いわゆる「紙ペンゲーム」にジャンル分けされるもの。レビューサイトなどでビジュアルがよかったこと、ソロプレイが可能なことを含めて入手しました。
プレイヤーは1950年代アメリカの建築家として、様々な業者の助けを借りながら区画を整備して分譲していくことが目的です。とっつきにくそうだと思ったものの、読み込んでしまえば
- カードをめくって
- 番地を空いているスペースに書き
- 追加効果を発動
するのみ。ですので、コンポーネントも非常にすっきりです。
- ゲームボード(個人用記録ボードも含む)
- 建築カード
- 都市計画カード
- 早見表
建築カードは両面使用となっていて、「番地と追加効果の組み合わせ」によるランダム性を演出。都市計画カードは追加効果の「柵」で区切られた団地の広さと数の組み合わせでプレイヤーに勝利点をもたらします。(また、終了のトリガーの一つとなっています)
個人的に、自分が大好きな映画である『Back to the Future』の舞台、1950年代アメリカの雰囲気に浸れるというのが堪りません。(それを見越して当時の広告を模した早見表にしっかりとデロリアンが描かれているのもポイントが高かったです。
- どこから書いても構わないが、必ず左から昇順でなければならない。
- 番地の昇順は以上ではなくより大きい数字。
- 番地の修正は不可。
という縛りと
- 追加効果の柵による区画の分割。
- 指定された分割をいかに速く達成してボーナスを得るか
の競争が程よいアクセントとして機能しているという印象です。追加効果にしても勝利点を増やすだけではなく、カードの番地の操作や隙間を埋めてくれる(けど使い続けるとマイナスになる)と便利なものがありました。
ソロプレイのバリアントもそれほどキツいとかルールが極端に変わったりというのもありません。ただひたすらにハイスコアを狙うストイックさ。そして、全てのカードを使い切る性質上「カウンティングの練習台」に役立ちます。
昨日の記事でご紹介した時、このゲームをやっていまして。『Back to the Future』を観ながらだと没入感が凄かったです。
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