2022/05/04に実施したボードゲーム会でのピックアップです。
概要
プレイヤーは建材を手に入れつつ小さな町を発展させていきます。「どの建材がほしいか」は持ち回り。相手が望むものでも受け入れる必要があるため、小さな町はたちまち不要な材料で溢れていきます。
限られた資源、限られた区画で、誰が一番街を発展させることができるでしょうか?
手番に行うこと
- スタートプレイヤー(棟梁)は建材を一つ指定する。
- 全てのプレイヤーは指定された建材全てを4x4の任意のマスに置く。
- 他の資源が置かれているところにはおけない。
- 建物がある場所にも置けない。
- 資源をおいた後、建材の配置パターンと建物の設計図が一致していれば、その建物をマスに置く。(任意)
- 次のプレイヤーが棟梁となり、次のステップに進む
と、非常にシンプル。ゲーム終了のトリガーも「全員がこれ以上建材を置けなくなったとき」です。
- 資源は強制的に置かれる
- 建物や資源の置かれる場所が段々と少なくなっていく
ことが、ゲームの中盤〜終盤を加速させるとともに、序盤からの計画性が求められます。
また、建物によっては
- 食料供給源を必要とする
- 他の建物と隣接することで勝利点
- 隣接/列ごとに異なる建物で勝利点
など非常に多岐にわたっているだけでなく、各プレイヤーが一度だけ建てられるモニュメント(建築されるまで非公開情報)が異なる盤面をもららしてくれました。
利点・欠点
利点
なんと言ってもインストの簡単さと熾烈なインタラクション。そしてこの手のパズルにしてはダウンタイムが少ないこと。処理が一斉なことと、ゲームが進んでいくほど選択肢が狭まっていくからです。また、建物の種類が多く、上述したモニュメントによってリプレイ性も高いです。
欠点
パズル的思考の適正/不適正が如実に出ること。実際、5/4のプレイでは点数に圧倒的な差が出てきました。一部、区別が付きづらい資源があるので、少し注意が必要です。
まとめ
- 簡単にゲームのセットアップを行え
- 1〜6人まで対応
- 丁度いい時間で終わり
- 駆け引きが楽しめて
- 盤面もきれい
と、軽量級よりの中量級として、今後の活躍が見込まれるボードゲームでした。