今日みたいな初夏の雨で思い出した出来事。
英国遊学もそろそろ終わりを迎えようと言うとき、湖水地方にサイクリングの旅をしてきました。「一番近い宿が駅から28キロ」というある意味でとんでもない場所です。
英国は電車の中にそのまま自転車を積めるので、輪行が全く苦になりません。
そんなこんなで電車はウィンダミア駅に到着。右端で異彩を放っている髪型の人は「車掌」だったり。
湖水地方を代表するウィンダミア湖で一服。サイクリングのいいところは、こういう場所でも進入できるという所。そこから、30分ぐらい雨をやり過ごして
ワーズワースのコテージがある村で散策をします。雨も一段落したのでちょうどいい…… と思いましたが、そこはイギリス。天候の変わりやすさは折り紙付きです。
しっとりとした構図を楽しめるようにはなったのですが……
雨は洒落にならないレベルまで土砂降りに。帰りの電車もあるので、長居はしていられません。
現地の子供ですら急いで帰ろうとする中、駅まで全力疾走です。こういうことも踏まえて防雨装備を完備していてよかったと今でも思います。また、タイヤが太いランドナーというのも悪路を走破するのに向いていました。
駅に到着する頃には雨も小康状態となり、宿の「最寄り駅」に到着したときは
とってもクリアな風景が広がっていました。
宿まであと5キロぐらいと言うところで虹が現れ、雨の中の苦労は帳消しにされた感じです。
この「3泊4日のランカスター・湖水地方のサイクリング旅行」は追って詳しく書きたい物です。