起きたこと
関東一円に発生した落雷の影響で停電発生。その時にGrowi用/リバースプロキシとして動かしていたミニPC(Chuwi Herobox)の電源がつかない事象が発生です。
- Redmine用サーバ:OK
- Nextcloud用サーバ:OK
- Growi/Redmineへのリバプロ:NG
ある意味で、日常のログのみのGrowiだけで済んだのは不幸中の幸い。
生きているNextcloud用サーバにGrowiだけでも新規で入れることにします。
取り急ぎの対処: Ubuntu 20.04にGrowi v7.xを導入。
ここが結構詰まりました。自宅環境はUbuntu20.04だったので、割と勝手が違っていたのです。
元々入っていたnodeのバージョンが低かった
sudo curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_18.x | sudo -E bash
sudo aptitude install nodejs
として、14→18に修正。
検証として使っていたmongodのデータが邪魔をしていた
mongodbもそれに伴い再設定を行いました。
sudo apt purge mongo*
として設定ファイルを含めて全削除。
sudo mv /var/lib/mongodb /path/to/backup/directory/mongo_$(date +%Y%m%d)
で既存データも全て退避させます。
DNSの切り替え
これは一瞬で済みました。
Growiの再インストール
ここからはこの手順通りに。
https://barrel.reisalin.com/books/growi/page/ubuntu-2204growi-v7x
OSのバージョンが一段落ちていてもなんとかインストールまで済ませました。
今後の課題
「自宅用サーバが一つ壊れた」という事実に揺るぎはなく。
新たなPCを購入する必要がありますが、今使っているChuwi の Heroboxのような安価でファンレスPCがない(後継機からファンがつくようになりました)問題に直面しています。
とはいえ、ファンレスが熱暴走に弱いというのもまた事実ですし、昨今のWebアプリがCPUパワーを相当に必要とすることからも、抜本的なハードウェアの再考に迫られています。