ポルトガルのタイル職人としてしのぎを削る『アズール』をコンパクトにまとめたミニバージョン。

ゲームそのものの感想は既に書いているので割愛し、オリジナルと比較しながら書いていきます。

本家よりいいところ

ずれにくいタイルと得点トラック

タイル部分に凹み、設置箇所に出っ張りがある個人ボードは本家にも欲しいと思った配慮です。

得点もスライダー形式になっているので、タイルを取りこぼしたときの衝撃などでどこかにいくということもありません。

余りタイル置き場の配慮

工匠の展示品、市場タイルを置くミニトレイ付き。これも少し凹みになっているのでタイル置き場として十分な機能を備えています。

本家と評価が分かれるところ

不完全な収納性

携帯性を優先した結果として、箱に余裕がありません。タイルを袋に詰めてしまうと元の箱に入れるのは苦労します。また、フックにかけての展示を想定しているためにパッケージ上部の穴が邪魔です。

なので、元の箱に入れるのは早々に諦めて百均のファイルケースに収納しました。

まとめ

収納性に難があれど:「この作品を持って行きやすいサイズにまとめた」のは素晴らしいです。

  • 物理で持っておきたいけどそこまで場所を取られるのが嫌だ
  • 旅先・帰省先などでも名作を楽しみたい

という方には本家よりも優先する意義はあると思います。