つい買い直してしまったボードゲーム『京都ダンガン』。
対人プレイもできる機会がありそうなので、過去にボドゲーマに寄稿したものをこちらに掲載します。
ゲームの準備
1.京都マップ2枚を並べます。(相当な広さが必要です)
2.道路タイルを全て裏向き/見えない状態にしてよく混ぜます。(カルカソンヌよりも小さなタイルのため、布袋などに入れておくと手間が省けます)
3.各プレイヤーはランダムに名所カード5枚、「端っこ」カードを1枚、道路タイルを2枚受け取ります。これらは他のプレイヤーに見せないようにします。そして、プレイヤーコマ1つをマップ上の京都駅に置き、到達マーカー6個を脇に置いておきます。
ゲームの流れ
各プレイヤーの手番で行えることは次の3つ。これらのアクションは重複してもよく、1回や2回でも問題ありません。
- 道路タイルを1つ置く。(すでに置かれている場所や黄色で囲まれている名所には置けません)
- すでに置かれている道路タイル1つを回転させる。(自分や他のプレイヤーのコマが置かれている場所でも回転させることができます)
- 道路タイルに沿って移動する(止まることができるのは道路タイルが置かれている場所か名所のみです)
目的地までの移動はプレイヤーのコマがいる位置と目的地が道路でつながっている必要があります。
タイルの配置/回転は1回ずつですが、移動に関しては「道路がつながっていればどんなルートでも一瞬でたどり着くことができます。(道があれば叡山延暦寺→伏見稲荷といった移動も一瞬です)
自分の目的地に止まった場合、そのカードを公開して名所の上に到達マーカー1つを置きます。
他のプレイヤーが配置した道を通ることも可能ですし、目的地をあえて通過することもできます。(その場合、目的地を公開することができず、到達マーカーを置くこともできません)
このルールですと、中央部分の目的地を引いたプレイヤーが圧倒的に有利になるため、
「観光地が描かれているタイルを通る際、必ずここで止まる」
ハウスルールを設けています。この「観光渋滞」により、祇園周辺の陣取りが熾烈になり、バランスも適正化されます。
また、他のプレイヤーが通るであろう道を回転させてあらぬ方向へと誘導させる戦略も時には必要です。
自分の手番が終わったら、タイルを常に2枚になるよう、補充します。(タイルをすべて使い切った人は2枚、1枚/2枚残っているプレイヤーは1枚/0枚を補充します)このとき、タイルは裏向きのまま引き、引いた後は他の人には見せないようにします。
その後、次のプレイヤーの手番が時計回り順に巡っていきます。
誰よりも早く「端っこ」を含めたすべての目的地カードを公開し、到達マーカー6個をそれぞれの目的地においたプレイヤーが勝者となります。
(誰も目的地6つに到達できず、道路タイルが尽きた場合はゲームが終了し、一番多く目的地に到達しているプレイヤーが勝者です)
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