もう、ロンドン遊学から4年も経つのかと、月日の流れに驚愕しています。
日も長くなり、好天となったロンドン。テムズ川のボートに乗ってグリニッジまで行ったことがありました。
トラファルガー広場からほど近いEmbankmentから双胴の高速船に乗り込みます。
一度、国会議事堂(ビッグベン)に戻り、船は東に向かってひた走ります。
川から見ると、数多くの橋が架けられていることが当時の驚きでした。奥の方にクレーンが見えるのは、当時はロンドン五輪に向けて都市再生の真っ最中だったからです。
夏目漱石をして「ロンドンの歴史を煎じ詰めた」と言わしめた「ロンドン塔」。今は塞がれていますが、中央に見える門から「反逆者」が牢獄へと入り、そのほとんどが生きては帰れなかった場所。
タワーブリッジを通り過ぎると、橋が少なくなるために船のスピードは俄然と増してきます。
再開発エリア。日本で言う汐留とかお台場に相当する場所です。僕としては幕張がこんな感じだなぁと思ったり。
そして、小一時間ほどで……
標準子午線がある場所で有名なグリニッジに到着しました。