携帯電話を機種変した際、「携帯の基本料金が安くなるので」言われ、ADSLのスピードに辟易していたというのもあって二つ返事で了承。
そして、昨日回線の引き込み工事があり、光回線が無事に開通。
下り:96.8Mbps(旧6.8Mbps)
上り:47.8Mbps(旧1Mbps)
と、大幅すぎる改善結果となりました。今まで一晩ぐらいかかっていたギガ単位のファイルのダウンロードが分単位まで縮小したのは流石に笑いが止まりませんでした。
何故、今の今までADSLを使っていたかというと…… 「8年ぐらい前に導入した光がとんでもなく遅かった」からなのです。
その時、僕は自宅サーバを立てており、その影響もあって光に切り替えたと。しかし、そこで恐るべき事実が発覚。友人達が口をそろえて「お前のWebサーバにアクセス出来なくなった」と言うのです。それだけではなく、外からSSH接続をすると反応が鈍いというかタイムアウト。
それだけではなく、家族から「メールが送れない」というクレーム。何故だと思い回線速度を調べてみると、下りは充分な速度が出ているものの、上りが「1Kbps未満」という別の意味で驚くべき数字。それではメール一通も送れません。
慌てて回線業者に連絡しても「こちらに非は無い。そちらの設備のせいだろう」の一点張り。何回も調べてもらうように試みても同じ回答。そうこうしているうちに「メールが送れない」「それどころかインターネットバンキングすら使えない」と家族の不満は募るばかり。なので、またADSLにしたという経緯がありました。
それ以来、我が家では光は禁句。特にFの名を冠する光回線サービスの勧誘があるたびに先の不満を言って断っていたため、切り替えをずーっと躊躇っていました。
しかし、Web経由で様々なコンテンツが配信されるようになると、流石にADSLの速度では物足りなくなります。LTEはおろか、3G回線にすら負ける始末です。光にしたかったものの「また同じ轍を踏んだらどうしよう」と、ある種の賭けで回線切り替えに臨みましたが、結局は杞憂で終わり一安心――否、ガッツポーズものの快挙でした。
自宅のインフラが整い、また一歩「快適な生活」に近づいてきました。