昨日、日曜日――
上野は鈴本演芸場の早朝寄席に行ってきました。これは毎週日曜日の朝、二つ目4人が落語を聞かせるというもの。1時間半で終わる気軽さと500円という低価格が魅力的。
それだけに、結構な人で賑わっていました。因みに、この日の演題は
『時そば』
『粗忽の釘(宿替え)』
『水屋の富』
『紙入れ』
と、ジャンルが異なる噺を1時間半でたっぷり聞かせてくれました。特に『水屋の富』はひょんな事から大金を得た人がノイローゼに悩まされるシーンを見事に描いており秀逸。考えさせられる噺の後にバレ噺である『紙入れ』でストーンと落とす構成も素敵でした。
その後、アメ横にある摩利支天を参拝。何度となくこのエリアは訪れていたのですが、ここに参拝するのは実は初めてです。
このすぐ後ろには電車が走っているとは、都会の隠れたスポットです。
それから、『あまちゃん』で更に有名になったアメ横をひやかしました。そうして、野暮用が出来たので帰宅。
落語を生で聞くときは大概一日コースですけれども、日曜の朝に聞けるので午後のスケジュールがまるっと空くお得感。これからも利用してみたいと思いました。