宮島は土日に滞在し、日曜の夕方に飛行機で帰宅。数時間で東京まで移動できるとは、本当に凄いなと思います。

さて、土曜日に宮島に到着しておきながら厳島神社の本堂を参拝したのは日曜日のお昼になってからでした。

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それまでは適度に買い物。焼きたてのもみじ饅頭は表面がわずかに堅く、香ばしさと記事の柔らかさ、餡の甘さが最高でした。この出来立ての美味しさを知ってしまったら、お土産に買うのが逆に憚られるほどでした。

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お昼頃、潮がいい感じに満ちてきたので、いよいよ参拝。境内では梅が咲いていました。なんでも、すでに東京では桜が開花したそうで……。

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横から見た神社。先の日記で述べたように「御神体である宮島に神社を建てられない」と海上に祀ったのがそもそもの始まり。なので、フランスのモン・サン・ミッシェルや英国のセント・マイケルズ・マウントと同じく「海上神殿」に位置づけられています。

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内部の回廊は水をたたえており、より一層「海の上」ということを意識させられます。

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舞台からみる本殿。この対称性の美しさはため息が出ます。

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逆に、本殿から舞台方面を見たもの。建立されてから1400年以上の時が流れているのに、しっかりと維持されている伝統の重みを板の輝きに見ました。

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境内と大鳥居。どんな台風が来てもそのたびに再建する、そんな先人の努力の元、今もこうして見られるのは、とても有難いことです。

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能舞台の向こうに現れる大鳥居。満ち干きが激しい9月ごろは、通路がヒタヒタになるぐらいまで水井が上がるようで、またその風景を見たいものです。