厳島神社のエントリーで間が空きましたが、スイス旅行記の完成まで後少しなので、最後まで書いていこうと思います。

今までの拠点だったインターラーケンの宿を引き払い、チューリッヒに戻る日。天気が芳しくないので「撮り残しはないか」と近場を見ることにしました。ひとまず、登山列車でグリンデルワルドに向かいます。

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移動中、雨が降っていたものの、グリンデルワルドに着いた頃にはやんでくれました。

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今まで見慣れていた「手を伸ばせば届きそうな雲」も今日でお別れです。

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フィルスト行きのゴンドラに再び乗り、空中散歩と洒落込みます。ベルナー・オーバーラント地方の周遊パスのお陰で、いろいろな場所への移動をコストを気にすることなく行けるのは本当に素晴らしいこと。あのハーダークルム展望台での情報は感謝です。

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6日目に必死で登った氷河を目の当たりにします。

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高度が上がるにつれ、雲の濃さが増して来ます。最初のシーニゲ・プラッテ植物園の比ではありません。

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山肌をかするような雲! ここで生活を営む人たちにとっては見慣れた光景かもしれませんが、この高度ならではの風景は、驚かされることしきりです。

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そんなこんなでフィルストに着いたものの、50m先を見渡すことすら怪しい濃霧。これでは、ここでのハイキングは諦めたほうが無難でしょう。

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それでも、ツアーの関係上、この日にハイキングをする人たちもいるわけで。自分の天候運に感謝したものです。

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しかし、この天候だからこそ撮影できる写真もあります。背後の雲が手前の黄色い花を引き立てています。

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これもまた「霧だからこそ」撮影できたベストショット。水墨画の様な風景に感嘆しつつ、次の目的地に向かいました。

(続きます)