概要
Growi v7系の動作が安定してきたので、サーバのnodeのバージョンを18系から20系に切り替えます。
バージョンアップ前の環境
- Ubuntu 22.04
- Growi v7.0.12
- node v18.20.3
- npm 10.7.0
- yarn 1.22.21
Dockerを利用していないオンプレ環境です。
さっくりとした手順
- 作業前に周知を行います。(複数ユーザーで運用している場合)
- メンテナンスモードに切り替えます。(またはサービスを停止します)
- n packageをインストールします。(インストールしていない場合)
- n packageを用いてnodeをバージョンアップします。
- nodeのバージョンアップを確認します。
- growiを再起動します。
- メンテナンスモードを解除します。(実行していた場合)
作業前の周知
単独で利用している場合はこれは不要です。
メンテナンスモードの切り替え
以下のいずれかを選んでください。
- Growiに管理者権限でログイン後に設定→アプリ設定→「メンテナンスモードを開始する」
- サーバで
sudo systemctl stop growi.service
を実行する(systemdに登録している場合)
n packageをインストール (インストールしていない場合)
sudo npm install n -g
これを用いてnode.jsをインストールしていきます。
n packageを用いてのバージョンアップ
- node 20系にバージョンアップ
sudo n 20
バージョンアップ確認
node -v
v20.15.1
を確認しました。(2024/07/12現在)
growiサービスの再起動
systemdに登録している場合の手順です。
sudo systemctl restart growi.service
再起動後、Growiにアクセスできることを確認します。
nodeバージョンアップ後の対応
- Growiに管理者権限でログインします。
- 設定を開き、システム情報でnodeがバージョンアップされていることを確認します。
- メンテナンスモードの切り替えを行った場合は、設定から解除します。
- 既存機能が使えることを確認します。