登山列車、ゴンドラ、ロープウェイ、ケーブルカー、バスと様々な移動手段を用いて到着した氷河の終端。そこでの移動手段は人力によるものでした。

P6264905

木漏れ日が差す林道を抜け、オーバラー・グリンデルワルト氷河へ歩いて行きます。その林道を抜けて、目を疑いました。

P6264915

岸壁……いや、断崖絶壁の階段です。なんと890段! 東京タワーの大展望台までの高さを階段で上るわけです。

P6264920

それも、鉄骨なんていう無粋なものではありません。木製です。段差も均一ではないあたりが恐怖を倍増させています。「諦める」って考えはその時ありませんでした。心を無にして一段一段を踏みしめていきます。

P6264923

ですが、途中の光景は嫌でも見えてきます。「ぞっとしない、ゾッとする風景」という奴です。

P6264926

どこまで上れば、その先にたどり着けるのか…… 精神力の戦いです。

P6264928

高度は更に増していきます。グリンデルワルドの山小屋が建ち並んでいるのがハッキリと見えます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ようやく、階段を登り切りました。こんな所にも山小屋があるのは「流石」と言うべきでしょうか。(物資の運搬は人力ではなく、ワイヤーを用いた物だそうです)

P6264934

890段を登ったものの、氷河の終端を拝むにはこの岩山を歩く必要があるようで……。

(続きます)