変革:アルルの丘と爆発的に増えていくボードゲーム(2018年10月~11月)
前回のエントリーで挙げた『ナショナルエコノミー』で知った「ワーカープレイスメント」は衝撃的でした。
「ワーカー(駒)を配置することで、何らかの資源やアクションを得る」
「基本的に複数のワーカーは配置できないことでジレンマが発生する」
は自分には思いもよらない概念だったのです。
また、
「ソロプレイ可能」
も非常に重要なファクターでした。
そこで、次に買うボードゲームとして選んだワーカープレイスメントが
『アルルの丘』
になります。「北海に面した村を開拓・建築し、生産や交易で資源を得て発展させていく箱庭ゲーム」と、言うだけなら簡単なのですが……
兎にも角にも「コンポーネントの質も量も凄まじい」重量級ゲーム。大きさの比較対象が「猫」だったという段違いの世界に足を踏み入れてしまいます。
後日、ボドゲの熟練者から「よりによってこれ?」言われたのも今では納得しかありません。
この『アルルの丘』で「百均で売られている収納ケースを使い、コンポーネントを分類/整理してセットアップをしやすくする」方法を学んでいきます。それでも、なお、大きすぎる壁にぶち当たりました。
- 「コンポーネントに比してルールブックが薄すぎてどうしたらいいかわからない」
- 「そもそも、こんな大型のボードは今持っているちゃぶ台ではメインボードを広げることすらできない」
ボードゲームカフェやゲームショップなどを用いる案もありましたが、工夫すればどうにかなりそうだし、「自室で快適に遊びたい」という要件を譲歩する気は毫もありませんでした。
そこで、自分は以下の方策をとっていきます。
・部屋の模様替えと収納スペースの刷新
膨大なコンポーネントを迷いなく広げ、今後増えるであろうボードゲームの収納場所を確保するためには、自分の部屋の家具の配置を見直すしかありません。そこで、デッドスペースとなっていた収納棚をまとめていきました。
不用品をバッサリと捨て、後述するプレイスペースを確保しても問題ないように家具を再配置。
これにより、アルルの丘を含めた重量級ゲーム3つが収まるようになっただけではなく、動線が劇的に改善し、出勤時や帰宅時の衣服の収納が格段にしやすくなった副次的効果を生みます。
・折りたたみテーブルの導入
結論から言うと、これは2018年のコペルニクス的転回でした。キャンプで用いる折りたたみテーブルは不要なときには部屋の片隅に置けるので自室を圧迫することはありません。また、模型を作るときの作業スペースとしても非常に有用でした。
・収納スペースの追加
模様替えの際に空いたスペースに整理棚などを追加。特に『アナクロニー』は『アルルの丘』を上回る量のコンポーネントを有していたため、収納可能なスツールを導入。
こうして、「ちょっとした時間があれば自室でボードゲームのソロプレイ」ができる環境を手に入れ、周りから引かれるレベルで増えていきます。
2018年10月~11月に入手したゲーム
『アルルの丘』
『ブラッディ・イン』
『アナクロニー』
『ダイスセトラーズ』
『アルルの丘拡張 紅茶と交易』
『ブラッディ・イン拡張 旅の一座』
『SAGRADA』
『ワイナリーの四季』
『ワイナリーの四季拡張 トスカーナ』
『ワイナリーの四季拡張 ラインガウ』
『ポンペイ滅亡』
『Blade Rondo』
『Blade Rondo Night Theater』