カテゴリー: Chromebook

移動の隙間、居室の隙間。

あらたな機器の運用を開始したことで、別の機器も日の目を浴びました。

「どこでもキーボード」としてのChromebook

Chromebook購入前に求めた要件として

  • サイズ
  • クラムシェル型

を挙げましたが、想定通りでした。11.6の絶妙なサイズ感は移動中膝に乗せやすく、キーボードも打ちやすくなっています。

そのおかげで旅行記のように

「書きたいと思っていながら着手できなかったテーマ」の構想を練られるようになっています。

メディアプレイヤーとしてのYoga Smart Tab

持て余していたAndroidタブレット。ここ最近は活躍し始めました。

分割キーボードの隙間にちょうど入るサイズ感が素晴らしく、また、シリンダー内に大型スピーカーが積まれていることもあって

  • ウェブ閲覧時のサブディスプレイ
  • 書き物してる時のメディアプレイヤー

に役立っています。特に、ケースに頼らないスタンドの使い勝手は目を見張るものがあり、狭いサイドテーブルでも苦になりません。

「MicroSDカードが入れられることを活かし、出先でもオフラインでも動画が見られるようにする」ために購入した本機。

御時世が悪く想定の機会がなかなか見えませんが、「Chromebookみたいに活用法を考えれば」居場所があると思いました。

Chromebook、サプライの改善と天板の刷新。

先週買い替えたChromebook。機能も速度も申し分なく、稼働時間も拡張性も十分。

ですが、小さくない欠点をこのタイミングで改善しました。

ACアダプター差し替え

この、ノートPCそのままという大仰なACアダプター。

日中の充電が必要ない程度にはバッテリー保ちがいいために持ち運ぶ必要はないのですが、これから発生するであろう泊りがけの際には困ります。

そのため、

サードパーティ製ANKERの小型アダプターに換装。

以前購入していたサプライケースに

  • ケーブル
  • ドッキングステーション
  • ACアダプター

を入れて、

かなりコンパクトかつ見栄え良くすることができました。

天板装飾

この機会に入手した『Back to the Future』のステッカー。

これらを貼り付けていきます。

「お気に入りの作品で彩られている」とモチベーションアップに繋がります。

MarkdownエディタTyporaによるボードゲーム『ガイアプロジェクト』のルール整理(1)。

MarkdownエディタでUMLが作成できると発見し、「流れが必要なものの記録に使える」と実感。

さっそく、練習がてらにやってみました。

ガイアプロジェクト:ガイアフェイズの整理

かなり難解なボードゲーム『ガイアプロジェクト』。その、1フェイズであるガイアフェイズを言ったん見直してみました。

一般的な流れ

まず、こんな感じでTyporaで書いてみました。

```mermaid
graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]
D--ある-->d1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
d1-->E
```

これがレンダリングされると、こうなります。
(参考: https://mermaid-js.github.io/docs/mermaid-live-editor-beta)

地球人の処理

```mermaid
graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ある-->F{惑星首府を}
F--建てていない-->f1[全てのトークンを<br>エリア2に置く]
F--建てている-->f2[フリーアクションと<br>同じレートで<br>資源変換]
f2-->f1
f1-->E
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]
```

イタル人の処理

graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ある-->F{惑星首府を}
F--建てていない-->f1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
F--建てている-->f2[4トークンを破棄して<br>技術タイル取得]
f2-->f1
f1-->E
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]

バル・タック人の処理

graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ない-->E{ガイアフォームが<br>ガイアエリアに}
D--ある-->d1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
d1-->E
E--ある-->e1[ガイアフォームを<br>勢力ボードに置く]
e1-->F
E--ない-->F>ガイアフェイズ終了]
```

書いてみて思ったこと:

  • 単に「トークンを移動して入植準備をする」だけなのに、相当なフローがあったという気づき
  • Officeソフトよりも格段に楽にソートされた状態でチャートが書けるのは素晴らしい
  • 可読性(特に各セクションの定義)に難あり

の3点が実感です。

これを元に、書き方を改善しながらチャート/シーケンス図が翔となると楽しみが止まりません。

可読性と可能性。(Markdownエディタ『Typora』でのUML)

自分がやりたかったことが更に前進です。

UMLエディタとしてのTypora

様々なフローチャートやシーケンス図を表現するUML。業務のみならずゲームのフローチャートにも使えそうだと興味を持っていたのですが、「敷居が高い」思って放置していました。

そんなさなか、ここのところ使っているTyporaにまさしくこの機能が備わっていると発見があったので実践です。

練習-『ガイアプロジェクト』アクション

typora上で

```

と入力し右下の「言語を選択」で

「mermaid」を選択。後は、記法に沿ってボードゲーム『ガイアプロジェクト』の簡単な流れを書いてみました。

graph TB
A[ラウンド開始]-->B(収入フェイズ)-->C(ガイアフェイズ)
C-->D{メインフェイズ}
D-->E(入植)
E-.->D
D-->F(施設改良)
F-.->D
D-->G(研究)
G-.->D
D-->H(同盟構築)
H-.->D
D-->I(パワー/QICアクション)
I-.-D
D-->J(特別アクション)
D-.->f(フリーアクション)
f-.->D
J-.-D
D-->K((パス))
K-->L>終了フェイズ]

これが、

こうなりました。これを見つけたときは本当に感動しました。

今後の展望

これは自分にとって革命的な出来事です。

  • 業務のため、フローチャートやシーケンス図を書く必要があった
  • けど、パワポなどでマウスを動かすのは面倒

これが、

  • 比較的覚えやすい記法で書ける
  • 先のボードゲームのルールのように応用が利く

可能性の塊。

まだ、「どこにどの図を使うか」「他の書き方はないか」を探る段階ではありますが、

「テキストエディタで読みやすいドキュメントを作る」が一歩前進です。

HP Chromebook x360 12bにMarkdownエディタ『Typora』を導入。

はじめに

新調したChromebookを更に使いやすくするため、Markdownエディタ「Typora」をインストールしました。

このソフト、

  • 軽快な動き
  • Markdownをリアルタイムレンダリングしてくれるため、さながらワープロのように使える
  • 章立てをアウトラインで表示してくれるため文章構成がやりやすい
  • Win/Mac/Linux対応
  • 入力位置を中央に固定する「タイプライターモード」が地味に使いやすい

と、文章を書く時に役立てています。(実際、このエントリーもTyporaで下書きをしています)

用いたChromebook

HP Chromebook x360 12b。思った以上にキーボードが打ちやすく、視野角も良好。これならテキストを書くのにも十分です。

Linux化

こちらの記事を参照し、それに従っただけです。

https://www.linux-setting.tokyo/2020/09/chrome-os-linux-chrome-os.html

この後、Chromebookのアプリ一覧からターミナルを起動。

ホスト名変更

ChromebookのLinux環境はデフォルトで「penguin」と名付けられていますが、

$ sudo hostnaectl set-hostname [ホスト名]

として、名前を変えました。

Typoraインストール -失敗した手順-

公式記事にあるように

$ wget -qO - https://typora.io/linux/public-key.asc | sudo apt-key add -

$ sudo add-apt-repository 'deb https://typora.io/linux ./'
$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install typora

を行ったものの、

[add-apt-repository]

がインストールできず。また、これを解決しても何故か起動しなかったのです。(再起動でも変わらず)

原因

自分の環境では以下のコマンドらやライブラリが足りなかったので、こちらを足しました。

$ apt-get install software-properties-common
$ sudo apt install libnss3

Typoraインストール -成功した手順-

$ apt-get install software-properties-common
$ sudo apt install libnss3

$ wget -qO - https://typora.io/linux/public-key.asc | sudo apt-key add -

$ sudo add-apt-repository 'deb https://typora.io/linux ./'
$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install typora

これで起動することができました。(また、当然ながら、Linux環境下で動くため、ターミナルは起動しっぱなしとなります)

ChromebookのLinux環境とDropboxを紐付け

ここまで来たらあと一歩です。

普段、Markdownファイルはどの端末からでもアクセスできるよう、Dropboxに保存しています。Chromebookのような変則環境でもこれができるかを調べたところ、完璧に一致する記事がありました。

[chromebook] Linux環境(Crostini)にDropboxをマウントする

これを施し、

Dropboxディレクトリが参照できるようになりました。

まとめ

もともとは「どうにかして、移動中でも出先でもMarkdownで記入していきたい」から始まったプロジェクト。

  • 起動の速さ
  • バッテリーの持ち

からChromebookを選択。

  • Linuxを動かすことで、使い慣れているTyporaを使えると判明
  • 今まで持っていたChromebookはスペック的に厳しい

ことからChromebookを新調し、

「Chromebookの軽快な動きとTyporaのリアルタイムMarkdownレンダリングを統合する」

が叶ったようです。

電子筆記具、追加。(HP Chromebook x360 12b ファーストインプレッション)

根津神社に参詣のあと、購入したものがこちらです。

HP Chromebook。

  • 何故これを買うに至ったか
  • 開封
  • 開封してのインプレッション

を中心に書いていきます。

何故これを買うに至ったか

以前のエントリーでMarkdownで書くことの楽しさに目覚めたことは書きました。

その際に以前使っていたChromebook(ASUS:C101PA)が脚光を浴びたのですが、

  • 打ちやすいものの、手に小さい。
  • 購入から4年経過しているためにスペック不足は望めない。

ことから、何かいい後継品はないかと思っていました。

後継品の要件定義

このとき、自分が必要とした要件は以下の通りです。

  • クラムシェル型であること
    • Surfaceライクなデタッチャブル/キックスタンド式は膝の上での取り回しができません。
  • 膝の上で広げやすいサイズ
    • キーボードの大きさから考えると、画面サイズは最大でも12です。
  • microSDカードスロットがついていること
    • これは譲れない条件でした。「出先での動画視聴」も前提に入れているので、容量が拡張できないのは致命的です。
  • タッチスクリーン対応
    • Androidアプリをある程度動かすため、これも欲しい条件です。
  • Linux環境を立ち上げられるスペック。
    • じつはこれが買い換えの理由。C101PAは内蔵ストレージが16GBのみなので、ChromebookビルトインのLinux環境立ち上げに難があります。

と、あれでもないこうでもないと選び続け、上記の要件に適合する商品にたどり着きました。

開封とインプレッション

外観

真っ白な天板にhpとChromeのロゴ。コンポーネントがみっしり詰まっているためか、予想以上に重いです。

ACアダプターはノートPCを思わせる大仰さ。この取り回しが今後の課題になりそうです。

キーピッチは比較的広く、地味にライトつきです。

電源ボタンは側面に。そして要件としてあげたsdカードスロットもしっかりついています。

画面

キーボードを筐体一杯に使っていることもあって余計に大きく見えます。

ベゼルの狭さや大きさは一目瞭然。

軽く触っての印象

「とかく高速」

でした。元々、軽快な動きと起動速度に定評のあるChromebook。本機はCPUパワー分、底上げされています。

「これが4年の差」かと痛感しました。

ただ、今まで使っていたChromebookの0.99kgから1.35kgと重さの差は歴然。そこが違和感です。

とはいえ、

  • 『テラフォーミング・マーズ』のようなAndroidゲームも苦にせず動くパワー
  • サイズアップした分打ちやすくなったキーボード
  • それでいて異動中でも使える格好のサイズ感
  • Chromebook特有の「蓋を開けた瞬間にアプリが起動する軽快な動き」

は欲しかった要件をみたしています。

まずは、使うに当たっての準備である各種アプリの整備から進めていきます。

“記法”と“筆記具”。

はじめに

思わぬ形で埋もれていた“発掘”されました。​

Markdown記法

ここ最近、公私でMarkdown記法にはまっています。

  • 成形しながらドキュメントを書け
  • 簡単な文法で悩む必要もなく
  • 抜群に軽い。

これのためにWindowsのエディタをTyporaに変えてしまったほど。

「移動中でもこの記法で物事を書くためにはどうするか」を試してみました。

“筆記具”選定。

まず候補として挙がったもの

MacBook Air

膝の上でも扱え、ATOKがネイティブ。ですが

電源投入→起動

までのタイムラグが大きかったので断念。また、通勤電車での取り回しもし辛いサイズです。

Chuwi Ubook

軽く、キーボードが打ちやすく。メイン機で動かしているTyporaが使えると申し分ないのですが

「キックスタンドのために移動中に使えない」

致命的な弱点があり候補から外れました。

となると、先の弱点がなく手持ちにあるもの

Chromebook C101PA

が日の目を浴びました。

  • 本体軽く
  • 取り回しもしやすい大きさ
  • 開けた瞬間に起動
  • 起動中も熱が出ることも少なく
  • キーボードも打ちやすい

と、条件をほぼ満たしています。

Markdown に即したアプリも落とせました。現時点での解決策です。

残る課題

ひょんなことから脚光を浴びたChromebook。

ですが、購入したのが2017年ですからバッテリー駆動時間は相当短くなっているであろうが最大の懸念。

また、

  • ストレージの少なさ
  • 外部データをどう扱うか(出先は写真撮影が多いのでなおさらです)

に明確な答えは出ていません。まずはこれを再び使っていきながら別の“筆記具”を探していく形になります。

個人的に書きやすいデジタル機器3選。

なんだかんだで「書きやすい、打ちやすい」ものという道具はそれだけで日々の書き物のモチベーションが上がるというお話です。

ノートPC:Ideapad

相当前に記事にした時に使ったノートPCと同じく、Lenovo製と何かと縁がありまして。

元々は「MtGアリーナが最低限動くもの」ということで買いましたが、恐ろしく打ちやくキーピッチもストロークも申し分なしというキーボード。

スペックはどうにかなりますが、この手のハードウェアは替えが効かない分、このうち安さというのは貴重です。

Chromebook:C101PA

これまた前に記事にしました。サイズに比して打ちやすいキーボードというのはそれだけで貴重。また、Chromebookならではの頑丈さで2年以上経っても減益です。

iPad mini & Apple Pencil

これは「革命的」というしかないデバイスです。思えば、自分がブログを再開しようと考えたのも、これがあったから。当初はモバイルキーボードでいい思っていましたが、Pencilの使い勝手(特に書き心地)は他にないものでした。

と、何のかんので当初の目的から離れたノートPCがありますものの、反面、書き物がやりやすい道具というのは貴重な物です。

Chromebookを入手しました。(C101PA)

元々興味があったChromebook。購入に踏み切ったタイミングは2012年より使っていたデスクトップPCが故障したことが挙げられます。

デスクトップに関しては全てのデータをNASに待避していますから問題ありません。また、ブラウジングぐらいしかしてないなら、デスクトップである必要はあるのだろうと思っていました。

そんな矢先にC101PA発表。Amazonでは即完売でしたが、ヨドバシでは残っていたのでお取り置きし、昨日(2017/11/3)に受け取りと支払いをした次第です。

サイズは10.1インチとiPadより大きくした風体。電源を入れると即起動し、無線LANの設定とGoogleアカウントを入力するだけでセットアップが終わりました。

元々、デスクトップPCはメインからChromeを使ってただけに、設定全てが引き継がれています。

その後、使ってみて一番驚いたのが「キーボードの打ちやすさ」です。前回の記事で書いたBluetoothキーボードが必要ないキーピッチには感嘆するしかありませんでした。ストロークも軽快かつ打ち応え十分。

そのほか、素晴らしいと思ったことは

  • 音はかなり良好。
  • Play Storeがネイティブで入っているのでAndroidアプリも大半が使える。
  • エクステンションによりSMBをマウントしてメディアを再生できる。
  • microSDやESBメモリの画像も読み込める

と、さながら「キーボードのついたAndroidタブレット」と言った具合です。反面、使って気になったことは

  • VLCなどのAndroidアプリは外部メモリのファイルを参照できない。
  • アンチグレアでないため、反射や指紋が気になる。
  • HDMIコネクタがついていない。

これらの難点はいずれも運用の方法を変えたり別途コネクタを用意すれば事足りるので無視できるレベルです。

「インターネットに接続されていること」という前提があるものの、軽く、入力しやすく、動きも速く、バッテリーも長持ちと、今の自分にとって必要なものが詰まっています。

どちらかというとTwitter映えするのも気に入ったので、使い倒していこうかと。

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