Growiのバージョンをv6.3.5 → v7.0.10に変えたところ、以下のデグレを自分の環境で確認しました。
- 編集したページを再度編集しようとすると空白になる。
- 再々編集した場合でも消える場合がある。
- 新しいページを作ったときにテンプレートが適用されない。
Wikiとしてこの2つは致命的なので、v6.3.5に切り戻しを行いましたが、ダウングレードできない事象が発生しました。
以下、その対処記録です。
環境
- Ubuntu 22.04
- Dockerではなくオンプレ環境で稼働
- Growi v7.0.10→v6.3.5に切り戻しをしましたが、yarnの途中で失敗しました。
その途中で確認したこと
- v7.0.1へのセットアップ後、aptでnodeのバージョンが上がっていたことにより、v6.3.xの対象外になっていました。(18→19)
- v7.xへのセットアップ時、それにつれてturboのバージョンも上がっていました。
問題はこの2つにあると仮定して、これらのバージョンダウンを行っていきます。
対処
- バージョン管理のためにnをインストール
sudo npm install -g n
- インストール可能なnodeバージョンを確認
n ls-remote --all
→ 18系の最新版18.20.3
をインスト-ルします
- nでバージョンを指定してインストール
sudo n 18.20.3
- バージョン確認
node -v
v18.20.3
を確認
- turboのバージョンを戻す
sudo yarn update turbo@1.12.2
この後、以下の手順でv7.0.10→v6.3.5へバージョンダウンを行えました。
https://barrel.reisalin.com/books/growi/page/growi
Webアプリはミドルウェアとの兼ね合いでハマることが多いんで注意です。