カテゴリー: 欧州

イタリア周遊ツアーの写真[4:ヴァチカン・ローマ 2010年2月13日]

 

以前の日記でご紹介した「東武ワールドスクウェア」でのヴァチカン。

その実物はこんな形になります。その大きさは浦安のゲフンゴフン・ランドとほぼ同等でありながら、世界に与える影響力は世界随一と言ってもいいでしょう。何せ、ローマン・カトリックの総本山です。

その内部たるや、実に荘厳で神聖な雰囲気。特にこの写真は上手い具合に日光が差し込み、煌めく光が祭壇を引き立てていました。

法王庁を護るのはスイス人傭兵部隊。ヴァチカン建国よりの変わらぬ伝統だそうで。「金が支払われている限り、絶対に裏切ることは無い」というのが彼らの信条だとか。

舞台は変わってコロッセオ。この周りには剣闘士扮する人たちがいて、観光客が写真を撮ると「モデル代」と称して小銭を頂くのが常だとかなんとか。

『ローマの休日』でもお馴染みのスペイン広場。東京都心に負けず劣らずの人混みです。それ故に、映画みたいに「スペイン広場でアイスクリームを食べる」というのは禁じられています。

そして…… イタリアならではの光景に巡り会いました。「F430スクーデリア」。英国の車番組『TopGear』でしかお目にかかれなかった「走る芸術品」の実物をこんな場所で見られるとは思いませんでした。

 

 

イタリア周遊ツアーの写真[3:フィレンツェ 2010年2月12日]

イタリアシリーズ第3弾はフィレンツェ。「花の都」金融や芸術で栄えた都市です。

その栄光を今も称えるかのように、整然とした街並みです。

ウフィッツィ美術館前の広場にある『ザビーネ女の略奪』。一つの巨大な大理石から三体もの人間を掘り出した傑作。こういうのが屋外に飾られているのですから、メディチ家の威光、恐るべしです。

街のランドマーク的存在がサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。150年にわたる歳月を掛けて建てられただけあって、様々な建築様式が渾然となっているのが特徴的。

大聖堂の内部。この真上にあのドームがあります。人とアーチの高さの対比で、如何に巨大な建造物かがお分かり頂けるかと。

大聖堂の隣の塔からの風景。街全体というよりも、壁の色から屋根の色まで大聖堂を基準にしているかのようです。

建築物の名所、ヴェッキオ橋。ゲフンゴフン・シーの建造物に、これを模した通路がありました。

この街では「ウフィッツィ美術館」を中心に回ったのですが、その芸術品の数々は撮影禁止ですし、許可されていたとしても僕の腕ではそれを再現することなどまだまだ。

もう一度、じっくりと腰を据えて訪れたい都市の一つです。

イタリア周遊ツアーの写真[2:ヴェネツィア 2010年2月11日]

「フランスの『パリ』ってよォ……英語では『PARIS』っていうんだが、みんなはフランス語どおり『パリ』って発音して呼ぶ。でも『ヴェネツィア』はみんな『ベニス』って英語で呼ぶんだよォ~~。『ベニスの商人』とか『ベニスに死す』とかよォーー。なんで『ヴェネツィアに死す』ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオーッ。それって納得いくかァ~~、おい?おれはぜーんぜん納得いかねえ……。なめてんのかァーーッ、このおれをッ!イタリア語で呼べ!イタリア語で!チクショオーー、ムカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!」

――『ジョジョの奇妙な冒険』

という台詞が印象に残るヴェネツィア。国際的に知られる「水の都」ということでテンションはだだ上がりです。

テレビや写真でお馴染みのゴンドラ。

 

それに乗って市内を見ると、本当に至るところが水路というのが分かります。「知識として知っている」と「実際に体験する」のは本当に別なんだなと思いました。

陸路もあるにはありますが、車どころか自転車も怪しい狭さです。「ヴェネツィアは物価が高い」と聞きますが、それも運搬費の高さでしょうね。

イタリアでも日本の漫画は大人気。こんなお店の看板が出ていますが、デザイン的にちょっと「ナニカが違う」という形です。

この地のランドマーク、聖マルコ大聖堂。航海都市として栄えただけあって、中東の影響が随所に見られます。また、貿易で得た莫大な富のお陰で飾りも豪華絢爛です。

その近くの塔からヴェネツィア市街を臨みます。この土地は

 

『Magic; the Gathering』の土地のモデルにもなっています。

折しも「カーニバル」の時期だったので、市街随所は仮装した人たちで彩られていました。

イタリア周遊ツアーの写真[1:ミラノ 2010年2月10日]

昨日の日記で、PS Vitaが「専用の写真を収めるマルチメディアプレイヤー」として扱い始めた話をしました。

その流れで写真を色々と眺めていると、「過去、こんなにも写真を撮っていたのか」と驚かされるコトしきりです。これをWeblogのネタにしない手はありません。写真の整理も兼ねて一石二鳥。

2010年、イタリア各地を巡るツアーに参加してきました。初日はミラノから。

 

まずは「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」。石造りの建物にガラスと鉄骨という組み合わせは、流石はイタリアの建築センスと言うべきでしょうか。しかし……

数世紀をかけて建立されたミラノ大聖堂のインパクトには負けました。流石、ダヴィンチやストラディヴァリを産んだ北部イタリアです。

内部の礼拝堂も荘厳。

尖塔が建ち並ぶ屋根の部分も、細緻な彫刻。作り手の執念を感じます。

教会の屋根から広場を眺めます。「悪霊避け」のガーゴイルに「避雷針」が刺さっていたのが印象的でした。

感動したのは、ミラノ各地にある「サイクルシェアシステム」。要所にターミナルが設けられ、自転車の乗り降りが可能になっています。東京でも設置して欲しいのですが、スペースに難がありますね。

これはミラノからほど近いヴェローナ。かの有名な『ロミオとジュリエット』のバルコニーです。それにあやかろうとカップルがメッセージカードを貼り付けてますが…… 「悲恋」ということを承知した上であやかるのでしょうか?

このシリーズは当面続けていこうと思います。

Page 4 of 4

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén