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連休のボードゲーム会。

3連休初日、レンタルスペースでボードゲーム会を開きました。

タイニータウン

程よく終わり、インタラクションとパズル感が楽しい箱庭ゲーム。

勝利点を狙っていったのが功を奏しました。

ナナイロアジサイ

2人でやったときには気づかなかったものの、3人だと乱戦気味。また、色が本当に変わるのでルールが混乱しがちでした。

キャット・イン・ザ・ボックス

カードを出さない限りスートが決まらないトリックテイキング。2連続でバーストするという不本意な結果となりました。

コーンウォール

3年半ぐらいぶりに回せたゲーム。こちらは沼のマジョリティで一歩及ばず。

ニューファンドランド

今回自分が担当した国はフランス。国別の固有能力:徴税所(配達達成時に+3勝利点」が思った以上に強く、常に先頭で駆け抜けることができました。

「もう少し重いゲームでも大丈夫そうだ」という参加者の意向を受け、90分級のゲームをキチッと回せたのが大成果です。

ボードゲーム『ニューファンドランド』各国の特徴。

先週のボードゲーム会で魅力を再発見したボードゲーム『ニューファンドランド』。

北大西洋の覇を競うプレイヤー(大船団を率いる総督)の特徴を改めてご紹介です。(ボドゲーマに寄稿した文章です)

このゲームはランダムに選ばれた国を担当します。

そこで、何度か試して得られた各国の簡単な戦略を記します。(用語の日本語訳はメビウスゲームズの説明書に合わせています)

イングランド:

積み込み:★★★★★
入植  :☆☆☆☆☆
販売  :★★★★☆
発見  :★★★★★
固有能力:植民地港(積み込みを強さ2以上で実行した場合、追加で1枚のx1カードを受け取る)

戦略:
植民地港は積み込み時に追加の資源だけでなくチャーター船も余分に入手できます。入植はスペインに負けるので発見で得た資源を箱4の船または販売に回しましょう。

おすすめの船長:
資源獲得は発見で行うため、コロンブスが特に強力です。


フランス:

積み込み:★★★★☆
入植  :★★★☆☆
販売  :★★★★★
発見  :★★☆☆☆
固有能力:徴税所(販売達成時、+3の勝利点を得る)

戦略:
序盤の展開は他国に譲るものの、資源が余ってくる第3/第4Rの販売の強さは他の追随を許しません。イングランドと同じく箱4のレア船の入手を目指すとともに、入植で得られるボーナスを見込んで、収入フェイズで手持ちに資源がなくても販売に回すぐらいの強気の戦略が求められます。

おすすめの船長:
獲得時と収入/建設フェイズに黄金を入手できるコルテスがベストと言えるでしょう。また、積み荷を増やすためのドレイクもまた強力です。


オランダ:


積み込み:★★★★☆
入植  :★★★☆☆
販売  :★★★★☆
発見  :★★★☆☆
固有能力:陸軍省(全てのアクションで速力+2)

戦略:
ポルトガルと別のベクトルのバランス型。速力+2はまずイニシアチブ勝負を決定づけるため、他国の出鼻をくじくことができます。そのため、インタラクションを意識した戦略をとっていきます。

おすすめの船長:
基本的に誰でも強さを発揮できますが、マゼランで「絶対に速さ勝負で勝つ」か、ドレイクで船を増やして手数を増やしていきます。


スペイン:

積み込み:☆☆☆☆☆
入植  :★★★★★
販売  :★★★★☆
発見  :★★★★★
固有能力:植民地管理所(入植時、他のキューブが置かれているマスに追加でキューブを置き、どちらかのボーナスを得る)

戦略:
固有能力発動後、入植はスペインの独壇場となります。第1Rから船を入植と発見に割り当て、島の完成を目指しつつマジョリティを得るのが基本にして強力な戦術となります。

おすすめの船長:
エリアマジョリティの要となるコロンブスや、イニシアチブが取れるマゼランの2人のどれかを状況に応じて選んでいきます。


ポルトガル:

積み込み:★★★☆☆
入植  :★★★★☆
販売  :★★★☆☆
発見  :★★★★☆
固有能力:船着き場(共通の船着き場とは別に追加で船を置ける)

戦略:
オランダと双璧を成すバランス型。船の数が単純に増えるため、物量作戦で他国と差をつけていきます。船を積極的に買い替えていき(場合によってはレア船の交換も)、状況に応じて植民や発見などを行います。

おすすめの船長:
オランダと同様に誰を選んでも役立ちますが、強みをさらに活かすドレイク、販売の箱数を補うためのダ・ガマとの相性が抜群です。

コンポーネントの相対評価。

この、「久しく対人で回していなかったボードゲーム」での気づきです。

ボードゲーム『ニューファンドランド』

入手して間もない頃や、遊び始めた頃は「ゲーム盤が多くてコンポーネントも多い」思っていたのですが

土曜日に遊んだときは「ん? こんなにボード小さかったっけ?」と首を傾げたのが正直なところ。

とはいえ、会議室のテーブル2つの半分を覆うようなボードが狭いはずがなく。

なぜ、これが小さく見えたのだろうかと思っていたのですが答えは思いの外簡単でした。

相対比較

自宅でのプレイ機会が多かった「重量級」のほうがもっと盤面を支配していたに尽きます。

ガイアプロジェクト

  • 宙域ボード
  • 個人ボード
  • 研究ボード
  • 目標ボード

いずれも圧巻の存在感。

大鎌戦役

テーブルに収まらないほどのボードにひしめき合う『大鎌戦役』。

エバーデール

立体的な高さとカード自体の盤面がすごいことになるエバーデール

といった、「超重量級」があったからでした。

これら、広いスペースを必要とするのはもちろんのこと

  • 多くのコンポーネント
  • 複雑化しているルール
  • インストとプレイ時間の兼ね合い

などで、逆に人と遊ぶのに敷居が高いというものだらけ。これらをもっとスマートに解決する手段はないかなというのも実感しました。

百均グッズによるボドゲ収納『ニューファンドランド』の整理。

『アグリコラ』の二匹目のドジョウの記事。こちらには知名度で大きく劣りますが、とても大好きな作品の収納についてです。箱に余裕があってサイズを見切れれば遊び心満載の収納になりました。

海洋に覇を唱えた帝国の総督となって北大西洋の島々を開拓、植民し、得た資源を欧州各地に配達するボードゲーム『ニューファンドランド(Race to the Newfoundland)』。

  • ワーカープレースメント
  • タイルプレースメント
  • エリアマジョリティ
  • 資源獲得

などをギュッと詰めた“双六”と言うべきもの。様々な要素が絡んでいるのに90分ほどで終わり、運の要素もそこそこ。しかもワーカーの維持に支払いが必要ないからボドゲ初心者のステップアップにもいいという、個人的な名作。

前置きはこんな感じで、コンポーネント別に「どう収納していったか」を説明します。

ゲームボード・個人ボード

ボードはなんと六つ折り。そこにマスキングテープライターで和訳を貼った個人ボードを箱の下に置きます。

実は箱に余裕があります。(ボール紙製のインサートで底上げされていたほど)なので、その他コンポーネントは思いっきり趣味を入れました。

船タイル

船となるワーカーを収める箱はキャンドゥで購入。

この通り、宝箱型です。フレーバーにも雰囲気もぴったり。サイズも測ったようだったのが幸いでした。

各種タイル

  • コンパスタイル
  • 契約タイル
  • 島タイル

は同じくキャンドゥの宝箱型ケース(小)と鞄型ケース。これまた情感を醸し出すのにマッチしていると自賛しています。

カード類、プレイヤー初期セット、マーカー

これらに関しては実用性を優先。ミニユーロサイズを入れるにはこのケース、各種キューブは80mmタッパーセットと、ある程度の経験則によるものです。

資源

『アグリコラ』でも用いているダイソーの『Case and Case 4分割』。大概のアクションで得たり支払ったりする資源は、プレイヤー間でパスできるのが、このケース最大の魅力です。

ケースに入れる前に……

小さくないスペースが生まれました。スペースが足りないのは大問題ですが、余裕があって運ぶときに各パーツが浮き上がってしまうのも困りもの。さて、どうしたものかと思っていたところに

「資源やカード置き場を追加で入れてしまえ」とおしぼりの皿が実にうまい具合にハマりました。

各パーツをブレイクダウンし、用途やジャンルごとにまとめられたことは、これ自体が「三次元タイルプレースメント」というべきもの。楽しい作業でした。

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