この地方の高度がうかがえるという物です。

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そうして、メンリッヒェン発着所に到着。ここからクライネ・シャイディックまでは1時間半ほど。

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「初心者にもオススメ、しかもなだらかな下り道」ってことで多くの人で賑わっていました。この「手を伸ばせば届きそうな雲」はうっとりしそうです。

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と、なだらかな稜線のアルプスを歩きます。24日のハイキングでも思いましたが「どこをどう撮っても絵はがきになる」インチキじみた光景を歩く幸福を味わいます。

(続きます)

スイス旅行記3日目-6:クライネ・シャイディック~グリンデルワルド~フィルスト(2009年6月24日)

ユングフラウヨッホからクライネ・シャイディックへと降り立ちましたが、まだまだ時間も体力も十分残っています。と言うわけで、ガイドブックのおすすめハイキングコースへと足を伸ばしました。

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クライネ・シャイディック駅からグリンデルワルド駅へと向かう登山列車に乗り込みました。乗った当時は気付かなかったのですが、ホームがとても低いのですね。

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車窓からはハイキングをする人たちが見えました。この陽光と季節は確かに歩くのに凄くちょうどいいです。

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そんなこんなで「日本人に一番人気」というグリンデルワルドに到着しました。狭い街並みにホテルはもちろん、様々なコテージが建ち並びます。ハーダークルム展望台でお世話になったご夫婦もこの近くの山小屋を借りているとのことでした。

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グリンデルワルド駅から歩いて10分程度。やってきたのは「ロープウェイ駅」です。鉄道王国スイスといえども、レールを敷設できない場所は「空中にルートを作る」ことで観光客の足を確保しています。ちなみに、これも先の「周遊パス」の対象。行って帰って50スイスフランが優に取られるのですから、このパスの存在を知っておいて良かったこと。

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ロープウェイと言いつつ実際は「ゴンドラになっているリフト」です。高所恐怖症の人には存在自体が許されないような乗り物ですね。さておき、乗り込んで小一時間の空中散歩です。

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ゴンドラからは想像を遙かに超える絶景が広がっていました。

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山小屋が点在するエリアを抜け……

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ため池の回りの「様々な色の緑」に感動し……

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途中のチェックポイント。乗り換え駅と言った方がいいのでしょうか。この眺めを身ながらの食事も素晴らしそうですね。

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山肌を流れる滝に感心しつつ、フィルストロープウェイ駅へと向かいます。

(続きます)

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