コーンウォール旅行記は最終日。部屋を片付けてチェックアウトをし、電車の時間まで荷物を預かってもらうことに。
この日はじっくりとセント・マイケルズ・マウントを訪れることにしました。
この日もよく晴れていました。砂浜に残る水がセント・マイケルズ・マウントを鏡のように写していた程です。
砂浜の溝は、潮が浅い時でも船が行き来できるように設けられた「航路」になっています。
クリアな空と海は、ここが英国とは思えません。今、改めて見ても、この旅行は天候に恵まれていました。
写真を撮影しながらマラザイオンの浜辺からセント・マイケルズ・マウントに上陸していきます。干潮時に現れる「巡礼の道」の脇には海藻が堆積していました。
島に上陸。港は完璧に干上がっていて、海底があらわになっていました。これが、船がないと行き来できないようになるのですから、潮汐の力は凄いです。
港から島を眺めると、山城の麓に家が建ち並んでいるのがわかります。それらは島の従業員の家や漁に使う道具の保管庫、そして観光者用の施設となっています。
入り口で入場料を支払い、山頂に位置する「城」の入り口へと登っていきます。道端では紫陽花が褪せること無く咲いていました。
風化しつつありますが、しっかり残っている石垣。過去、ここは清教徒革命時の要塞としても使われた歴史の証人です。
そして、ようやく、眼前に城の詳細が現れてきました。
次のエントリーでは、セント・マイケルズ・マウントの「城内」の光景をご紹介です。